寿司子 (中国人)はフルタイムで寿司を握るほか
休日は町のネイルサロンでも働いているのだけれど
最近 そこを辞めモールにあるネイルサロンに移った。
その理由を訊くと
街のネイルサロンのオーナー、、、ツメ子(中国人)は
9時から8時まで働く従業員に50ドルしか支払わず
税金の申告をする為のフォームを従業員に手渡す1月になって
”皆から差し引いた税金が少なすぎたので
その分を現金で支払ってもらう。” と
言い出した事が原因のようだった。
”給与から税金を差し引いているのに
後になって勝手な事ばかり言うから 辞めたの。” と
寿司子がカッカカッカして話す事もあり
私もそのツメ子にムカついてきて

仕事中にもかかわらず、
二人でツメ子の悪口ばかり言い合っていた、、、
そして寿司子が最後に
”あの女こそ 本当の中国人よ。
分かるでしょ” と言って
ニタニタ笑う。
、、、というのも
数日前に ”ずるくてがめつい中国人” の事が話題になったからだ。
アメリカでは毎年車両登録を更新する必要があり
それにかかる費用が州によって違う。
アイオワ州の住民であるのに
アイオワより費用が安いすぐ隣の
イリノイ州やウスコンセン州(Wisconsin))に住む友人の住所を使い
それで登録する中国人が多いらしく
それを当たり前の事のように
職場の中国人たちが考えている事を知り
驚いた私が寿司子にその事を確かめたのだ、、。
”ワタシ シナイよ” なんて
寿司子は言っていたけれど
まんざらでもなさそうではあった、、、。

因みに イリノイは年100ドルちょっと
ウスコンセンは75ドル
オハイオ州になると 何と35ドルかそのぐらいらしい。
そうそう肝心のアイオワ州、、、
この州は車の年代で値段が違い
新しい車だとその分高くなるらしい
寿司子夫は400ドル近く支払う事に不満を持っていた。
それなら 古い車を運転しなさい、、、ですよね。

ネイルサロンの経営者ツメ子の件は
落ち着いて考えたら

チップをもらう職業だと時給が安くなる事は起こりえる。
税金については良く分からないけれど
騙そうとしている訳ではないだろう、、。
