若葉の綺麗な春になると道路の舗装工事があちこちで始まる。
イリノイの街から職場のあるアイオワの街までの田舎道でも
その工事がスタート。
片側一車線の道路なので
5-10分の待ち時間を取り
対向車数台と交代でパイロットカーに誘導され移動する。
ゆっくりと移動しながら
目の前に広がる新緑の若葉に見入ってしまう。
この道は秋の紅葉も綺麗だけど
5月の若葉は命を感じさせエネルギッシュ
コーヒーを飲みながら運転する私は
職場に着くやトイレに走る日は多い。
従業員が使う職場の洗面所は客も使う所で
そこには3つのトイレが並んでいる。
そのうちの一つは
車椅子も入り、
乳児のおむつを変えるテーブルも壁に設置され広い。
その洗面所には手洗い器が二つ並び
トイレを済ませた私は
もう一人の人と1メートルちょっとの間隔で並んで手を洗っていると
母娘が入って来た。
娘さんが空いたトイレに入ると
お母さんは外に出ようとされる。
”他のトイレも空いてますよ。” と
その婦人に言うと
”でも混んでるから貴方たちが手を洗い終わるまで
外で待っているわ。” とおっしゃる。
えっ
この状態でも混んでいる事になるんだ と
そこまで考えていなかった私は
婦人のような感覚で気を付けている方たちの事も考え
コロナ前と違った 混んだ状態 と言うのを
頭に入れておかなくてはいけないと思った。
これって 新しいマナー だものね。