あちこちの高校で プロム と呼ばれるダンスパーティーが
催されているこの頃
バッキーが働く会社で
そのダンスパーティーのケータリングをする事になり
土曜 そのお手伝いに行って来た。
日本にはない プロム だが
ニックママがジュニアイヤーとシニアイヤーに (高校3,4年生)
参加していたので
それ自体に驚く事はなかったが
その会場となった宴会場には目を見張った。
その街で
農業をされるある男性 仮名 ピートさんが
バーンとサイロの形に建てたそこは
バーンは宴会場に
サイロは宿泊所として使われているが
どこにでもある宴会場とは違い
バーンは吹き抜け?の4階建て、、、で
内装は こんな感じになっており
壁は店でも立ち並ぶように作られ
どこも
アンティーク品で飾られている。
そして2階から4階には
ピートさんのコレクションである
アンティークカーが20台以上並ぶ。
その中には彼が高校時代に乗っていた車もあり
そこにはちょっと悪ガキだった
高校時代の短いストーリーが記されていた。
現在 70代になられるピートさんにとって
高校時代は懐かしい思い出でもあるのだろう。
又 ここを通して
青年たちに
彼の愛と情熱を伝えたい想いも深いのだろう。
この宴会場は
普段 5000ドル(50万円)で貸し出されているが
高校のプロムには
600ドル (6万円)しか 請求しないと言う。
ここにはキッチンがないので
グリルを持ってきて
会社の男性軍はリブアイを焼き バッキー
他の料理もまじえ
会食はバッフェスタイル、、。
食事が始まって暫くした時
チェックのフラノシャツを羽織った高齢の男性が
会場に入って来た。
若い高校生ばかりの中だったこともあり
その男性の姿が浮き彫りになり
私の目の中に飛び込んでくる。
誰に声をかける事もなく
下向き加減に
さっさと 歩く彼の後姿が
妙に印象に残った、、、ら
その男性がこの建物の持ち主である
ピートさんである事を後で知った。
高校時代の悪ガキストーリーから
想像もつかない
無口でシャイな ピートさん、、、だった。