知人に誘われて、船橋競馬場に行ってみました。
この日は休みで、知人と午後の遅い昼食を取りながら話しているうちに、船橋に出掛けてみようということになり急遽行くことにしました。埼玉を午後3時に出発して、船橋に着いたのは午後5時。もう9レースが終わっていて、残りはたった3レースでした。
この競馬場は、大井競馬場のようにスタンドがいくつかに分かれているのではなく、スタンドが一つの建物になっており、外から見た感じでは大きな競馬場のように見えます。中に入ってみると、パドックや内部の造りは大井競馬場に似た印象です。馬券売場はJRAや大井とは違って、マークシートを窓口で係の女性(年輩の)に渡して買う方式です。お客さんの数に比べて、窓口の女性の数が多すぎるような印象でしたが、この日は重賞レースもあるということで、競馬場が便宜を図ったのかもしれません。マークシートに記入して窓口でお金を渡す時は、普段自動券売機で買っているせいか少し恥かしい感じがします。特に少額の馬券を買う時は、「小額の購入ですみません」と思わず言いたくなってしまいます。相手の顔が見えないほうが、買い易いのは確かです。
馬券を買ってコースに出ると、外からは大きく見えていたスタンドですが、中からみると意外に小さい印象でした。まあこれでも地方競馬でも大きい方なのかもしれません。いつも東京競馬場で見ているため、それが自分の中での基準になってしまっているようです。東京競馬場の規模を標準にしてはいけない。
レースの方は、今回は思い付きで行ったため、何も情報が無く、オッズと体重と騎手、パドックでの馬の様子だけで判断するという、ほとんど勘に頼るやりかたで馬券を買ってみました。(昔の競馬はこんな感じなのかな)結局、3レースともハズレで、自分の勘が全く頼りにならないことがよくわかりました。パドックで馬を見る目も無さそうです。そういう人のために、競馬場には予想屋さんが居て、自分の予想を披露します。JRAとは違って、地方競馬の情報はなかなか入手しにくいので、場内にいる予想屋さんの情報は貴重です。情報料1000円の看板が出ていました。まあ勝負に来ている人には貴重な情報ですが、遊びでやっている人には、ちょっと高いかも。おじさんの取材コストが掛かっているのは解りますけど。
この日の重賞は、今年から新設されたスプリントの重賞です。なんと昨年の桜花賞トライアルに地方から参戦したラブミーチャンが、このレースに出ていてビックリしました。全く知らずに行ったので、この出会いは嬉しかった。残念ながら馬券の方は、ミーチャンが勝ったのにもかかわらず、欲深く3連複を買って外してしまいました。素直に好きな馬の単勝一本で行くべきでした。それでも写真をたくさん撮れて満足、満足。またJRAダートレースに参戦して欲しいです。今度は単勝馬券買って、応援します。
薄暮のパドック:大井と比べて少し寂しい感じ。
馬券売り場:やや年配のお姉さんがズラリと並ぶ光景。
コースに出るとこんな風景が広がります。意外に長閑な感じ。
ゴール前の風景:だいたい人気通りに決着。アナ党には厳しいレースが展開される。
この日のメインは新設されたスプリント重賞レース。パドックでは、ラブミーチャンと1番人気ジーエスライカーが周回してました。オッズでは、この2頭の一騎打ちの様相。
メインレースのゴール前の風景:重賞レースなのに観客が少ないような。
レースは予想通りの一騎打ちとなり、ラブミーチャンの勝利で終わりました。
予想屋さんのブース:オジサンの写真が撮れなかったのが残念。
帰りは騎手の方が、震災義捐金寄付を募っていました。また、うちわのプレゼントなんかあったりして、とてもアットホームな感じの良い競馬場です。
帰りに馬の像が見送ってくれました。(シオサイ号というらしい)