来年(2006年)は、作曲家モーツァルトの生誕250年です。
モーツァルトの音楽と人間性のギャップの大きさは、映画「アマデウス」に描かれたとおりだと思われます。それを証明するものとして「モーツァルトの手紙」(岩波文庫)という本があります。これは、モーツァルトが残した200通余りの手紙を記載したもので、その多くは父親に宛てて書かれています。モーツァルトの人間性を知るには貴重な資料ではありますが、読むと意外と退屈してしまう内容です。(研究者やファンには面白い内容だと思いますが)
彼は、スカトロ嗜好もあるようで、その類の曲も作っているようです。写真の部分は、いとこに宛てて送った手紙の部分ですが、この本で一番面白い記述です。しかし、翻訳者はこの部分を訳すのに苦労したかも。脈絡の無い、臭い話ばかりなのですから。