2011年予想の結果発表。
今年の1月2日に関心項目の予想を行いました。1年経ってみて、結果を振り返ると、、。
○:1月2日に予想した内容。
●:結果
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○自衛隊次期戦闘機
何も決まらないでしょう。何年も前から取り上げてきたこの話題にもさすがに飽きてきました。アメリカに配慮して、F-18スーパーホーネットあたりで落ち着くと思いますが、どうなんでしょう。年末にニュースになった無人偵察機の導入は現実味があると思います。こちらは是非進展して欲しい。
●F-35に決まりました。という事で予想はハズレ。今回ばかりは先送りせずに決まりましたが、内容はやや心許ない感じ。次の関心事は、予定通り納入できるかどうかです。たぶん無理だと思いますが、、。
野球
○イチロー選手の11年連続200本安打
ケガが無ければ、問題なく達成するでしょう。
200本安打の継続は大変な記録ですが、1年目に200本安打を達成し首位打者になった時や大リーグ記録を破った時のような感動があると良いけれど、それは贅沢な希望です、、。
●残念ながら予想はハズレ。
今年は好スタートを切ったのに突然の大スランプに陥ってしまい、その後も固め打ちできずにシーズン終了。イチロー選手のこの結果には、様々な憶測が飛び交いました。年齢による体力低下、視力の低下、モチベーションの低下、打撃フォーム改造の失敗等。しかし、松井選手やマイケル・ヤング選手は、投手のレベルアップが原因という説を主張しています。球種の増加や配球の工夫で、著しくレベルアップしているそうです。研究され尽くされたイチロー選手が、それに対応できなかったのが原因というのは納得できる意見です。来年は、それを跳ね返して頑張って欲しいです。200本に拘らず、是非クリーンナップで活躍するイチロー選手を見てみたい。
○松井選手
新チームに移り、ヤル気が感じられます。今年は是非30ホームランを期待したい。
●予想はハズレ。
前半は監督の采配に悩まされて、出場試合が少なかったのが残念でした。試合に出ないことにはどうしようもない。来年のチームが決まっていませんが、できればDHでも出場できるア・リーグのほうが良いでしょう。
○松坂投手
ケガが多いのと投球内容が不安定なのでそれを改善できれば、15勝くらいはできると思います。レッドソックスでの存在感が無いので、果たして登板機会を与えてもらえるかどうか、、。
●好スタートを切ったのに、怪我で離脱。最悪のシーズンでした。予想は大ハズレ。来年もシーズン初めからの活躍は難しそう。再来年は日本に復帰でしょうか。
○斉藤投手、高橋投手、上原投手
セットアップ、クローザーとして年間を通じて活躍できれば、そこそこ実績を残せるでしょう。オリオールズで優勝して号泣する上原投手を見てみたいですが、やっぱり優勝は無理かな。
●だいたい当り。斎藤投手のプレーオフの活躍は見事でした。与えられた機会に全力投球するモチベーションの高さを感じました。ドジャース時代から大好きなピッチャーですが、ますます好きになりました。高橋投手は、前年に対してやや目立たない感じ。上原投手は年々良くなってきて、トレードでレンジャースに移籍しました。シーズン中は良い活躍を見せましたが、プレーオフは3試合連続ホームランを被弾してやや印象が悪くなってしまいました。号泣せずによく我慢しました。
モータースポーツ
○小林可夢偉選手
更に上位のポジションで今年の活躍を期待したいところですが、意外とライバルにマークされて厳しいシーズンになるかもしれません。今年は是非表彰台に乗って欲しいと思います。
●前半は好調でカナダでは表彰台寸前まで行きましたが、その後はリタイヤ続き。よく頑張っていたと思いますが、結果に結びつかずやや停滞気味の1年でした。予想は、やや当りという感じでしょうか。モナコのオーバーテイクが今年のハイライトでした。まあ当りかな。
○佐藤琢磨選手
アメリカのレースにも慣れて、ロードコースでは上位に来ることがあると思います。オーバルは相変わらず厳しいか。インディ500で見せ場を作って欲しいです。
●予選でポールを獲るところまで来ましたが、レース結果はいまひとつの1年でした。見せ場は作っているようですが、、。当りでしょうか。
○F1
F1は、今年上位ランクのメンバーによるチャンピオン争いになると思います。
ヴェッテル選手、ハミルトン選手、アロンソ選手の3人が候補ですが、実力が拮抗しているので車のパフォーマンスと信頼性がポイントになると思います。速さでは遜色ないロズベルグ、クビサがどこまで迫れるか。
●ヴェッテルが独走して、予想は大ハズレ。クビサは欠場。他のドライバーは「2位選手権」を争う1年でした。オーバーテイクが増えてレース自体は面白いけれど、肝心のチャンプ争いが退屈でした。来年はこんなシーズンにはなって欲しくないです。
○電子書籍
昨年は日本における「電子書籍元年」と呼ばれ、多くの端末が発売されました。しかし、コンテンツの少なさや著作権の問題等もあるようで、おそらく雑誌やマンガ、ビジネス書、小説あたりから普及が始まると予想しますが少し時間が掛るかもしれません。
携帯小説が下火になるのと、電子書籍の比率が増えてくると「アンチ電子書籍派」の人達が登場するでしょう。(と言っても、今までの本が好きというだけなんですけど)
●電子書籍は、いまひとつ浸透していないような印象です。スマートフォンやiPadを見ている人はよく見掛けますが、電子書籍を読んでいる人は滅多に見ません。逆に紙の本を読んでいる人は増えたような印象です。日本での電子書籍の普及には、著作権の問題の解決が鍵になりそうです。あとは、日本人の感性の変化も必要かもしれません。電車で電子書籍を読んでいる人も、周りの目が気になるのか少し恥しそうな雰囲気。読書に没頭できる環境も必要かも。
○映画
3D映画が続々と制作されるでしょう。昔流行ったパニック・ムービーが3Dになってリメイクされるかも。あとはホラーの3Dが公開されるかも。映画と現実の違いが無くなりかなり怖そう。映画だと思って見ていた幽霊が実は現実だったりして、、、。
●3D映画も続々と公開されていますが、それほど話題になっていないようです。当たり前になっているのか、敬遠しているのか。確かにあの3Dメガネを掛けるのは億劫なんです。ということで、3Dは料金も高いし、3Dメガネが嫌いなので、普通の2D作品を見るようにしています。こちらのほうが違和感が無くて良い感じ。
競馬
○牡馬
牡馬のスターホースの登場は、今年も期待薄。当然、クラシックは波乱の展開に。
●予想は大ハズレ。オルフェーヴルという久し振りの三冠牡馬が誕生し話題になりました。昨年の今頃は、2歳FSの結果を基に予想していたので、この馬が急激な成長を見せるとは思いませんでした。来年はどうなるでしょうか。
○牝馬
牝馬は阪神JFを勝ったレーヴディソールの牝馬三冠が期待されますが、意外な伏兵が登場するかもしれません。天気次第で波乱があるかも。
●レーヴディソールは怪我のため期待ハズレ。伏兵は登場しましたが、やや力不足の印象でした。
○古馬
ブエナビスタの今年の海外挑戦に期待したい。ドバイWCで勝てるかも。
●ブエナビスタは、昨年と違ってやや不調。それでもジャパンCに勝って、今年も最強牝馬であることは証明しました。ドバイに挑戦しましたが、下馬評は高かったものの、末脚がやや鈍って3頭の日本馬の中ではシンガリ負けでした。有馬記念後に引退し、彼女の時代が終わりました。もう少し勝てたと思いますが、ややツキが無かったけれどとても印象に残る良い馬でした。
結果を見ると、予想がハズレっぱなしの1年でした。競馬と同じで、先を読むのは難しい。
果たして来年はどうなるか?