ホテルの部屋に着くや
お腹が空いてきたので
バッキーとジェイク君が
その辺で何か買ってくる事になった。
"イジーも来る?" と
ジェイク君に聞かれた私は
"私はシャワーでも浴びて
寝る準備をするわ。" と
伝えた。
すでに 夜中の一時を回っており
老体にはきつい時間帯であり
何より
この厚化粧を一刻も早く落としたかった。
そう私が答えたにもかかわらず
鼻がくっつきそうになるほど
近ずいてきて
"僕たちが外に出たら
あちこち寄って
1〜2時間 帰って来ないかも知れないよ。" と
言うジェイク君は
私の心の中でも知ろうとするかのように
ジーーーーと私の目を見て言う。
(たとえ 二人が朝まで帰ってこなくとも
アイ ドン ケアー
早く寝たいんじゃ わたしは、、、 )
と 思った私は
同じ返事をした。
後になって
その時のジェイク君の行動が不思議にも思われ
ハタと考え込んだ。

ジェイク君には バッキーの他に
この夏頃から 仲良くなった20代のC君がおり
最近 二人は週2回ほど
飲みに出かけている らしい。
C君には
2歳になる子供がおり
その子の母親である
20代初めのSちゃんと
同棲生活を送っている。
仲睦まじいカップルと思っていたこの二人が
只今 危機を迎えており
Sちゃんは自分のアパートも探し始めているとの事、、。
”S子は俺を すげー 嫌ってるんだ。” と
困ったように言うジェイク君は
二人が別れる事になったのには
自分にも責任がある ように
感じているのかも知れない。
それがあって
この夜、 遅く帰宅することで
私の機嫌が悪くなったら、、、と
心配したのでは、、と
想像する。
確かに 20代の頃は
そんな事でバッキーに
文句を言っていたようにも
記憶するが
その時の自分の気持ちさえ
60女には もう理解できない、、、。
そのせいか
C君とSちゃんが つまらない事で
意地を張り合ってる ような気がしてならない、、、が
私が口出す立場でもない、、、。