サッカーファンの怒りは相当ものだったようです。
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怒号、つるし上げ、バス囲み…浦和屈辱ダービー(スポーツニッポン)
【浦和0―3大宮】浦和のフィンケ監督が解任危機に陥った。大宮に0―3で大敗。さいたまダービーでの3点差以上の敗戦は史上初の屈辱となった。前半40分にポンテが退場したことを差し引いても言い訳のできない敗戦。埼玉スタジアムでは初となる大ブーイングを浴びた指揮官は「パフォーマンスに不満だったというサポーターのサイン」と肩を落とした。 試合後は橋本社長がサポーター約100人に呼び出され、約1時間半もつるし上げられた。その間、監督、選手もバスの中で待機し、橋本社長を通してサポーターの要望を伝えられた。バスがスタジアムを出発する際にはサポーターに取り囲まれ約5分間、立ち往生。「フィンケ辞めろ!」などの怒号も飛び交った。(後略)
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普段、Jリーグを見ていないので、何があったのかよく判りませんが、負けが込んだチームに対するファンの怒りは、相当なものであったのは間違いないと思います。でも選手や監督に対する不満でバスを取り囲んでも、何も解決しないと思います。単に現在の実力が相手よりも劣っているという事実だけです。「サポーター」であれば、負けが込んでいる時こそ応援してサポートするべきなのですが、連敗すると「何やってんだ」という気持ちになるのでしょう。きっと、こういうバスを取り巻くサポーターは、サッカーくじを買っていると思います。「オレのクジをどうしてくれるんだ」と騒いでいる。たぶん間違いない。
しかし、サッカーではチームが不調になると、すぐに監督解任を要求するのは何故だろう。選手の育成や戦略の浸透には時間が掛かるものなので、監督替えたらすぐに強くなるということは無いと思うのですが。
因みに浦和と大宮は、どちらもさいたま市にあります。同じ市内なのに非常に仲が悪い。これは、サッカーに限ったことではありません。郷土愛が無い私には、気持ちが判りません。