キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2013 スプリンターズS G1

2013年09月29日 | Horse Racing
今年のスプリンターズSは、ロードカナロアが勝ちました。
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【スプリンターズS】ロードカナロア連覇!GI5勝目 byサンケイ
29日の中山11Rで行われた第47回スプリンターズステークス(3歳上オープン、GI、芝1200メートル、16頭立て、1着賞金=9500万円、グローバルスプリントチャレンジ第6戦)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気ロードカナロア(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)が快勝。GI出走機会5連勝の快挙を成し遂げ、スプリンターズS史上2度目の連覇を飾った。タイムは1分7秒2(良)。
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間違いなく勝つだろうと思われていた馬が順当に勝って、結果を見ると1,2着はいつもの顔ぶれでした。ただレースのほうは、最後の1ハロンまでどの馬が勝つか判らない展開で、なかなか面白かったと思います。逃げるハクサンムーンと追いかける他の馬という図式でしたが、負けたとはいえ今回も逃げ馬ハクサンムーンの強さを感じました。来年は間違いなく主役になると思います。また今回3着に入ったマヤノリュウジンの差し脚も凄かったし、マジンプロスパーも存在感を示してくれました。他にも有力どころが差の無い競馬をして、今後のスプリントがとても楽しみになりました。

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本「運転」 

2013年09月29日 | Book

自動車誌のライターだった著者が、日本にある様々な乗り物の「運転」を紹介した本。アシモからジャンボジェットまでという副題にあるように、乗り物に限らず胃カメラや馬も含めて約30種類の操縦方法を紹介している。運転技術の説明は簡潔にまとめ、運転者へのインタビューや自分の体験が中心のエッセイ風の読み物で割と気軽に読めて面白かった。
子供にとって、最も身近な職業は乗り物の運転手で、男の子だったら誰もが一度はバスや電車の運転手、パイロットなどを将来の夢に挙げたと思う。しかし現実に運転士や操縦士になるのは大変なことで、長い期間の訓練や修行に耐えて資格を得るものも多く、憧れだけではなれない職業のように思える。
紹介されている30種類の運転のうち、自分で出来そうな「運転」は、ゲーム感覚でやれるアシモの運転くらいしかなかった。ラジコンヘリや気球等もやれば出来ると思うが、タンカーやジャンボ等の大型の乗り物は、たとえ訓練を受けたとしても無理。「運転」は体力も神経も(それと能力も)使って疲れてしまいそう。なので仕事にするなら、運転者よりもサラリーマンが自分には向いていると思った。
ちなみに、この本で一番驚いたのは著者の名前で、「下野」と書いて「カバタ」と読むそうです。さすがに、これは読めない。


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今季のMLB日本人選手

2013年09月25日 | Baseball

ダルビッシュ、黒田投手が登板した今日のMLB。ダルビッシュ投手は5回2失点、黒田投手は同じく5失点で負け投手になってしまった。7月頃まで2人とも快調だったが、夏場から失速し、勝てなくなったのが残念だった。やはりパワー型の投手がMLBで1年間を乗り切るのは、相当難しいようだ。

ダルビッシュ投手は、開幕で準完全試合を演出して快調な滑り出しだったが、時折良いピッチングしても、肝心なところで打たれることが多かった。三振は取るけれど、球数が多すぎて、平均すると6回くらいまでしか投げられないのがウィークポイントだ。キャッチャーと相性が悪かったり、ボールやマウンドが合わないと気になるようだ。被ホームランの多さや投球の安定感の無さが目についた。課題が多いシーズンだったと思う。

黒田投手は、前半戦は援護が無くてなかなか勝てず、後半は年齢によるスタミナ切れだろう。我慢して投げ続けたけれど、限界がきたような印象だった。おそらくヤンキースとの契約は今年で終わり。これでMLBに見切りをつけて、帰国するかもしれない。

日本人投手で最も期待できるのは、岩隈だろう。MLBのスタイルに一番合っている投手のように思う。彼は派手さはなく地味な印象だが、投球術に長けており、少ない球数で簡単に討ち取ってみせる。弱いマリナーズで13勝は、充分評価できるし、来期以降獲得する球団が現れるかもしれない。日本人投手では最高のピッチングを披露した岩隈には今後も大いに期待したいと思う。


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JRA日高育成牧場 訪問記

2013年09月21日 | Horse Racing
昨年の北海道旅行で立ち寄ったJRA日高育成牧場で、来年デビューする競走馬へのブレーキング(人を乗せるための教育)の見学ができるということで、1泊2日の強行軍で行ってみました。
起床は3時で、4時に出発。早朝の羽田空港。ANAのB-787型機が駐機していました。朝日が眩しい。

千歳着は8時半で、レンタカーを借りてノーザンホースパークへ。公園を散策して、メモリアルホールに寄ってみました。

今年の凱旋門賞で話題のオルフェーヴルがダービーの時に使ったゼッケン。

今年のダービーで惜しくも2着だったエピファネイアの母・シーザリオがアメリカのオークスを勝った時の記念盾。

他にもいろいろ。でも何となく雑然と置いてあって、ディスプレイはイマイチでした。ノーザンホースパークは、アトラクションは少ないけれど、のんびり散策するには良い公園です。

その後はお決まりのコース。社台スタリオンステーションへ。本日の展示馬は、以下の通り。

昨年は、雨天のためメイショウサムソンしか会えませんでしたが、今年は6頭を見ることが出来て嬉しい限り。やはりディープインパクトは、種牡馬になっても1番人気で多くの人が見学台に上って見ていました。

こちらはシンボリクリスエス。

こちらはディープの息子・ブリランテ。奥の方に白くなったクロフネが見えます。

他にもキンシャサノキセキ、メイショウサムソンが居ましたが、あまり人気が無いようでした。
社台スタリオンステーションを後にして、世界最大の幻想絵画が展示されているというディマシオ美術館へ行ってみました。ここは、山奥の小学校を改装して作った美術館です。建物も芸術的で内装もキレイにリフォームされていて、とても面白い美術館でした。

幻想絵画に関しては全く予備知識は無く、野球のジョー・ディマジオは知っていても、ディマシオという画家は知りませんでした。1時間半ほど掛けて、ゆっくり見て廻った印象としては、映画のエイリアンやアバターのようなSFの世界をイメージにしたような不思議な絵画でした。

休憩スペースもあって、とても居心地の良い美術館でした。ドライブで疲れたら、ちょっと寄り道してアートに接してみるのも良いと思います。
美術館に長居して、浦河に向かう頃には日が暮れてきました。ここは海辺の風景がとっても良い感じ。

浦河の町は思ったより小さかったけれど、町並みと夜景は印象的でした。もちろん道営競馬の場外馬券売り場もあります。さすが馬産地。
翌朝は、昨年行ったAERUの牧場へ。

G1馬ウィニングチケットとヒシマサル。

こちらはニッポーテイオー、ダイユウサク。

日高育成牧場の見学です。

室内の調教施設。

来年デビューする競走馬のブレーキングの様子。この馬は、父アドマイヤムーン 母ミシシッピミスの2012です。オーナーが付いて、来年デビューしてくれたら応援したいです。

この施設の外観。

馬房の様子。若馬がとってもカワイイ。

育成牧場の全景。東京の渋谷区くらいの広さがあるそうです。

1Kmの室内走路。先が見えない。

競馬場でお馴染みのベンツが置いてありました。

ということで、若いお姉さん達が係りの職員を質問責めにしたため、予定より30分遅れの12時半に見学終了。5時半の千歳発の飛行機に間に合うか心配しながら出発。ここは100kmほど先まで高速や迂回路が無く、細い一般道のみのため途中で遅い車に引っ掛かったり工事や渋滞で遅くなったらアウトです。結局、数回工事で止められた以外は順調に来て、4時に空港着。
お決まりの空港撮影で、民間機や自衛隊の政府専用機、戦闘機を撮影して今回のツアーは無事終了。帰宅は11時でした。少々疲れました。

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「下駄箱」について 

2013年09月15日 | Aphorism(気になる言葉)

先日、不動産の間取りの図面を見ていたら、玄関には相変わらず「下駄箱」と書いてあって思わず苦笑してしまいました。他に言葉が無いのでしょうか。靴箱と言っても良いと思いますが、国語辞典には「下駄箱」はあっても「靴箱」は無いようです。

夏目漱石「草枕」風に喩えると。。。

「街道を歩きながら、こう考えた。下駄箱には下駄は無い。筆箱には筆は無い。貯金箱には金(きん)は無い。とかくに言葉は難しい。。。」


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宮崎駿 引退報道

2013年09月02日 | Music & Movie

起床してテレビを付けたら、どのチャンネルも宮崎駿の特集を長々とやっていた。
映画の場面やインタビューを繰り返し放映し、まるで追悼番組のような雰囲気だった。ベネチア映画祭の最中に長編映画はもう制作しないという発表があったそうだが、それを受けて映画界から引退するような扱いで、これは報道もやり過ぎのような気もする。映画にはドキュメンタリーや短編映画もあるし、他にもやりたいことがあるのだろう。彼が映画から完全に引退するのではなくて、活躍の場を移すということと思いたい。
宮崎駿のアニメは確かに面白いし、「未来少年コナン」の頃から親しんでいる。好きな映画も多いけれど、今のマスコミは少々持ち上げ過ぎだろう。興行収入の大きさから、映画界のカリスマ的な扱いは異常な感じもする。「風立ちぬ」も初日に見たが、個人的には期待したほどではなかった。飛行機ものであれば、紅の豚やラピュタのほうがよほど面白いし、「もののけ姫」や「ナウシカ」のほうが感動した。大人の鑑賞に耐えられるとは思うけれど、それほど感動はなかった。ベネチアでもファンには受けると思うけれど、一般受けするかどうかは微妙で、賞をもらえるかどうかは判らない。もっとも賞を取るために映画を作っているわけではないというのが宮崎監督のポリシーなので、海外の人達に見てもらえただけで、彼は幸せなのかもしれない。
しかし、今回の長編映画からの引退報道がそれほど大きなニュースなのか?マスコミの騒ぎ過ぎが気になった。


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