29日のレースで馬連の最低配当が出たそうです。
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29日の札幌1Rで馬連最低配当 byサンケイスポーツ
1着の1番人気キタイと2着の2番人気ドゥシャンパーニュ。馬連はJRA歴代最低タイの110円だった29日の札幌1R(2歳未勝利、芝1200メートル、8頭)は1着に1番人気(2)キタイ、2着に2番人気(1)ドゥシャンパーニュが入り、馬連はJRA歴代最低タイの110円だった。馬連110円決着は2006年4月15日の中山1R(3歳未勝利、ダ1200メートル、8頭)以来、12年ぶり2度目。
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某テレビ局のアナウンサーの言い方をすると「100円が110円!」こちらも逆の意味で驚きの配当です。オッズだけ見ると、全く賭けた意味が無い。しかし、外れると1円も戻ってこないわけですから、それよりはマシですが当った人もおそらく浮かない表情になるのは間違いない。そんな時、何と言うかと言えば、「当たりは、当たり」。でも賭ける前から低配当しか期待できないのであれば、他の買い方を考えるべきかも。
自分だけがうまくやれる幻想について
ダーウィン曰く、
「知識よりも無知のほうが、自信を生むことが多い」
テストの結果が最も悪かった人達が、それ以外の人達と比較すると自分の成績と技量をきわめて高く評価する傾向があるらしい。昨今の日本礼賛、自画自賛本を見ると、著者のレベルが推測されます。
今週から札幌開催が始まります。札幌競馬場がリニューアルされた時に行きましたが、2階屋上のテラス席が最高でした。風が吹いてコースの芝の緑がキレイで、気持ちよかった。また行きたい競馬場の一つです。ということで、札幌開催の記事が出ていました。傾向分析です。
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これが夏競馬攻略法!by サンケイスポーツから抜粋
札幌開催は、今年は福永騎手がスポット参戦のため、ルメール騎手とモレイラ騎手の2強ムード。中でもモレイラ騎手は驚異の勝率、回収率を誇っており、馬券から外せない存在だ。(中略)今週から短期免許で騎乗するモレイラ騎手が日曜メイン・GIIIクイーンSでコンビを組むアグレアーブルは、斎藤誠調教師が「1000万下の条件馬で普通なら厳しいが、能力的には通用してもいいと思っているくらい。どれだけやれるか楽しみの方が大きい」と期待を抱く馬。名手がその才能を一気に開花させる可能性がある。調教師別では、藤沢和師が勝利数トップで回収率も109%と高い信頼度を誇る。他では堀師と中竹師が27%台の高勝率だが、回収率では池添兼師の285%が光る。単勝万馬券を含め、5番人気以下で3勝しており、人気薄で狙ってみたいところ。なお、10位の藤原辰師は8勝全てがダートで、この条件に限れば最多。ダート戦で要注目だ。種牡馬別の芝では、ディープインパクトが圧倒的な強さ。ダートではキングカメハメハ、ゴールドアリュールが上位だが、3位アグネスデジタルは勝率21・2%、回収率164%など全ての数値が高く目が離せない。
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記事によると、注目騎手は、モレイラ、ルメール。馬は、アグレアーブル。調教師は、藤沢和師、掘師、中竹師、池添兼師、藤原辰師。種牡馬は、ディープ、キンカメ、ゴールドアリュール、アグネスデジタル。
騎手は、実力がある外国人の勝率が高いのは当然かもしれません。札幌に限らず、どの競馬場でもルメール、モレイラ騎手は信頼できると思います。昔は、藤田騎手(男性の)が北海道シリーズを得意としていましたが、引退してしまって残念です。勝率と回収率のどちらを取るかと言えば、騎手の場合は回収率が高い騎手を狙いたいです。両外国人が強いと思うので、複勝回収率の良い騎手を探すほうが良いかも。調教師についてはよく判りませんが、回収率は不人気馬に影響されると思うので、こちらは勝率の高い調教師の管理馬を選びたい。北海道は、馬場適性に左右されるため、種牡馬の傾向は信頼できそうです。でもゴールドアリュール、アグネスデジタルの産駒は、今年出走するのかな。
本好きにとっては、他人の本棚が気になる時があります。
気晴らしに、本棚についての本を読んでみました。
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内容紹介
本棚のルールを知るだけで、効率良く知識が手に入ります。
重要なのは「本棚の新陳代謝」と「余白があること」。
本棚の中身が入れ替われば、それだけ多くの知識が身に付くし、余白があれば、
空いているスペースに将来知っておきたい「知」が入る予定があるということです。
本棚で過去の自分を把握し、未来のなりたい自分になる。仕事の本は本棚に入れない。
社会人として必ず入れておくべきなのは「科学、歴史、経済」。
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著者は元マイクロソフト日本支社長で、本のウェブサイト「HONZ」を主催する。本棚には、読書家の知性が表現される。自身のノウハウと本棚のコンセプトを提示して、使いやすく魅力的な本棚の作り方を指南する。
本好きにとって、買い集めた本をどのように本棚にレイアウトするかは悩みの種です。自分も作家やジャーナリストの本棚本を参考にしながら、蔵書の並べ方を工夫していますが、考え方に一貫性がないために、時間と共に雑然とした本棚になってしまうのが悩みの種です。現在の本棚は、まるで自分のアタマの中身のようです。もともと几帳面な性格ではないこともあり、最初は上手く整理できても、徐々に性格が出てしまって、最後は何がどこにあるやら。
この本の著者は、自分のコンセプトを守り続けられる強い意志の持ち主であり、頭の中もしっかりと整理できているように思います。そして、自分の本棚についての本を書くという明確な目的を持っています。この本は、そういう人であればこその本棚作成マニュアルになっているような気がしました。何事も続けられるかどうかが問題。継続こそ力なり。
7月に入って、馬券の的中率が下がっています。
先週は大負け状態で、土日で20レースもやって当たらず仕舞い。絶不調、カッコ良く言えばスランプ状態。このスランプという言葉は、競馬仲間でもよく使います。ということで、「スランプ」について少し調べてみました。
国語辞典には、「スランプとは、心身の調子が一時的に不振になっている状態。また、実力が発揮できず、成績などが一時的に落ち込んでいる状態。」とあります。これは一般的な定義ですから、これが競馬に当て嵌まるかどうかは判りません。ギャンブルは、「心身」の「心」の影響の方が大きいと思います。「心の調子の不振」とは、要するに気分が悪い状態が続くということ。それから「一時的な不振」状態ですから、普段は好調であることが前提です。つまり競馬で言えば、「いつもはよく当っているのに、一時的に当たらなくなって、気分が悪い状態が続くこと」と定義できそうです。
スランプとは「いつも当っている」ことが前提なので、普段から的中率の低い人は、スランプという言葉は使えない。自分の状態が果たしてスランプと言っていいものか。
武豊騎手騎乗の馬が、フランス重賞を制しました。
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【仏・メシドール賞】武豊騎手騎乗のジェニアルがG3を制覇!by netkeiba.com
22日にフランスのメゾンラフィット競馬場で行われたメシドール賞(G3・芝直線1600m・4頭)に、武豊騎手騎乗でジェニアル(牡4、栗東・松永幹夫厩舎)が出走。スタート直後に先手を取り、いったんは他馬にかわされかけたが差し返し、2着ジミートゥータイムズに1/2馬身差をつけ先頭でゴール板を駆け抜けた。日本では2勝、500万下条件の同馬だが、見事にフランスの地で初の重賞タイトルを手にした。勝ちタイムは良馬場で1:37.62。
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ビデオ映像を見ましたが、スタートから先手を取って、そのまま抜かせずの快勝でなかなか良いレース内容だったと思います。日本の下級クラスの馬が、海外重賞勝ちということで話題になっていますが、日本のコースにはない直線のマイルコースで出走頭数がわずか4頭ということで、隊列もバラけやすくて包まれるストレスも無く、普段の調教のようにリラックスして走れたところが、この馬に良かったのかもしれません。相手には重賞勝ちの馬がいるとは言え、それほど強いメンバーではなかったことも幸いしました。日本の多頭数の周回コースでは勝ち切れなくても、条件が変われば好走する実力はあったのでしょう。フランスの馬場が合っているようなので、このまま滞在してレースをこなし、ゆくゆくは凱旋門賞に挑戦できるような馬になって欲しいと思います。
ちなみに今回の重賞の賞金は、500万だそうです。500万下の馬ですから、勝って当然のレースだったのかも。
今日の競馬は散々だったけれど、ひとつ良いことがありました。
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【中京2歳未勝利】G1馬アドマイヤラクティの半弟アドマイヤジャスタが初勝利 byスポーツ報知
22日の中京1Rの2歳未勝利(芝1600メートル、12頭立て)は、単勝1・5倍の1番人気に支持されたアドマイヤジャスタ(牡、父ジャスタウェイ、栗東・須貝尚介厩舎)が、直線で外から楽に抜け出して完勝。デビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分36秒4。発馬で後手を引いたが、焦らず中団の外につけて折り合いもスムーズに追走。直線で仕掛けると好反応で加速して、最後は流しながらメンバー最速の上がり(3ハロン34秒3)をマークし、2着に2馬身半差の完勝だった。福永祐一騎手は「スタートが鈍かったけど、盤石な(内容の)競馬でした。折り合いもスムーズで、センスのある馬。良くなるのはまだ先ですけどね。2000メートルくらいまでは大丈夫そう」と距離の融通性を指摘しつつ、成長に期待を込めた。(後略)
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POG指名馬のアドマイヤジャスタが初勝利を挙げました。今年の指名馬の勝ち上がり第一号です。未勝利戦の馬がニュースになるくらいですから、メディアの期待の大きさが判ります。新種牡馬ジャスタウェイの子供は、この馬を含めて4頭が勝ち上がっているということで、評判も良いみたいです。この後は夏休みに入って、秋に再始動するようですが、更に成長して、来年のクラシックでの活躍を期待したいです。
週末の日記。
朝、いつものように出勤するため、7時10分に家を出る。駅に着いてみたら、改札口の前に人だかり。何だか悪い予感がして、掲示板を見ると「人身事故で運転見合わせ」との事。この路線は、人身事故多発路線として関東では有名だ。今年も既に18件発生している。それだけではない。今週は車両故障も発生していて、通勤で影響を受けたのは2回目だ。とりあえず、酷暑の中でホームで待っているのも辛いので、一旦自宅に帰った。運転再開を待って、30分ほど待機して改めて出勤する。駅まで1往復半で既に汗だく。いつものように、17時半まで勤務して、帰宅。
週末の楽しみは、テレビのスポーツ観戦だ。今週は、ゴルフ全英オープン、F1ドイツGP、MLB、競馬観戦を予定している。暑くて外に出られない日はテレビのスポーツ観戦が最高だ。現代は様々なスポーツ中継があって、エアコンが効いた部屋で観戦できて本当に幸せ。ということで、週末のスポーツの寸評
・ゴルフの松山選手・・・彼の二日目のプレイを楽しみに見ていたが、最終ホールでトリプルボギーを叩いて、あえなく予選落ち。本場のゴルフは厳しい。日本人選手は4人が予選通過。宮里選手が調子良さそうなので期待したい。
・F1ドイツGP・・・トロロッソを応援しているが、フリー走行2回目は15、16番手と全く振るわない。トロロッソより下位には、マクラーレンとウィリアムズ。いずれも過去にホンダに縁のあるチームだ。どうもホンダは「疫病神」化しているような気がしてならない。因みに、フリー走行2回目のトロロッソは、5,6番手に大躍進?と思ったら、雨のため9台した走行しなかったとの事。ウィリアムズより下位なので、これでは、晴れでも雨でも期待薄な感じ。
・MLB・・・久しぶりにDHに入った大谷選手に期待したけれど、アストロズのカイクル投手にあえなく3打席3三振。開幕時の勢いはどこへやら。大谷選手の弱点が完全に判っているようで、毎回同じところを攻められて三振を繰り返している印象がある。これはオフシーズンに余程練習しないと、メジャーに一流投手は打てないように思う。
・競馬・・・今日は惨敗でした。夏競馬の予想は本当に難しいようで、競馬番組の記者もなかなか当たらない。天気は良いのに馬場が重くてタイムが出ないなんてことを言っていた。馬場が重いのではなくて、暑さで馬がバテてるんです。
・プロ野球・・・広島ー巨人戦を観戦中。どちらのファンでもないので、冷静に見られます。
暑いのに選手も観客もよく頑張ってるなあと思いました。今晩もゴルフ観戦予定。宮里選手を応援します。
久し振りに蛯名騎手の話題です。
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蛯名 ストーンとコンビ継続、小倉記念へ 全10場重賞制覇だ
福島民報杯3着、メイS2着と好走したストーンウェア(牡6=吉田)はJRA全10場重賞制覇にリーチをかけている蛯名とのコンビ継続で小倉記念(8月5日)に参戦する。「中間も元気いっぱい。次も蛯名さんに乗ってもらえることになりました」と高島助手。蛯名は小倉重賞8回目の騎乗(小倉記念は初めて)で勝てば安田富、武豊、藤田、横山典、秋山に続き史上6人目のJRA全10場重賞制覇となる。
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JRA全10場重賞制覇というのは、騎手にとっての一つの勲章かもしれません。蛯名騎手も9場目を勝って、王手を掛けた時にニュースになりました。それからかなりの時間が経っていると思います。残るは小倉ですが、彼は小倉での騎乗数が極端に少ないし、重賞自体も少ないので、なかなか達成するのは難しいと思います。因みに最短で達成したのは、蛯名騎手の同期の武豊騎手。京都大賞典で最初の重賞に勝ってから、わずか9年9か月で達成。次が藤田伸二騎手で、12年1か月。彼はどこでも勝負強い優秀な騎手でした。最近では、秋山騎手が蛯名騎手より先に、今年4月に福島で達成しています。蛯名騎手は31年目。達成すれば初騎乗から最長の記録になります。6人目に入れるかどうか、是非頑張って達成して欲しいと思います。
前シーズンのPOGが終わって、1か月半が経ちました。クラシックとしては秋に菊花賞がありますが、POGにはカウントされません。でも、せっかく1年間注目してきた馬たちなので、菊花賞での活躍を期待したい。ということで、指名馬のその後の状況を調べてみました。
サトノソルタス:3歳500万下。ダービー候補でしたが、前哨戦を回避してから音沙汰無し。故障かも。秋に間に合えばいいのですが、、。
トーセンブレイヴ:3歳500万下。ダートに転向しましたが、苦戦中。
ブレイニーラン:7月に未勝利脱出。マイル路線のようです。
マルケッサ:未勝利。ダートに転向も結果が残せていません。
マイネルアーリー:未勝利。2戦目で3着になった時は期待したのですが、その後はイマイチ。
タニノフランケル:3歳オープンで京都新聞杯に参戦も惨敗。秋に期待したい。
ディープインラヴ:京都新聞杯に参戦も惨敗。屈腱炎で暫く出走は難しそう。
エントシャイデン:3歳500万下。距離短縮で1200mに挑戦も結果が出ず。
シエラネバダ:3歳500万下。距離延長で菊花賞狙いかも。頑張って欲しい。
エールエクスピレ:左前脚に屈腱炎を発症し引退
引退1頭。未勝利が2頭。あとは1勝馬ばかりで、なかなか厳しい。菊花賞まで約3か月で、期待できそうなのはタニノフランケルくらいでしょうか。もう一つ勝って、是非出走して欲しいのですが。
久し振りに会った穴党の知人が、先々週の大波乱の七夕賞で、ワイド1点万馬券と複勝1点を当てて大幅プラスだったらしい。適当に買っているように見えるのですが、それなりにポリシーがあるようです。
競馬歴30年の彼の考え方は、
・考え方の基本は「運任せ」。当てに行こうとすると、どうしても人気馬が気になってしまう。運を信じて、高配当が見込める馬を買う。
・新聞は買う。なぜ買うかと言えば、競馬記者が印を付けていない馬を知りたいから。無印の中から良さそうな馬を選ぶ。
・贔屓の馬、騎手はいない。どの馬・騎手にもチャンスがあるから。
・馬場等の傾向分析は信じない。レースは全て展開次第。
・穴馬で買うのは、逃げ馬や追い込み馬。波乱の要因になることが多いから。
・単勝配当が50倍以上付けば波乱のレース。30倍以下は堅いレース。
・レースはレース。条件戦も重賞も関係ない。競馬をやるなら配当が全て。
他にもいろいろあるようですが、当たっても運任せなので、「馬券の網に引っ掛かった」という表現をします。まあ配当が全てなので、全く当たらない時の落ち込み方も凄いですが、当たった時の高揚感も凄い。そうやって楽しむ人もいるようです。ちなみに、競馬場以外で彼と馬の話をすることは、ほとんどありません。終わったレースには興味が無いし、馬の名前を覚えていないので、全く話が通じない。それで競馬が楽しいのか疑問もありますが、実際は、そういう人の方が多いのかもしれません。
今年の函館記念も、例年通り荒れました。
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【函館記念】先行勢は総崩れ マイネルハニーは14着 丹内「4角手前で手応えがなくて」 byスポーツ報知
◆第54回函館記念・G3(7月15日・芝2000メートル、函館競馬場、良)
サマー2000シリーズの第2戦は15頭によるハンデ戦で行われた。5番人気のエアアンセム(牡7歳、栗東・吉村圭司厩舎)が直線で抜け出し、5度目の挑戦で重賞初制覇。騎乗していた藤岡佑介騎手は08年にトーセンキャプテンで勝って以来、10年ぶりの函館記念制覇となった。2着には7番人気のサクラアンプルール(田辺裕信騎手)が入り、7歳馬のワンツー。3着には13番人気の牝馬、エテルナミノル(四位洋文騎手)が入って、3連単は57万1480円の高配当となった。
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先週の七夕賞は大波乱でしたが、今日の函館記念は中波乱?でした。波乱の要因は先週同様、ペース配分でしょうか。先行した馬が崩れて差し馬が台頭というパターンです。どうもこの時期のローカルでは、そういうレースが多いような気がします。気温、小回りコース、馬場の状態などが影響して、特に長丁場のレースでは、先行した馬がバテているような印象です。函館の長距離レースは、先週まで前残りのレースが多かったので、騎手にもそのイメージがあって、先行馬のペースが狂うのかも。展開予想で騎手のペース配分まで検討するのはなかなか難しいので、実績予想が外れて「波乱」になってしまうようです。ということで、夏場のレースは「波乱」ベースで展開を読むほうがいいのかもしれません。騎手は、前の週の馬場状態やペースを参考にするはずですから、それと対極の馬を買ってみても良いと思います。
まあ、言うのは簡単ですが、実行するとなると勇気がいるものです。
昔の探検家は、未踏の世界に挑戦していましたが、現代の探検は挑戦の意味が昔とはかなり違っているようです。江戸時代の鳥島漂流民たちを追ったルポルタージュを読んでみました。
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著者は探検家で、以前ロビンソンクルーソーの島を探検した本を読んだことがあります。今回は日本の漂流民がいたと言われる鳥島で、彼等の生活の痕跡を探すのがテーマです。鳥島は東京都の南方に位置する絶海の無人島であり、そこへ行くには手続きや交通手段等かなりハードルが高い。レポートは鳥島に向かうまでの 困難から始まり、島の紹介、漂流民の痕跡探し、著者の推理など前回のルポ同様に面白く読めました。読後は、多少モヤモヤした印象が残ったけれど、現代の探検というのは、昔とは違う困難さ(社会のルールなどの障害)があることがよく判る。現代の探検は、テーマに深く興味があって、準備の煩雑さを厭わず、社会的な障害を乗り越えて実行できること、高いモチベーションを失わないことが必須のようです。
今年のPOG指名馬アルママのニュースがありました。
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函館に岡田総帥!母ホエールキャプチャの良血馬アルママ絶賛「筋肉の質が素晴らしい。次元が違う」 by サンケイスポーツ
ビッグレッドファームグループ代表の岡田繁幸氏(68)が11日、函館競馬場を訪れた。父が三冠馬オルフェーヴル、母がヴィクトリアマイル勝ち馬ホエールキャプチャという良血馬で、一昨年のセレクトセールで1億8360万円(税込み)で落札したアルママ(美・畠山、牡2)の視察が目的だ。(中略) 「ステイ(ゴールド)系の血で筋肉の質が素晴らしい。次元が違う」と愛馬(馬主名義は有限会社ビッグレッドファーム)を絶賛。期待の大きさをうかがわせた。注目のデビュー戦は28日の札幌5R新馬戦(芝1500メートル)となる予定だ。
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母馬ホエールキャプチャが好きだったので、今年デビューの初仔をPOGで指名しました。オーナーの岡田氏の相馬眼には定評がありますが、時々期待させ過ぎる発言もあり、(自分の馬だから、想い入れも含めてなのも判りますが)後でガッカリということもあります。まあ体格や調教の走りは評価できても、実際のレースでどうなるかは、未知数ということでしょう。とりあえず彼の眼に叶ったこの馬が、どんなレースをするのが今から楽しみです。
今年のセレクトセールが終わりました。
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当歳セリ 新種牡馬アツい!ドゥラ&モーリス産駒が高額で落札 By スポニチ
日本最大の競走馬セール「セレクトセール2018」(北海道苫小牧市)は10日の当歳セリで終了し、2日間合計で過去最高の179億3200万円を売り上げた。中でも注目を集めたのがドゥラメンテ、モーリスの初年度産駒。ドゥラメンテ産駒「アイムユアーズの2018」が1億8000万円(以下税抜き)、モーリス産駒「ラスティングソングの2018」は1億7000万円で落札された。(中略)この日、ドゥラメンテ産駒は19頭(総額8億5700万円)、モーリス産駒は13頭(総額5億4400万円)が売却された。ノーザンファーム副代表・吉田俊介氏は「ドゥラメンテ産駒は生まれた時から形が良くて凄くいい雰囲気。モーリス産駒は立派な馬格で初年度から父に似た子が出てくれた」と話した。早ければ20年夏のデビューが今から待ち遠しい。
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今年も大盛況のセレクトセールだったようです。昨年までは、高額馬と言えばディープ産駒ばかりでしたが、今年は少々様子が違っていたようです。ディープ以外でも1億円以上で取引された馬が多く、新種牡馬のドゥラメンテ産駒やモーリス産駒も人気ということでした。自分がPOGで指名した馬で、初めてダービーを勝ったのがドゥラメンテです。想い入れのある馬が種牡馬になって、その仔がどんな馬になるのか凄く楽しみです。「アイムユアーズの2018」この馬をデビューから追いかけてみたいと思います。