このマッシュルームを私はこの国に来て始めて知った。
春を告げるこのマッシュルームは "Morel" と呼ばれる。
一年に一度、この季節にしか取れない事から非常に貴重がられている。
この地域で1パウンド(450グラム)$15し、
シカゴ近辺では 何と 1パウンド $50から$60するという。
調理はバターで炒めたり、
小麦粉をからめて フライパンで焼いたりして食べる事が多い。
今ひとつこのマッシュルームの美味しさが私には分からない。
椎茸のほうがずっと濃くがあり美味しいと思う。
そして このマッシュルーム狩りに Morel Hunter があちこちに現れる。
自称プロのモレルハンター事ラニー君。
この夜 うちに突然現れ、その日の収穫を見せに来た。
5パウンド以上のモレル マッシュルームがビニール袋に入っていた。
中にはこんなに大きなサイズの物(写真上)もあったので
さっそく写真を撮った。
それにしても マッシュルーム狩りに
なんで こんな格好までしてるんだろうと不思議に思ったので聞いてみると、
”Wood Tick(ダニ) に刺されない為だよ。”と、、、。
私が思うに彼は人の土地でマッシュルーム狩りをしている為
見つからないようにカモフラージュしているとしか思えない。
私は彼に つい 言いにくい事も言ってしまう。
彼は訳があって5才までいろいろな家庭を点々とし、
この町のある写真家の家族に引き取られた。
そんな彼の生い立ちに共感するものがあるせいかもしれない。
’親しき仲にも礼儀あり” 少し口を慎んだ方がいいようだ。
意地悪ばあさん しているからなあ、、、。
この写真は彼の強い希望で 載せる事になりました。
ガールフレンド募集中!!
と言う事ですが、お勧め品ではありません。
おまけ
味は今いちのモレルだが、この形が好きで作り物を庭に飾っている。
遠くから聞こえて来る犬の声に舌を
ペロペロするけいちゃん