3月17日はバッキーと2歳、、、
正確には1歳と10ヶ月違いの義理妹 リタの誕生日。
赤やピンクに
店が染まる2月のバレンタインの日が終了するや
3月17日のセントパトリックの日のお祝いに


どの店も緑色に早変わりするから
彼女のバースデーだけは忘れることがない。
私たちより数ヶ月早く結婚をしたリタ夫婦とは
アメリカで住むようになった頃
時間を共に過ごす事が多かった。
彼らのハウスパーティーに集まる人達は
美男美女が多く
日本から来たばかりの私には
まるで映画スターのようにうつったっけ、、、。、。(うっとり)



音楽を聴くだけでなく見ながら楽しむMTVが始まった頃で
テレビのスクリーンにはミュージックビデオ
スピーカーからはロックミュージックが
ガンガン鳴る中でのパーティーは多かったなぁーー。


アメリカの生活にまだまだ慣れていなかった私には
そんなパーティーを心から楽しむ事が上手く出来ず
そんな不満から
バッキーと喧嘩になる事も多かったような気がする。
ガラスの哺乳瓶でドライバー席のバッキーを殴ったり、、、、

赤いワインをぶっかけたり、、、、

言葉で上手く表現できなかった分 暴力にでた自分、、、、
何をそんなに怒っていたのかが記憶にないけれど
そんな行動をとった自分は
肩越しに振り向くだけで そこにいる。
派手に自分の不満を現す事もあったけれど
それでもほとんどの不満は内に秘め

一人もがいていた。
まあ 自分で勝手に創り上げた
不満の洞窟 だし、、、。





ちょっと待てよ そうやって
ほとんど自分のせい にし
その時の怒りや悲しみなどの感情を
押し殺していた事は多かっただろうなぁーー。






リタの誕生日に皆が集まる事になったので
ささやかなギフトとケーキを用意した。
ギフトは Solar Glass Flower Garden Stake

こんな

真っ暗な夜もフラワーガーデンはキラキラ、、


そうしてバッキーは
家族に約束したように
コーンビーフとキャベツのシチューを作った。

あちこちでレシピーを調べ
それら一つ一つのリビューも読み
十分時間をかけて作ったシチューには

Killian's と言うビールもたっぷり入っている。
バドライトで私が作るのと違って
コクがあり美味しかったけれど
この日それを食べた人が少なく
未だ首を傾げる、、私だ。なんでぇーーー


この料理を見て一番喜んでいたのは
この日ビデオ通話で話をしたカリフォルニアにいる義母だった

アメリカに来たばかりの私に
この料理を紹介してくれたのも義母だ。
そうして
毎年リタの誕生日が来ると
この料理を私の所まで持って来てくれた、、、。



セントパトリックの日は
皆が緑色になってどんちゃん騒ぎをする様と一緒に
そんな温かい思い出も連れて来る。


