去年の夏、
キャンピングに一緒に行った20代のカップル
仮名セーラとコリーはその頃から
家探しをしていた。
セーラの母親 仮名ミッシーは
バッキーが働く会社の店の従業員。
ある日ミッシーから
私たちの家が
いくらで売りに出されるのか、
訊かれたバッキーは
最低限必要な値を彼女に伝えた。
その値を知ったセーラが
興味をしめし
カーペットを敷く作業が行われていた最中ではあったが
セーラに家の中を見せた所
翌日
クロージングなどの経費の半分を
私たちが支払ったら
喜んでその値段を支払う と言う
テキストメッセージが
コリーからバッキーに送られて来た。
、、、となると
最低限の値から
2-3000ドルが差し引かれた値で
売られることになる、、。
最低限の値から落とせない私たちは
その気持ちをカップルに伝える事にし
駄目なら 不動産を通して
家を売りに出そう、、、と言う事で
その夜は話を終えた、、。
話を終え ベッドに入って
あれこれ考え始めた私の頭の中は以下
バッキーが伝えた最低限の値は安すぎはするが
不動産を通すと
コミッションとして約6%が取られる事から
満足する値段プラス6%にすると
買い手を見つけるのに 時間がかかる事
オープンハウスの度に
家の掃除をしたりと 手間がかかる事
バッキーは仕事で忙しいし
平日アイオワで暮らす私は
その手伝いが出来ない、、。
そして彼らが 友人である事もあり
最低限の値段でもいいか と
欲張りばあさんは やっと
納得し始めた、、、。
次に考え始めたのは
カップルにはキャッシュがない為
クロージング他にかかる費用の半分を支払って欲しい
という 申し出をして来た確率は高い
それなら
私たちがクロージング他にかかる費用(約5千ドル)を
全額支払い
家の値を
最低限の値プラス5千ドル にしてはどうか
と
翌朝
バッキーにテキストメッセージを送ったら
”まずは いろいろ計算して考えてみる。” と
短いメッセージが
バッキーから送られて来た。
続く