チャンピオンズカップの傾向分析です。競馬最強の法則から。
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●厩舎・騎手
関西馬と関西所属ジョッキーが優勢
●年齢
軸馬としての安定感なら5歳馬の人気サイドがベター
●馬体重
勝ち切るのは大型馬だが馬体増は惜敗につながる
●ローテーション
主流は4つの重賞からの臨戦。騎手の乗り替わりは割引材料
●前走内容
前走1〜2番人気かつ連対が、ここで勝ち負けする条件
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本日、出馬表が発表され、昨年の覇者ゴールドドリームが回避して
15頭になりました。3歳馬ルヴァンスレーヴとの対決を楽しみに
していたのですが、とても残念です。
ここはJBCクラシックを勝ったケイティブレイブに是非頑張って
もらって、面白いレースを見せて欲しいと思います。
今回は、シンプルに傾向分析に従って予想するつもりです。
先週の土曜日の京都12レースで、昨年のPOG指名馬エントシャイデンが
勝って準オープン昇格を果たしました。
新馬戦を勝った後の成績がいま一つで、POGのポイントには全く貢献して
くれなかったのですが、POG終了後に連勝してやっと成長してきました。
POGは、馬を所有できない競馬ファンがオーナー気分を味わうゲームですが、
長くやっていると、自分が指名した馬に段々愛着が湧いてきます。
時々、自分の指名馬がその後どうなっているか、調べてみることがあります。
古馬の現在の所有馬(のつもり)は、15頭。でも、5年前に指名した馬で
残っているのは、わずか1頭。競走馬の世界は厳しいと感じさせられます。
ちなみに、現在の「仮想」所有馬は以下の通り。
(3歳)
サトノソルタス 500下
ブレイニーラン 500下
タニノフランケル オープン
ディープインラヴ 500下
エントシャイデン 1600万
(4歳)
ダブルバインド 500万
アドミラブル オープン
ホウオウドリーム オープン
フローレスマジック オープン
ヴィニー 500万
サングレーザー オープン
ウインブライト オープン
(5歳)
フォイヤーヴェルク 1000万
ロイカバード 1600万
(6歳)
クローディオ 500万
POGで指名した中で最強だったのは、2014年のダービー馬ドゥラメンテ。
古馬になってからも活躍を期待したのに、早々に引退したのが残念です。
4歳がなかな優秀で、今後も期待できそうな感じです。
最もG1に近そうなのは、サングレーザーでしょうか。是非頑張って欲しい。
POGで指名した縁で、古馬になってからも引き続き応援したいと思います。
今週は、チャンピオンズカップ。現時点の登録馬は以下の通り。
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第19回 チャンピオンズカップ(GI) 第1回特別登録 19頭
サラ系3歳以上 (国際)(指定)オープン 定量 1800m ダート・左
アスカノロマン 57.0
アポロケンタッキー 57.0
アンジュデジール 55.0
インカンテーション 57.0
ウェスタールンド 57.0
オメガパフューム 56.0
クインズサターン 57.0
ケイティブレイブ 57.0
ゴールドドリーム 57.0
サンライズソア 57.0
サンライズノヴァ 57.0
センチュリオン 57.0
ダノングッド 57.0
チュウワウィザード 56.0
ノンコノユメ 57.0
ヒラボクラターシュ 56.0
ミツバ 57.0
メイショウスミトモ 57.0
ルヴァンスレーヴ 56.0
地方馬、外国馬
パヴェル 57.0
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このレースも注目の3歳馬が出走します。7戦6勝で、既にダートG1を
3勝しているルヴァンスレーヴに大注目です。先月行われた南部杯で
昨年のチャンピオンズCを勝ったゴールドドリームに勝利していて、
1番人気になることは間違いないと思います。
中京でどんな走りを見せてくれるか期待したいと思います。
残念なのは、昨年2着に頑張ったテイエムジンソクが参戦しないこと。
今年も参戦してくれると思っていたので、正直少しテンションが下がりました。
まあ、それはともかく大接戦の面白いレースに期待したい。
できれば、日本人騎手に頑張って欲しいけれど、今週も外国人かな。
昨日のジャパンカップは、アーモンドアイというスターホース誕生に沸いた一日でした。
今年の凱旋門賞でエネイブルが連覇した時に、日本にはジェンティルドンナ以来、
久しく女傑が現れていないと書いた記憶がありますが、ここで凄い女傑が現れました。
3歳でこのパフォーマンスですから、今後に期待も膨らみます。
早くも来年のドバイや凱旋門賞への参戦が話題になっていますが、この先も順調に行くか
どうかは判りません。年内は出走しないそうなので、とりあえず休養してアクシデントなく、
来年のシーズンを迎えて欲しいものです。
しかし、アナ党にしてみれば、受難とも言えるスターホースの誕生です。
これほど強い馬が参戦するG1は、当然過剰人気となって配当的な期待は低くなります。
アナ党は、アーモンドアイが出るG1は見るだけ、、或いは、アーモンドアイを三連単の頭で
買って、2,3着の波乱に期待するという競馬の本筋から外れた買い方しかなさそうです。
いずれにしても、アーモンドアイが出るレースは、アナ党にとってはあまり面白くない
G1になることは間違いないと思います。
個人的には、あと2,3頭くらい同じレベルの馬が現れて、アーモンドアイと競り合うような
レースが見てみたい。2着に入ったキセキも、馬場が少し渋ればもっと強さを発揮するかも
しれないし、今回参戦しなかったダービー馬レイデオロ、ワグネリアンとの対決も見て
みたい。(ルメール騎手は、レイデオロとどちらを選ぶのかな?)
もしかすると、今年の2歳に、更に凄い大物が現れるかもしれない。
今後、そのあたりの対決を楽しみに待ちたいと思います。
ジャパンカップは、1番人気のアーモンドアイが優勝しました。
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東京11Rで行われた第38回ジャパンカップ(3歳以上オープン、GI、
芝2400メートル、定量、14頭立て、1着賞金=3億円)は、
C.ルメール騎手騎乗の1番人気アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)が
好位追走から最後の直線で逃げ粘るキセキを交わして勝利。
2分20秒6(良)の大レコードVで牝馬三冠馬の力を見せつけた。
1馬身3/4差の2着には先手を奪ったキセキ(4番人気)が粘り込み、
さらに3馬身半差の3着にはスワーヴリチャード(2番人気)が入線。
連覇を目指したシュヴァルグランは4着に敗れた。
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アーモンドアイの強さは別格でした。これまでの記録を1.5秒も縮める
圧倒的なコースレコードで快勝しました。
外枠からの発走が多く、内枠で包囲されることが心配でしたが、
スタートも良くて「前が壁になる」こともなくマイペースで運んで、
前を走る1頭だけを差し切るという完璧なレースでした。
前でも良し、後ろからも差せるスーパーホースの誕生で、来年のG1はこの馬を
中心に廻っていきそうです。
でも、このレースで驚いたのは2着に入ったキセキです。
アーモンドアイがいなかったら「2400mのG1で逃げ切り勝ち」になっていた
ことになります。こちらも従来のレコードを1.2秒短縮しており、しかも
アーモンドアイよりも4kgも重い斤量を背負ってのパフォーマンスでした。
こちらもこの秋に本格化しており、この先のG1が楽しみです。
3着は、天皇賞惨敗のスワーヴリチャードで、上位4頭は全てG1馬。
格の違いを見せつけたレースでした。
ということで、予想の結果は、、
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◎シュヴァルグラン:4着(良い追い込みでしたが、馬券圏内に惜しくも届かず)
〇アーモンドアイ:1着(枠も関係なし。予想以上に強かった)
▲カプリ:11着(高速馬場に全く対応できず。もう来年から外国馬は来ないかも)
△サトノダイヤモンド:6着(頑張っていたけれど、そろそろ限界かも)
△サトノクラウン:9着(高速馬場では出番なしでした)
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「競馬最強の法則」による傾向分析では、天皇賞組への言及が多かったのですが、
今年は2頭しか参戦していなかったため、検討対象に入れませんでした。
しかし、結果を見ると天皇賞組が2,3着に入っており、傾向分析の内容は
間違っていなかったようです。結果論ですが、もう少し信じるべきでした。反省。。。
ジャパンカップの予想です。
今年は、三冠牝馬アーモンドアイの下馬評が高く、現時点でのオッズが
1倍台となっています。少し人気になり過ぎのような気がしますが、、。
傾向分析では、天皇賞組に関する記述が多いのですが、今年は2頭の参戦のみ。
参戦過程が違う馬が多くて、横並びの比較がやりにくい感じです。
ということで、アーモンドアイの動きと展開次第で波乱があるかもしれません。
予想は以下の通り。
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◎シュヴァルグラン(叩2戦目は馬券圏内を外さない勝負強さで連覇)
〇アーモンドアイ(最内枠が気になりますが、末脚勝負で強さ発揮)
▲カプリ(意外に日本の芝が合いそう。前走から2.5kg減も効果有り)
△サトノダイヤモンド(唯一のディープ産駒は外せない)
△サトノクラウン(大穴です。近走不調ですが、東京コースと相性が良い)
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内枠は差し馬、外枠には先行馬が揃っているようです。
アーモンドアイは、内枠の同型馬に囲まれると不利になるかもしれません。
逆に内枠で楽に追走できれば、末脚は強力なので圧勝があるかも。
スタートで下げて直線で外に持ち出す展開だと、先行の相手関係次第です。
今年のレースは、アーモンドアイの動き次第ということになりそうです。
なので、相手を見ながらマイペースで先行できるシュバルグランを◎としました。
カプリは、日本の速いペースで追走できるか不安もありますが、
59.5kgを背負って凱旋門賞5着の実力を見れば、侮れないと思います。
アナは、サトノの2頭にしました。2人の外国人騎手に期待、、と思ったら、
予想した馬は、全員外国人でした。。。
今回は外しましたが、今年やや不調のMデムーロ騎手が気になります。
明日のジャパンカップを楽しみに待ちたいと思います。
ジャパンカップの傾向分析です。
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●人気
人気サイド+前走好走なのに評価の低いタイプ
「前走好走なのに評価が低く、外国人騎手に“一発 を託された馬」が穴。
●騎手・厩舎
関東の騎手が乗ると勝機激減。外国人騎手+関西馬が中心
●ローテーション
G1勝ちのある天皇賞組かG2勝ちの長距離型か
●前走成績
前走G1で6着以内が基本。天皇賞と凱旋門賞からは巻き返し可
●天皇賞組の取捨
「天皇賞で人気になったが敗れた差し馬」が狙い目
「天皇賞で5番人気以内。後方から差を詰めたが2〜6着に敗れた」
というタイプがいたら、絶対に買っておきたい。
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ジャパンカップは、明らかな傾向があるようです。
鍵は、外国人騎手。今年のG1は外国人に席巻されていますが、
ここでも上位に来ることは間違いないでしょう。
しかし、7人も外国人騎手が参戦すると、外国人が狙いとは言っても
どの外国人を選ぶかで悩みそうです。7人も買うわけにはいかないし、、。
前日にじっくり検討したいと思います。今年は外国馬も強そうです。
女性騎手の負担重量が、永続的に軽減されることになりました。
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女性騎手の負担重量で新制度 by共同通信
日本中央競馬会(JRA)は20日、女性騎手の騎乗機会拡大を図るため、
女性騎手に対する負担重量(馬が背負う騎手、鞍などの総重量)の
減量制度を、来年3月1日から導入すると発表した。
現在、免許取得後5年未満の騎手には勝ち数に応じて負担重量の減量
(最大3キロ)が適用されるが、男女差はない。
新制度では、女性騎手は50勝以下は4キロ減、51勝から100勝までは3キロ減、
免許取得後5年以上か101勝以上でも2キロ減と、永続的に減量対象となる。
重賞を含む特別競走では適用されない。
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来年から女性騎手は、負担重量が2キロ減となるようですが、
正直、今回の改正は少し遅かったような気がしています。
オリンピック種目の馬術競技は男女同格の扱いになっていて、
男女差は無いのですが、競馬の場合、体力・筋力で劣る女性騎手は、
男性騎手に比べるとハンデが大きいと思います。なので、初めてJRAの
女性騎手が参戦した1996年頃に負担重量の見直しを行うべきでした。
何故、今頃?という印象もあります。
理由として、藤田菜七子騎手の活躍が引き金になったのは当然ですが、
競馬ファンが女性騎手を見る目、アスリートとして受け入れる環境が
変わったということかもしれません。
これから女性騎手が多数参戦するようになり、地方競馬のように女性騎手
限定戦などが行われるようになれば、ファンとしても楽しみが増えると思います。
今回の改正が良い方向へ向かってくれることを期待しています。
今週は、ジャパンカップ。秋の東京開催もこれで終わり。
何だか長かったような、短かったような、、。
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第38回 ジャパンカップ(GI) 第1回特別登録 14頭
サラ系3歳以上 (国際)(指定)オープン 定量 2400m 芝・左
アーモンドアイ 53.0
ウインテンダネス 57.0
ガンコ 57.0
キセキ 57.0
サウンズオブアース 57.0
サトノクラウン 57.0
サトノダイヤモンド 57.0
シュヴァルグラン 57.0
スワーヴリチャード 57.0
ノーブルマーズ 57.0
ハッピーグリン 55.0
マカヒキ 57.0
ミッキースワロー 57.0
ミッキーロケット 57.0
地方馬、外国馬
カプリ 57.0
サンダリングブルー 57.0
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現時点の登録馬は、以上の16頭ですが、マカヒキ、ミッキーロケットが
回避という噂が流れているようです。ダービー馬レイデオロも
ワグネリアンも登録前に回避して、何だか寂しさを感じるメンバーに
なってなってしまいました。それでもG1馬は多数出てきますし、
海外からも強力なG1馬が参戦しますから、楽しみはありそうです。
今回は、馬以上に豪華な外国人騎手が揃って(おそらく半数が外国人騎手)、
「ワールドオールスタージョッキーズ」のようです。
夏の札幌開催のこのイベントよりも、馬、騎手のレベルが揃っていると
思いますので、面白いレースが見られるのではないかと期待しています。
ジャパンカップは、外国馬の参戦が減っていて、交流戦の意味合いが
低くなっているようですから、馬ではなく外国人騎手を多く招待して、
「騎手戦」のイベントにしたほうが良いかもしれません。
残念なニュースが入ってきました。
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モレイラ 来年JRA受験せず…香港重賞V後に地元紙へ明言 By スポニチ
来月からの香港競馬復帰が決定したジョアン・モレイラ(35)が
来年のJRA騎手試験を受験しないことが分かった。18日、香港の地元紙に
「来年は日本の試験を受けるつもりはない」と語ったもの。
今回の香港復帰に際して香港ジョッキークラブと来年のJRA騎手試験を
受けない旨の契約が交わされたためという。ただ「2、3年後のことは分からない。
5年のうちには(日本に)行っているかもしれない」と将来の再受験には
含みを持たせた。 (後略)
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来年は、JRA騎手試験を受けず香港に専念するようです。
彼の凄いパフォーマンスが短期間しか見られないのは、少し残念な気もしますが、
数年後のことは判らないと言ってますので、再挑戦に期待したいと思います。
今回の受験失敗は、たぶん試験に対する準備不足が原因だと思います。
彼のプライドを大きく傷つけたと思いますが、これは仕方が無い。
どんなに実力があっても、試験で失敗することは誰でも起こり得ることです。
デムーロ騎手も最初は失敗したけれど、めげずに頑張ってJRA騎手になりました。
モレイラ騎手も、もっと勉強して是非試験を受けてください。
日本の競馬ファンは待っています。
今年のマイルCSは、ステルヴィオが優勝しました。
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競馬、ステルヴィオが優勝 by 共同通信
第35回マイルチャンピオンシップ(18日・京都11R1600メートル芝18頭、
G1)ステルヴィオ(ビュイック騎乗)が1分33秒3で優勝、G1初勝利を飾り、
1着賞金1億1千万円を獲得した。
ビュイック騎手と木村哲也調教師はともにJRA・G1初制覇。
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今週も外国人騎手の1-2フィニッシュでした。
戦績を見ると、人気上位の馬の能力には大きな差は感じませんでしたので、
レースの結果は、枠順と騎手の技量で決まったような印象です。
先週のモレイラ騎手のJRA G1初制覇に続いて、
今週はビュイック騎手の初制覇ということになりました。
これで彼の日本での認知度も上がり、人気騎手になりそうです。
ということで、予想の結果は
◎ペルシアンナイト:2着(直線は良い感じで来ましたが、あと一歩及ばず)
〇モズアスコット:13着(他馬と接触する不利があって、戦闘意欲喪失)
▲アエロリット:12着(先行して良い感じでしたが、直線で止まりました)
△ロジクライ:14着(前で良い展開でしたが、こちらも差されてしまいました)
△ウインブライト:9着(やはりG1馬とは能力差がありました)
今年は逃げ馬が不在で、先行したアエロリットがペースメーカーとなってしまい、
直線では他馬のプレッシャーに負けてしまったようです。
それについて行ったロジクライも同様、モズはスタート後の不利の影響で、
3頭が同じような着順で惨敗してしまいました。
3人の外国人が掲示板の圏外だったのですが、一方で上位2頭も外国人。
今年の外国人の壁は、かなり厚いようです。
ジャパンカップも「外国人選手権」になりそうな予感がします。
明日は、マイルCS。とりあえず予想です。
好走条件に当て嵌まる馬が多過ぎて絞れません。
◎ペルシアンナイト(前走から斤量が軽くなって復活。連覇に期待)
〇モズアスコット(実績No.1。馬券圏内には来ると思いますが)
▲アエロリット(やや外枠、関東馬ですがムーア騎手の手腕に期待)
△ロジクライ(前走の勢いを買って。デムーロ兄弟1-2もあるかも)
△ウインブライト(一昨年のPOG指名馬。かなり厳しいけど、応援で)
結局、今週も予想は外国人騎手ばかり。
予想は外国人ですが、気持ちとしては日本人騎手に勝って欲しい。
おそらくマイルしか勝てる可能性が無い、、少し言い過ぎかな。
今週は日本人騎手を応援します。松岡騎手(ウイン)だったら最高ですが
でも馬の能力が、、ちょっと厳しいかも。
今週は、マイルCS。いつものように競馬最強の法則から傾向分析です。
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●年齢・性別
安定感なら5歳、穴なら4歳。牝馬の人気薄は切ってよし
●脚質・枠順・馬体重
内に入った人気の差し馬が中心。大幅馬体減はマイナス要素
●ローテーション
夏場は休んで秋2〜3戦目の馬が軸となりそう
●前走着順・着差
前走1着馬か、6〜9着だが1秒以上は負けていないタイプがいい
●厩舎・騎手
人気馬の安定度も穴馬の激走も関西馬&関西の騎手が上
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毎週、この傾向分析を参考に勝ち馬を予想していますが、
今年は分析のファクターに「外国人」を追加したほうが良いかも。
馬の実績、脚質、厩舎や騎手の傾向から予想しても、
結局、「外国人騎手」ファクターで決まることが多い。
ネットの事前情報を見ると、今年のマイルCSは混戦模様を掲げるサイトも
ありますが、馬の能力が僅差であれば、騎手の能力が影響すると思います。
あっと驚くような展開を期待しつつも、買うのは外国人ということになりそうです。
先週末の話題の中心は、外国人騎手でした。
日曜日の京都で、12レース中11レースを外国人騎手が制して、
正直、「面白くないなあ」と思った競馬ファンも多いと思います。
良い馬に上手い外国人が乗るのだから、当然のように上位に来るというマンネリ感。
まあ、騎手は勝つためにやっているわけだし、それが外国人騎手ばかりだったと
いうだけで、何も問題は無いのですが、予想する方としてはあまり面白くない。。
とりあえず外国人を買っておけば大丈夫、、みたいな雰囲気が、
予想する楽しみを削いでいる感じがします。馬の状態もレース展開も関係ない。
また軸で外国人を買っても、馬券圏内にもう一人来ると配当は確実に少なくなる。
競馬ファンが楽しみにしている驚くような配当も期待できない。
(実際、トリガミに泣いている人も多いと思います)
競馬仲間の間でも、レースの度に「また外国人?」みたいな空気があって、
今年の秋は競馬へのモチベーションがやや減退気味なのであります。
では、どうしたら良いか。
1、外国人は確実に上位に来るのだから、とにかく配当気にせず当てに行く。
配当を増やしたいのであれば、外国人を厚めに買う。
2、アナ狙いに徹する。外国人騎手を完全に外して、日本人騎手騎乗の中で、
1番良い馬を予想して買う。
3、外国人が出走するレースは買わない。外国人がいない他会場、
地方会場のレースに集中する。
競馬の面白さをどこに求めるかにもよりますが、少ない配当でも当てたい人は
外国人を積極的に買うべきだし、配当目的なら波乱要因の多いレースを
選ぶべきでしょう。考え方は人それぞれなので何とも言えませんが、
今年の秋競馬を楽しむには「レース選択」が重要な気がします。
今週は、マイルCS。現時点の登録状況は以下の通り。
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第35回 マイルチャンピオンシップ(GI) 第1回特別登録 20頭
サラ系3歳以上 (国際)(指定)オープン 定量 1600m 芝・右 外
アエロリット 55.0
アルアイン 57.0
ウインブライト 57.0
エアスピネル 57.0
カツジ 56.0
グァンチャーレ 57.0
ケイアイノーテック 56.0
ジャンダルム 56.0
ジュールポレール 55.0
ステルヴィオ 56.0
ヒーズインラブ 57.0
ブラックムーン 57.0
ベステンダンク 57.0
ペルシアンナイト 57.0
ミッキーグローリー 57.0
モズアスコット 57.0
レッドアヴァンセ 55.0
レーヌミノル 55.0
ロジクライ 57.0
ロードクエスト 57.0
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今回も外国人騎手5人が参戦予定で、いずれも人気になりそうな
実績上位馬に乗ります。
この後、JC, CC, 2歳G1,有馬記念と続きますが、距離の長いG1や
良いお手馬を沢山確保している2歳戦は、おそらく外国人が強いと思います。
今年のG1で日本人が勝てるとしたら、距離が短い今回のマイルCSと、
日本人騎手しか出ない中山大障害くらいでしょうか。(これは冗談です)
今回こそは、日本人騎手の意地を見せて欲しいと思います。
しかし、JRAの外国人騎手が誕生し、フル参戦するのは大歓迎でしたが、
予想以上に強くて、これほど圧倒されるとは思いませんでした。
特にG1では、日本人が正攻法では勝てないような感じなので、
何か奇策を講じて面白いレースを演出して欲しいです。