今週で夏競馬も終了です。例年に比べて天候が安定しなかったせいか、今年は波乱のレースが多かったような印象があります。先週も三連単で高額配当が出ていて荒れてました。スポーツの予想通りに馬券買ってみたりしましたが、ほとんど当らず仕舞い。勝つのは、△や無印の馬ばかり。テレビの記者もコメントしていましたが、非常に難しいレースが多かったような気がします。要因はよく判りませんが、出走馬のレベルや相手関係、その日の体調(季節的に)馬場の状態、天候、騎手の顔ぶれなど色々考えられます。特に先週は、WASJで上位ランクの騎手が札幌に行って、他の会場はある意味「手薄」だったことから、荒れ気味だったのかも。波乱を期待するのであれば、そういう機会を狙うのも手でしょう。と波乱が期待できる状況は判っていても、当てるのが難しいのが競馬です。今週末は、いくつか当てて夏競馬の有終の美を飾りたいものです。
ダートG1馬グレープブランデーが引退しました。
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9歳グレープブランデーが引退…今後は乗馬へ
13年フェブラリーSを制したグレープブランデー(セン9=安田隆)が、右前繋靱帯(けいじんたい)炎のため引退することになった。所有する社台サラブレッドクラブがHPで発表。通算39戦7勝。北海道千歳市の社台ファームで乗馬となる予定。
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記事はこれだけでちょっと淋しい内容ですが、デビューから7年間、ダートG1の常連としてよく頑張りました。2013年のフェブラリーS以降は、上位に食い込むことはあっても勝つところまでは至らなかったのが残念です。勝ち星の7勝が、全てデビューからの3年間に挙げたものだったということで、早熟な馬だったのかもしれません。個人的には、何度か馬券にも絡んでくれたし、名前も覚えやすくて、印象に残った馬でした。長い間、お疲れさまでした。
今年のWASJは、ダシルヴァ騎手が優勝しました。
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E・ダシルヴァが初V、2位に戸崎と福永/WASJ by日刊スポーツ
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)は27日、札幌競馬場で2日目が行われた。
14年以来2度目の来日となったカナダのベテラン、ユーリコ・ダシルヴァ騎手(42)が
総合47ポイントで初優勝を飾った。同騎手は「言葉にならない。総合のことは考えずレースに集中した」と喜んだ。JRA選抜の戸崎圭太騎手(37)と福永祐一騎手(40)が45点で2位だった。国内外14人のトップ騎手が26、27日の2日間で計4レースのポイントを争った。チーム対抗戦はJRA選抜が238点を挙げ、210点のWAS選抜(外国人騎手・地方代表騎手)に勝利した。
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昨日の時点では、戸崎騎手、福永騎手が1,2位で、これは2人の一騎打ちかと思いましたが、2日目はポイントを伸ばすことができず、昨日7位で20ポイント以上の差があったダシルヴァ騎手が、最終レースで勝利を収めて逆転で優勝しました。正直、今回のWASJではノーマークだったのですが、やはり外国人の一流騎手は侮れないです。第四レースでは、積極的に前目の位置を取って、直線では武豊騎手の追撃を凌ぎきりました。とても見応えのあるレースだったと思います。13,14番人気の馬を2,3着に持ってきた武豊騎手、A.クラストゥスも凄かったし、地方の中野騎手も存在感を示したし(結果はランク7位でしたが)、それぞれの騎手が見せ場を作ってくれて、大変良い大会でした。また来年も楽しみに待ちたいと思います。
因みに、優勝したダシルヴァ騎手の名前を聞いて、F1のアイルトン・セナ選手を思い出しました。セナ選手の本名は、アイルトン・セナ・ダシルヴァだったと思います。同じブラジル人ですが、たぶん関係無いと思いますけど。
今年のPOG指名馬のエントシャイデンが新馬戦を勝ちました。
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【新潟5R新馬戦】エントシャイデン首差で接戦制す 蛯名は素質称賛 By スポニチ
芝1600メートルで行われた新潟5R・新馬戦は2番人気エントシャイデン(牡=矢作、父ディープインパクト)が00年オークス馬シルクプリマドンナの最後の産駒ラストプリマドンナとの競り合いを首差制した。上がり3Fはメンバー中最速となる33秒6の切れ味。蛯名は「ディープインパクト産駒らしく、外回りの条件が合っていた。性格が穏やかなので距離は伸ばしても大丈夫そう。まだ緩いが、大事に使っていけば、この先も楽しみですよ」と素質を称賛していた。
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今年選んだ10頭の中で、初めての勝利です。新馬戦が始まって2か月以上が経ちますがやっと片目が開きました。POGというゲームで指名した馬とは言え、勝つと自分の事のように嬉しいものです。鞍上が蛯名騎手というのも心強い。最速の脚で勝ち切り、距離も持つということなので、今後に期待したいと思います。
WASJで注目の中野騎手ですが、第一戦で2着に入り、現時点のポイントは4位です。良い所にいますので、明日も是非頑張って欲しいと思います。また、女性のマリヨン騎手も第二戦で2着。こちらもWASJの2戦のみの参戦ですが初コースで実力を証明してみせました。明日は、Aクラスのオウケンブラックに騎乗するので、上位争いできそうです。
本日の状況は、以下の通り。
順位 騎手名 ポイント
1 戸崎 圭太 38点
2 福永 祐一 36点
3 田辺 裕信 27点
4 中野 省吾 21点
4 K.マリヨン 21点
6 C.ルメール 20点
7 E.ダシルヴァ16点
8 内田 博幸 11点
8 K.マカヴォイ11点
10 T.クウィリー 8点
10 J.モレイラ 8点
12 A.クラストゥス3点
13 武 豊 2点
13 M.デムーロ 2点
武騎手とデムーロ騎手が、現時点で最下位ですが、明日2連勝(1着30点X2)すれば逆転も可能です。とは言っても、ちょっと厳しい感じもしますけど。どんな結果になるか、明日が楽しみです。
今週は、WASJの話題ばかりです。出場選手が騎乗する馬が決まりました。
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【札幌・WASJ】出場14騎手の騎乗馬発表 by スポニチ
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ、26、27日、札幌)に出場する14人の騎乗馬が23日、JRAから発表された。昨年の覇者、M・デムーロらJRA所属の7騎手に、先週から札幌を沸かせているジョアン・モレイラ(33=香港)、初参戦の女性騎手ケイトリン・マリヨン(23=オーストラリア)ら外国人6騎手、地方1騎手が合計4レースの着順ポイントで優勝を争う交流戦。中でも注目は船橋所属の中野省吾(25)。日曜札幌メイン・キーンランドCの有力馬ネロにも騎乗し、地方の若き天才の手綱さばきは見逃せない。
◇WASJ第1戦(26日、札幌10R、芝1200メートル)
Cヴァッフシュテルケ58マリヨン
Bキッズライトオン 58武 豊
Aキャンディバローズ56内田博幸
Bクラウンアイリス 56モレイラ
Dクリノスイートピー56マカヴォイ
Bサルドナ 56Mデムーロ
Dジェイラー 56田辺裕信
Cテーオーソルジャー58ダシルヴァ
Cドゥモワゼル 54クウィリー
Aパラダイスガーデン56福永祐一
Bマイネルパラディ 56中野省吾
Dマユキ 56ルメール
Aラホーヤビーチ 56クラストゥス
Dレヴァンタール 58戸崎圭太
◇同第2戦(26日、札幌11R、芝2000メートル)
Aウインフェニックス58田辺裕信
Aエトルディーニュ 56ルメール
Aクロコスミア 56戸崎圭太
Bゲッカコウ 56マリヨン
Aケンホファヴァルト58マカヴォイ
Bサトノスティング 58クウィリー
Bショウナンマルシェ58ダシルヴァ
Dダイヤモンドダンス58内田博幸
Cデルマサリーチャン56Mデムーロ
Cトミケンスラーヴァ58中野省吾
Dハツガツオ 56福永祐一
Cベルニーニ 58武 豊
Cメイクアップ 58モレイラ
Dレインボーソング 56クラストゥス
◇同第3戦(27日、札幌10R、ダート1700メートル)
Bアナザーバージョン58クラストゥス
Bエンクエントロス 58福永祐一
Dダイチヴュルデ 58マリヨン
Aディアコンチェルト58Mデムーロ
Aディープオーパス 58武 豊
Aティーラウレア 56中野省吾
Dヌーナ 56ダシルヴァ
Cハヤブサプリプリ 56マカヴォイ
Bピントゥリッキオ 56内田博幸
Cプティットクルール54田辺裕信
Cベストセラーアスク56ルメール
Aメイショウバッハ 58モレイラ
Cロックキャンディ 56戸崎圭太
Dロマンホープ 58クウィリー
◇同第4戦(27日、札幌12R、芝1800メートル)
Dアドマイヤメテオ 58モレイラ
Bエニグマバリエート58戸崎圭太
Aオウケンブラック 58マリヨン
Dギブアンドテイク 58武 豊
Cケージーキンカメ 58クラストゥス
Bシャララ 56ルメール
Cタイセイアプローズ58内田博幸
Bテリトーリアル 56マカヴォイ
Dニシノオタケビ 58Mデムーロ
Dマイネルユニブラン56中野省吾
Aラディウス 58クウィリー
Aルグランフリソン 58ダシルヴァ
Cレッドベリンダ 56福永祐一
Bワイルドダンサー 58田辺裕信
※A〜DはJRA制定のランク
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騎乗馬は、JRAによってクラス分けされていますが、そこは騎乗技術に長けた騎手ばかりですから、馬の特徴を引き出してクラスの差を感じさせない良いレースを見せてくれると期待しています。ある意味、お祭りみたいなものですから、馬の能力よりも気に入った騎手の応援馬券を素直に買って応援したい。人気になりそうなのは、モレイラ騎手、マリヨン騎手あたりでしょうか。個人的には、中野騎手とフランケルの主戦騎手クウィリー騎手にも注目しています。週末の天気も良さそうだし、キレイな札幌競馬場で、日本の競馬を楽しんでもらいたいと思います。
今年のワールドオールスタージョッキーズは、この騎手に注目しています。
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地方代表25歳中野省吾、船橋から世界へ/WASJ by日刊スポーツ
今週の「夏だ!!競馬だ!!」は、南関東のホープ、中野省吾騎手(25=船橋・渡辺薫)の素顔に迫る。ワールドオールスタージョッキーズに、地方競馬代表として挑む。一流が勢ぞろいの大舞台にも、持ち前の自然体で臨む。中野騎手はデビューした09年8勝、2年目は35勝をマークした。5年目の13年は他地区での期間限定騎乗もあり、南関でこそ3勝にとどまったが、14年29勝、15年82勝、16年は159勝で南関東リーディング4位と飛躍的に伸びた。今年は75勝(他地方除く)で、同リーディング8位(21日終了時点)。年々、存在感を増しているが、勝利数がどれだけ伸びようと、まるで人ごとのように笑い、自然体を崩さない。(後略)
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WASJでは、世界の一流騎手の騎乗が見られるのも楽しみですが、地方競馬から選出された騎手の騎乗を見るのも楽しみです。地方代表騎手は、毎回、JRAの人気騎手に劣らない好成績を収めているので、今年も期待しています。記事にある通り、今年は地方代表の選出レースでダントツの成績を挙げた船橋競馬所属の若手の中野騎手が地方代表になりました。彼のコメントを読むと大変前向きな性格のようで、競馬に対する考え方も明確だし、来年は海外遠征も考えているようです。海外挑戦のステップとして、WASJで好成績を上げて、是非自分の存在をアピールして欲しい。とりあえず馬券を買って応援するので、できれば馬券圏内に来てほしい。
札幌記念は、蛯名騎手騎乗のサクラアンプルールが勝ちました。
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【札幌記念】サクラアンプルール重賞初V byスポニチアネックス
サマー2000シリーズ第4戦「第53回札幌記念」(G2、芝2000メートル)が20日、札幌競馬場で行われ、6番人気サクラアンプルール(牡6=金成)が直線で力強く抜け出して重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは2分0秒4。クビ差の2着には12番人気のナリタハリケーン。1番人気ヤマカツエースはさらに1馬身半差の3着。
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今年は不調続きだった蛯名騎手ですが、久し振りに参戦した札幌で重賞勝ちを収めました。レースでは中盤のやや後方で進めて、4コーナーでは得意のマクリを決めての勝利で、久し振りに蛯名騎手会心のレースだったと思います。この勝利は、本人もかなり満足したのではないでしょうか。昨日から2日続けてメインレースを勝って、復調した感じがしますので秋の重賞戦線は大いに期待できそうです。ちなみに今週の札幌メインは、どちらも門別競馬に出走経験がある「○地馬」でした。9レースのクローバー賞も門別の2歳馬が勝って、門別出身の馬はなかなか
レベルが高くて侮れない感じがしました。今週注目のモレイラ騎手は、土日で7勝。ほぼ昨年の勝率通り。さすがです。でも1,2番人気ばかりだったので、回収率を上げるのは難しそうです。
今週から札幌でモレイラ騎手が騎乗します。
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【札幌記念】モレイラも合格点!ロブソン1馬身半先着 Byサンケイスポーツ
夏競馬最大のレース、札幌記念が17日に確定した。ただ一頭の木曜追いとなったマウントロブソンには、来日したばかりのジョアン・モレイラ騎手(33)=ブラジル出身、香港拠点=が騎乗。僚馬にあっさりと1馬身半先着した。この動きには“マジックマン”も合格点のジャッジ。復調気配の素質馬が、心強い相棒を得て飛躍を果たそうとしている。(後略)
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モレイラ騎手の日本での騎乗では、これまで勝率約30%、連対率約50%という物凄いデータがあります。今週は土日で20鞍ですから、単純計算で6勝、10連対が期待できそうです。(まあそんなに甘くないとは思いますが)ということで、土日はモレイラ騎手の単複を素直に買っておけば、いくつかは当たりそうな気がします。ただ彼の勝率は周知の事実なので、どのレースも人気になると思いますから回収率を上げようとすると結構難しいかもしれません。モレイラ騎手と相性のいい「相棒」がいてくれるといいんですけど。
先週、免停中のスピード違反で半年間の騎乗停止中だった松田大作騎手が復帰しました。4鞍乗って、2着1回、3着1回とまずまずの騎乗でしたが、同じく怪我から復帰した三浦騎手のように素直におめでとうと言えない感じなのが残念です。違反の内容がニュースになって報道されたので、ファンの間では追放すべき等の過激な意見もあったようですが、社会的な制裁は充分受けているので半年間騎乗停止のペナルティは妥当だったと思います。まあ自動車業界の会社員が無免許運転するのは、業務の延長上の違反ということで社会的責任からもっと厳しい制裁になると思いますが、競馬業界では業務とは関係ないあくまでプライベートでの過失という考え方なのかもしれません。それはともかく、松田騎手には再出発ということで良い騎乗を見せて欲しいと思います。これまで通りアナ騎手として期待しています。
先週に引き続き週末は、テレビのスポーツ観戦三昧でした。
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<全米プロゴルフ>松山5位、メジャー初優勝逃す by毎日新聞
【シャーロット(米ノースカロライナ州)岸本悠】13日に行われた男子ゴルフの全米プロ選手権最終ラウンドで、首位と1打差の2位でスタートした松山英樹は5バーディー、6ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算5アンダーの279で5位に終わり、日本男子初のメジャー制覇は達成できなかった。松山と同組のジャスティン・トーマス(米国)が通算8アンダーでメジャー初優勝を果たした。2位はフランチェスコ・モリナリ(イタリア)、パトリック・リード(米国)、ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)の3人が並んだ。小平智は通算5オーバーの48位、谷原秀人は通算11オーバーで67位だった。
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先月の全英オープンも残念な結果でしたが、今回は3日目の時点で首位と1打差という絶好の位置にいたので期待していたのですが、後半に崩れてしまい、またもやメジャー制覇は成りませんでした。確かに先週の優勝で勢いがあったと思いますが、4日間神経を張り詰めてプレーしていたので、精神的な疲労がじわじわと来ていたのかもしれません。プレー中も汗をかいてタオルで拭う姿が他のプレイヤーよりも多かったような気もします。体調も万全ではなかったのかもしれません。今日のプレーは後半にミスが多かったのですが、それでも3打差の5位によく粘りました。健闘を称えたいと思います。
今回勝ったトーマス選手には、かなり運が味方したと思います。ラッキーな事があると、それを味方に付けて明るく振る舞い、気分を盛り上げていました。逆に後半の松山選手はかなり緊張感が漂っていて、対照的な感じがありました。メジャーを獲れるかどうかは、その辺りの気持ちの持ち方の違いなのかなあと感じました。(実際、素人がテレビで見てどうのこうの言える立場ではないのですが)メジャーを獲るというのは本当に難しくて、今年マスターズを制覇したガルシア選手はなんと74回挑戦して初めて勝ったそうです。彼に比べると若い松山選手にはこれから何度もチャンスはあると思います。今年のメジャーはこれで終わりですが、次の目標として年間ランク1位を目指して是非頑張ってもらいたい。これからも応援したいと思います。
それから本日、松山選手が結婚していたというニュースが流れました。プレー後に涙を見せて悔しがったのは、きっとここで優勝して結婚報告に華を添えたかったのに、それが叶わなかったせいかもしれません。まあ、それはともかく松山選手の結婚を祝福したいと思います。
次はテニス。先週に引き続き今週もズべレフ選手が優勝しました。それも難敵フェデラー選手を2-0で破っての優勝で、この強さは本物です。ズべレフ選手は、背が高くて手足も長い、サーブは速いし、ストロークは力強くて精確、そして意外に足も速くて球を拾いまくる。今日の試合では、ヒゲを生やして顔が真っ黒な中年オヤジと細身で溌剌とした高校生がプレーしているように見えました。ズべレフ選手は色白でブルーの瞳が綺麗なイケメンなので、これから人気と実力を備えた大物プレイヤーになりそうな予感がします。ちなみに、昨年まで強かったジョコヴィッチ、マレー選手が調子を落としているので、今回、錦織選手にもチャンスがあるかと思っていたら、1回戦負け。フェデラー、ナダル選手が復活して、さらに強力な若手の台頭で、シード選手の地位も危うくなってきました。今週は、手首の痛みで欠場するようなので、全米オープンも心配です。
高校野球も始まって、野球好きにはたまらないシーズンになりました。朝はメジャーリーグ、午後は高校野球、夜はプロ野球。もう見出したらキリがない。
それに加えて、ゴルフ、テニス、陸上そして競馬。もう寝る暇がない。(^^;)
期待のテイエムジンソクの重賞制覇は成りませんでした。
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【エルムS】ロンドンタウンがJRA重賞初制覇 1番人気テイエムジンソクは2着 Byスポーツ報知
◆第22回エルムS・G3(8月13日、ダート1700メートル、札幌競馬場、重)
14頭によって争われたダート重賞、エルムSは、4番人気のロンドンタウン(牡4歳、父カネヒキリ、栗東・牧田和弥厩舎、岩田康誠騎手)が直線での3頭の競り合いを制し、1分40秒9のコースレコードで優勝。JRA重賞6度目の挑戦で初制覇を決めた(交流重賞は今年2月に佐賀記念・G3を制している)。2着争いは先行した2頭の写真判定となったが、1番人気のテイエムジンソク(古川吉洋騎手)が2着。鼻差の3着には逃げ粘った8番人気のドリームキラリ(三浦皇成騎手)が入った。
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今週、楽しみにしていた重賞レースでしたが、残念な結果となってしまいました。スタートから2番手で先行して、手応え良く4コーナーを廻ってきた時には勝利を確信したのですが、その後、古川騎手が追い始めてもなかなか加速せず、逃げたドリームキラリをやっと捕まえられると思った瞬間に外からロンドンタウンに差されてしまいました。コースレコードになるほどの稍重の速い馬場で、函館で連勝した時とはコンディションが違っていたし、相手も強かったのでなかなか厳しい競馬だったのかもしれません。勝ったロンドンタウンは交流重賞も勝っており、JRA重賞挑戦も6回目のベテランですから、速い馬場に対応できる経験の差が結果に出たと見たほうが良いかもしれません。重賞初挑戦で、コースレコードに0.1秒差、しかも重賞常連さん達を抑えての2着ですから、よく頑張ったと思います。ここで少し休んで、次の重賞では是非リベンジしてもらいたいと思います。
今週の気になるニュース。
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父フランケル、母ウオッカのタニノフランケルがデビュー!/新馬戦 By netkeiba.com
◆8/12(土)
・新潟5R(芝1800m・15頭)
タニノフランケル(牡、M.デムーロ・角居勝彦、Frankel)…母が日本ダービーなどGI・7勝のウオッカ、父が英国の怪物フランケルという注目の良血馬。
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今年のPOGで指名した良血馬です。でも多少不安があります。ウォッカの仔は、期待したほど走っていないので、父がシーザスターズからフランケルに替わってどうなるか。新馬戦で期待通りの走りを見せてくれればいいのですが。
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青葉賞優勝のヴァンキッシュランが引退 種牡馬に Byスポーツ報知
JRAは10日、2016年青葉賞・G2に優勝したヴァンキッシュラン(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は北海道・日高町のエスティファームで種牡馬となる予定。
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昨年のダービーで応援したPOG馬です。夏に屈腱炎を発症して治療中でしたが、残念ながら引退となってしまいました。お気に入りの馬だったので、古馬での活躍が見たかった。
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テイエムジンソクは3枠4番/エルムS枠順
4連勝で重賞初制覇を狙うテイエムジンソクは3枠4番からの発走
13日に札幌競馬場で行われる、第22回エルムS(3歳上・GIII・ダ1700m)の枠順が11日確定した。近3戦全て圧勝のテイエムジンソク(牡5、栗東・木原一良厩舎)は3枠4番、マーキュリーCで2着のピオネロ(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)は6枠9番に入った。
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今週の期待は、やっぱりこの馬です。ずっと応援し続けて、やっと重賞出走まで来ました。別の記事によると、竹之下騎手が難しい時期を無理せずじっくり育てたお陰で、やっと本格化してきたということで、ここで勝って秋のG1へ目途を付けてもらいたいです。ここまでの3連勝の勝ち方が良かったので、おそらく人気になるでしょうが、それに応える走りを見せて欲しいと思います。本当に楽しみです。
今年も札幌で楽しみなレースが開催されます。
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WASJ出場騎手 海外はモレイラ、豪の美人騎手ら
26、27日に札幌で行われるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の出場騎手がJRAから発表された。海外招待騎手は、モデルのオファーもあったという初参戦の女性騎手ケイトリン・マリヨン(23=オーストラリア)、15年総合優勝で3年連続となるジョアン・モレイラ(33=ブラジル)をはじめ、アントニー・クラストゥス(32=フランス)、ユーリコ・ダシルヴァ(42=カナダ)、ケリン・マカヴォイ(36=オーストラリア)、トム・クウィリー(32=アイルランド)の6騎手が参加する。
地方競馬代表騎手は、選定競走で歴代最高ポイントを獲得した中野省吾(25=船橋・渡辺薫)。JRA代表は戸崎圭太(37=田島)、内田博幸(47)、田辺裕信(33)、C・ルメール(38)、M・デムーロ(38)、武豊(48)、福永祐一(40)の7騎手。昨年に引き続き、JRA選抜とWAS選抜(外国、地方代表)によるチーム対抗戦も実施される。
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「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」として開催されていた頃、東京競馬場に見に行ったことがあります。普段、あまり見ることができない騎手達が参戦して、興味深いイベントですが、一昨年から「ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」という名称になって札幌で開催されるようになりました。今年もモレイラ騎手を筆頭に6名の騎手が参戦しますが、特に注目しているのはオーストラリアの美人騎手マリヨンさんです。男性騎手に混じって彼女がどんなパフォーマンスを見せてくれるか、とても楽しみです。やっぱり競馬にも「華」が必要です。それから、このシリーズでは活躍が目立つ地方騎手ですが、今年は中野騎手が参戦します。昨年は、高知の永森騎手が1勝でランク3位、一昨年は、金沢の藤田騎手が1勝でランク4位でした。たった一人だけの参戦、それも全く経験の無い札幌のコースで、きちんと実績を残す地方騎手の技量の高さは証明されていますので、今年の若手・中野騎手にも期待したいと思います。毎年、このレースが見られる北海道の競馬ファンが羨ましいです。いいなあ。
週末はテレビ三昧でした。朝のゴルフに始まり、テニス、メジャーリーグ、午後から競馬、夜は陸上(録画ですが)とほぼ12時間スポーツ中継観戦三昧。日本人選手が出ていると、スポーツ観戦が楽しい。ということで、観戦後の感想を少しだけ。
ゴルフはブリヂストン招待。松山選手が優勝しました。今朝も早起きして中継を見ていましたが、最後の3ホールは全てバーディで、コースレコードを記録する圧巻の内容でした。風雨に左右された全英オープンの時とは違って、この大会ではショット、パットも安定していて、安心して見ることができました。コースに徐々に慣れて、ラウンドする毎に上手くなっていった印象です。彼の緻密なゴルフの本領発揮といったところでしょうか。今週末は全米プロ。彼にとっては相性が良くないコースのようですが、良いコンディションであれば、今回の再現も可能だと思います。是非頑張って欲しいです。
次はテニス。錦織選手の試合を少しだけ見ましたが、若手No.1のズべレフに圧倒されて完敗でした。最近の錦織選手は、初戦から苦労して勝ち上がることが多くなってきています。彼自身のコンディションが悪いのか、それとも下位ランクの選手のレベルがアップしているのか判りませんが(たぶん後者)錦織選手もそろそろ中堅選手(年齢もランク的にも)になりつつある印象でした。
メジャーリーグは、ダルビッシュ投手のドジャースでのデビュー戦。こちらは初回以外は落ち着いた投球で、味方の援護もあって楽々と勝ち星を挙げました。彼は良い時と悪い時の投球が極端ですが、この日は良い時の投球でした。多彩な変化球とストレートのコンビネーションが良かったと思います。打者がそれほど速くないストレートを空振りしていたのを見ると、変化球が効果的だったのでしょう。この調子でまずは地区優勝を目指して欲しい。
競馬は、昨日も書きましたが、走らない競争馬テイエムアンムートの態度が衝撃的でした。レースがスタートしているのに、こんなにヤル気の無い馬は初めて見ました。もし次にレースに出て来たら、ゲートに注目したい。きちんとスタートしたら、拍手したいと思います。
織田裕二さんと違って、世界陸上にはあまり興味がないのですが、それでも日本人選手は応援したい。マラソンの公務員ランナー川内選手はとてもストイックで、情熱的な選手です。ちょっと言葉が荒っぽくて誤解されやすいタイプですが、彼の走りは素晴らしい。今回もいろいろアクシデントがあったようですが、よく頑張ったと思います。昔、宇佐美という根性走りの選手がいましたが、その頃を思い出しました。
猛暑の休日は、エアコンが効いた自宅のテレビでスポーツ観戦が最高です。
新潟競馬場のメイン・レパードSは、伏兵のローズプリンスダムが優勝しました。木幡拓也騎手にとっては、初めての重賞勝ちでした。
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伏兵ローズプリンスダムが突き抜けV エピカリス3着に敗れる/レパードS By netkeiba.com
6日、新潟競馬場で行われたレパードS(3歳・GIII・ダ1800m)は、先団の後ろでレースを進めた木幡巧也騎手騎乗の11番人気ローズプリンスダム(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)が、直線で内から外に持ち出して一気に突き抜け、逃げ粘った12番人気サルサディオーネ(牝3、栗東・羽月友彦厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒9(良)。勝ったローズプリンスダムは、父ロージズインメイ、母クリスチャンパール、その父シンボリクリスエスという血統で、これが重賞初制覇。鞍上の木幡巧也騎手にとっても、初めてのJRA重賞勝利となった。
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断然人気は、日本では負け無しのエピカリス。レースでも余裕で4番手辺りを追走して、直線でも手応えが良かったのですが、前が壁になってなかなか割っていけませんでした。逆にローズプリンスダムは、内ラチ沿いを走っていましたが、前が壁になると見るとすかさず外に持ち出して、ゴール前で前を行く馬を差し切りました。これは、ルメール、デムーロ騎手がよくやる手ですが、彼等のお株を奪うような見事な騎乗だったと思います。おそらく、ルメール騎手も同じようにやりたかったのでしょうが、今回は木幡騎手の判断の方が的確でした。これは11番人気という低評価を覆して馬の能力を引き出した本当に素晴らしい騎乗だったと思います。エピカリスは今回は残念でしたが、能力はあるので次に期待です。
因みに、応援していたのはテイエムアンムート。3着内を期待して複勝を買いましたが、スタートのゲートが空いた瞬間に、トボトボと歩き出して、競争中止。一体何があったのか判りませんが、全く走る気無し。そのまま外ラチの方へ散歩していました。ゲートで立ち上がって出遅れたり、躓いて落馬中止やゲートから出ない馬を見たことがありますが、何事もなく普通に「散歩」する馬は初めて見ました。(JRAのパトロールビデオを見ると判ります)馬券買って応援していたのですが、苦笑するしかありませんでした。きっと、暑さで気分が乗らなかったのかも。
それから、最終レースでまたも藤田菜七子騎手が勝ちました。土日で2勝。新潟とは相性が良いようです。直線が長くて平坦なので、乗りやすいのかも。今日も大穴を開けて、アナ党注目の騎手になってきました。この調子で頑張って欲しいです。