JRA後藤浩輝騎手が自殺(東スポ)
JRAの後藤浩輝騎手(40)が26日夜、茨城県阿見町にある自宅で首をつり自殺した。
同騎手は大ケガにより長期間戦線離脱していたが、昨秋に復帰。以後順調に勝ち星を積み重ね全盛期の輝きを取り戻しつつあった。先週土曜(21日)の東京GIIIダイヤモンドS(リキサンステルス騎乗)で落馬しヒヤリとさせたが、頚椎捻挫の診断。大事には至らず日曜(22日)の京都競馬には予定通り騎乗。2勝をあげるなど変調は感じさせなかった。 26日も夕方まで家族と普通に過ごしており、動機は今のところ不明だ。
後藤騎手は1992年に美浦の伊藤正徳厩舎所属で騎手デビュー。95年にフリーとなり、米国武者修行を経て、97年以降は勝ち鞍を伸ばし、関東のトップジョッキーの仲間入りを果たした。2002年には安田記念でアドマイヤコジーンに騎乗してJRA・GI初制覇。GI(交流競走も含む)は8勝挙げている。JRAの通算成績は1447勝。同重賞勝ち鞍は53。2012年5月のNHKマイルCでの落馬負傷後、幾度の困難を切り抜けてきただけに、何とも悔やまれる。
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後藤騎手が亡くなりました。テレビ番組によく出演していた明るいキャラクターの人気騎手だっただけに、反響が大きいようです。ここ数年、落馬による怪我が多く、先週も他馬の影響を受けて落馬したばかりで、不運が重なっている印象もありました。それにもめげずに勝ち星を挙げて、元気な姿を見せていただけに、不可解な自殺という感じが拭えません。真の原因は本人以外に知る由もありませんが、一競馬ファンとしては、理由は他にあって、競馬が直接の原因ではなかったと思いたい。
競馬場でもメディアでも愛されキャラだった彼の冥福を祈りたいと思います。