お金が無かった学生時代、バイクばかり乗っていました。愛車と言えば、バイク。ということで、私のバイク遍歴です。
原付免許を取得したのが、1981年。その翌年に中型二輪免許を取得し、以来6台を乗り継ぎました。
〇最初のバイク・ヤマハRX50SP:50ccのアメリカンバイク。他人と違うバイクに乗りたくて買ったけれど、乗る姿勢がユニークなだけであまり面白く無かった。思い出と言えば、当時住んでいた鹿児島市内から霧島神宮まで「元旦ツーリング」しただけ。一緒に行った友人はカブでした。排気音が変だった記憶しかない。(写真はネットより借用)
〇2台目・ヤマハGX250SP:初めて買った中型バイク。250ccクラスで一番カッコよく見えたので衝動買いしたが、車重が180kg位あって重くてエンジンパワーが無い。エンジン音は良かったけれど、ハンドルの振動が凄くて長時間を乗ると手が痺れた。これで初めて鹿児島から福岡までツーリングしました。一般道300kmを12時間掛けて走破。何故こんなに時間が掛かったかと言えば、一緒に行った友人が原付バイク(モンキー)だったから。
〇3台目・ヤマハXJ400SP:初めての自動二輪車。GX250SPがパワーが無かったので、パワーがあるバイクに乗りたくて買いました。中古で買った本格アメリカンバイク。この頃は、ハーレーを意識した"なんちゃって"アメリカンが流行っていました。エンジンは直列4気筒で良く廻る。大柄な車体をグイグイ引っ張って気持ちが良かった。ハーレーはV型2気筒なので、直列4気筒のエンジンはおかしいけれど、それは全く気にしていなかった。これで鹿児島~長崎~熊本、鹿児島~宮崎をツーリング。同行者はハンターカブだったので、高速道路に乗れない。一般道をトコトコと走り回りました。これでは、せっかくのエンジン性能も「宝の持ち腐れ」。
(写真はネットより借用)
〇4台目・ヤマハRZ250(350ccボアアップ仕様):友人のRZ250に試乗して、その2ストの加速力に感動して、中古で購入。前のオーナーがカウルを付けて密かにボアアップしており、350cc仕様になっていた。強烈な加速力で面白いバイクでした。これで、鹿児島~福岡~熊本、鹿児島~山口~広島~島根をツーリング、そして野宿しながら鈴鹿8時間耐久レースを2度見に行きました。2年乗って2万km以上を走破。最後は、家の近くの坂道で転倒してクラッシュしてしまい、肩関節の脱臼骨折、足のお皿も割れて、1カ月半入院し、バイクは全損。お気に入りのバイクとの悲しい別れでした。(写真は、鈴鹿に行った帰りに撮ったもの)
〇5台目・ヤマハXT250T:退院後、またバイクに乗りたくなり、衝動買いしたオフロードバイク。この頃は、オフロードバイクでツーリングする人も多かった。乗り心地が良かったけれど、意外に面白く無かった。福岡までのツーリングで使用。大学卒業時に売却。新車で買ったのに1年位しか乗らず、勿体無かった。(写真はネットより借用)
〇6台目・ホンダVT250SPADA:社会人3年目に買ったバイク。ツーリングに行きたかったが、乗り心地が悪く、前傾姿勢が厳しくて、富士山~河口湖~奥多摩ツーリングに一度行っただけで懲りてしまった。どこにも行く気になれず、2年後に先輩へ売却した。(写真はネットより借用)
学生時代は、バイト代のほぼ全額をバイクに注ぎ込むほど熱中したけれど、社会人になって興味の対象が車に変わり、これでバイク遍歴は終了です。
因みに、会社ではバイクの話を一切しなかったので、入社20年位経って同僚に「実は昔、バイクに乗っていた」という話をしたら、凄く驚かれました。私にはバイクに乗るというイメージが無いらしい。スマホも携帯電話も無い時代、紙の地図と寝袋だけ持ってバイクツーリングしていた頃が懐かしい。
今はヨボヨボだけど、昔は多少なりともワイルドだったんだよ、、と言いたい。(^^;)