家を売る件での話を
"家の買い手が出てきたが”その1
”買い手との交渉”その2
”買い手が家にやって来た”その3
、、、と続けています。
今回は その4”買い手が笑顔になったのは、、”






ウキウキしたセーラと
むっつりしたコリーが

セーラの踊るような声が
居間に座っていた私にまで届いてくる。
キッチンとリビングの間の壁を
押し倒すようにして
”この壁を取り外して
オープンにしたら素敵になるわ” と
言うセーラは
”This house has so much potential ” と
キッチンから顔をのぞかせ
私に向かって言う、、。
二人がメインフロアーと地下室を見た後
”庭を見て回って来るわ。” と
セーラが言った時
タイミング良く バッキーが帰宅、、。
4人で外に出た。
この住宅地にあるゴルフ場のオーナーが
私たちの家の敷地内に
カートの通り道


年600ドルが支払われる事になっているが
既に
その話をバッキーから聞いて知っていたコリーが
確かめるように
その話を持ち出した。
”今年の分はもう支払ってもらっているから
家の名義を変える決算の日に
手渡すよ、、。
アッそうだ
1年間のメンバーシップも付いて来た。” と
バッキーが財布からそのメンバーシップカードを
取り出すと
嬉しそうに目をやる コリー、、、

やっと笑顔になったコリーは
どうも ゴルフが趣味のようだ、、。
そんなコリーの様子に
セーラも嬉しそう。
”私たち それは多くの家を見て来たのよ
家の中を見たのは12件以上で
家の傍までドライブしたのは その倍はあるわ。
写真では 素敵に見えても
実際目にすると
そうでないものばかりだったの。” と
そうセーラに言われると
嬉しい気持ちと一緒に
(やっぱり もうちょっと高い値にしても良かったんだ。) と
バッキーを責める気持ちが
ちらりと起こりもした、、。
私が希望する家の値段を
バッキーに伝える度に
”欲張り!" と
罵るかのように言い
この地域で売られている家の広告を
私に突きつけ
”この家にはそんな価値はない” と
強く主張するので
”どうでもいい 勝手にして” と
投げやりになっていた私だ。
そんな時も冷静を保ち


などのアドバイスをすれば良かった、、、と
自分の行動を反省もする。
、、、で この夜 買い手と決めた事は
まずは 彼らが弁護士を雇う事
その連絡を待っているこの数日だ。
”今週の木曜日まで 連絡がなかったら
俺からコリーに連絡を入れる。” と
バッキー
この話は 何か進展があった時に
又 続けますね。