冬時間になってから陽が落ちるのも早く
7時も過ぎると 辺りは真っ暗。
治安が悪いと言うその区域に
ぽつりぽつりと立つ店の明かりも
店の窓やドアに張られた黒い鉄格子で
どんよりしている。
その区域を無事脱出し ^^
ビルが立ち並ぶ通りに
劇場を見つけた私達は
幸運にも路上駐車の空きもゲット
明るいネオンライトのサインがかかった
その劇場に歩いていくと
高齢の黒人ドアマンが大きな笑顔で
私たちを迎えてくれた。
ドアを潜り抜け
身体チェックに
バッグの検査をされたあと
入口近くにあるバーへ、、、。
ビール1本8ドル (800円) と
田舎暮らしの私たちには高め
内装の豪華さに 呆然と見入りながらも
女性の服装チェックもしっかりする自分 ^^
思ったよりカジュアルで
なんて言うか、全体の雰囲気からして
田舎くさい方たちが多かった。
それと意外だったのは
黒人の観客が1-2%ほどしかいなかった事
”ブルースなのに従業員以外は
黒人の人がいないね。” と
隣の席に座っていたバッキーの肘をついて
私が言うと
”俺たちもそれを話していたんや
まるで スタックカーレースにでも来たみたいや って、。”
"スッタクカーレース ? 一体どんな関係があるの?" と
質問すると
多くの黒人の人たちは
カーレースなどのスポーツを好まない と言う。 ( ふーーん)
私たちの席は二階だったが
中央に位置し見晴らしは良かった。
ただ ステージのすぐ前に並ぶ席では
バディー ガイとのアイコンタクトの中
コンサートを楽しむことが出来るので
お金を余分に支払っても
その価値はある、、、と
後で話した事だ。
オープニングアクトは
90年代 ティーンでデビューしたジャニー ラング
彼が17歳の時に
娘を連れコンサートに行ったことがあり
彼のミュージックにも大きな期待をしていた私たち、、。
素晴らしい演奏、、、でした。
YouTubeで見つけたこのビデオは
野外コンサートのものだが
グレーのシャツを着た若い男性が”ジャニーラング”
派手なシャツを着ているのは
ローリングストーンズのギターリスト ”ロニー ウッド”
勿論 真ん中はバディーガイ