「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

仏事・神事の日

2006-11-12 14:23:35 | 歴史・民俗
 雨が上がったと思ったら木枯らし・・・鼻水タラタラ・・・でまずは早朝、消防団の機関運用訓練、私の担当は第4分団(附馬牛町)。


 今回は油火災での泡消火剤と中継送水を主に実施いたしました。
 団員の皆様、ご苦労様でした。


 消防団の訓練終了後、即帰宅、母親を車に乗せて綾織町の日影集落へ・・・。
 
 本日は母親の実家宅で母親からみれば祖父の50回忌とかで、主な親戚にてお墓参り、それと母親の実家が別当を勤める西風舘八幡様の社を建替えたということで、その神事、まさに仏事と神事が一緒というなんとも慌しい午前中でもありました。

 まずは・・・


 
 母親からすれば祖父、私からすれば曽祖父の50回忌ということで、母方の叔父、叔母、それと大叔父、大叔母等でお墓参り、既に菩提寺(大慈寺)の和尚さんからは数日前に拝んでいただいたとかで、我々のみで墓参り・・・。



 檀那様の文字が見えると思います。これ母親の実家の屋号です。
 檀那様・・というなんともいえない屋号、遠野南部家時代は武士の家系で綾織の新里、この地に住んでいたことから明治維新後は地域の農家の皆様から檀那様と呼ばれていたとかで、そのまま屋号になったそうです。

 10時から仏事、今度は新しく建替えられた八幡社の神事・・・。







 工藤宅(母の実家)裏山に鎮座している西風舘八幡、母親の記憶によると萱葺屋根の造りで、出征する若い兵隊さんが家族でお参りする姿や初詣に参拝する人達の姿がかつてはみられたそうですし、後に萱葺をトタン葺きに・・・そして今回の建替えとなったようでもあります。

 この場所は阿曽沼時代の中世城館跡の一角でもあり、何度か私も足を踏み入れておりますが、社は扉はなく、だいぶ痛んでおりましたし、誰も最近は来た形跡がないほど周囲も荒れておりました。(西風舘)

 昔は西風舘の舘神様だったと思いますが、こうして復興したこと、喜ばしいものと思います。

 
 11時30分、親戚をはじめ地域の方々が集まり、宮司様も到着されて、いよいよ神事・・・。





 ちなみに宮司さんは石上神社の宮司さんでした。

 午後は、地域の方々は大根城下の集落公民館で直会兼秋仕舞会、家の方々、親戚は工藤家で直会兼法事の会食・・・神仏習合とはこのことか・・・・今回は一家から一人とのことで、母親の実家でもありますから母親が最後まで出席、私は取材のみで帰宅いたしました。


おまけ・・・

今回のお宅は・・・



大根、茄子のシャチホコのお宅・・・・画像はその裏側から・・・。

猫のごんべえ


 ♂猫・・・御歳いくつになるのだろう・・・10歳は確実に超えておりますが、15歳も過ぎているかもしれません。
 かつては地域の大ボスとして君臨しただろう風貌がありましたが、今日見たら身体はかなり小さくなり、弱々しく動きも遅い・・・・しかしたまに庭の池の鯉やら虹鱒を捕まえて食べているとか・・・我家のネネとは鍛え方が違うようです。

 何年か前、ごんべえは半家猫でもあり、家の中も自由に往来できたらしいが、従兄弟が飼っていたハムスター二匹を食べてしまったとかで、家族のひんしゅくを買い、以来外猫となった由・・・・。

 
コメント (12)
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