キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

F35、量産化は2019年

2012年03月31日 | Photo (&Aviation)
噂になっていたF35の納期遅れが現実になってきました。
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F35、量産化は2019年=2年遅れ、運用コスト高騰―米国防総省
【ワシントン時事】米国防総省は30日、F35戦闘機の開発、生産費の総額は約3957億ドル(約32兆円)で、2010年末の見積もりより約4.3%増加すると発表した。同省はF35がフル生産に入る時期は当初の2年遅れの19年になるとしている。(中略)日本は次期主力戦闘機(FX)にF35を導入することを決めているが、量産化の遅れで、17年3月までに最初の4機を有償軍事援助(FMS)で輸入する時点では、戦闘性能が未完成の初期型を導入することがほぼ確実になった。導入後の運用コストが上昇することも避けられない見通しだ。 
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自衛隊FXの選定当初から、F-35には納期の遅れが発生するのではないかという懸念がありました。2016年納入という確約で採用に踏み切ったわけですが、結局現時点ではその時期に完成機を納入するのは難しく、またコストも上昇する可能性があり、とても高い買い物になりそうです。素人の意見ですが、F-35はロッキードという一流ブランドの最も新しい製品で、自衛隊に取ってはとても魅力的な製品だと思います。しかし現在の政府の財政事情は国民からの借金が頼りで、更に今の国会では消費税増税も議論しています。そんな中で、確かに国家にとって「国防」は重要な事ですが、防衛省にはもう少し国民の負担も考えてもらって、より「現実的」な選定をして欲しかった。と、今更言っても仕方ないので、価格が高騰するなら思い切ってF-35の調達数を減らし、低価格で調達できる現在運用中の機体を、早期に暫定導入する等の方法を検討すべきでしょう。(まあ米軍が日本に駐留し自衛隊の任務を代行してくれれば、問題無いとも言えますけど)ちなみに空母艦載機型F-35は、着艦フックの設計ミスでイギリスの空母に着艦できず、こちらも欠陥ということで問題になっているようです。F-35計画は、今後も航空ファンにいろいろな話題を提供してくれそうです。

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本「たねが危ない」

2012年03月28日 | Book
著者は、若い頃は漫画家・手塚治虫の下で編集者として活躍し、その後実家の種屋を継いで現在に至る経歴の方。タイトルに惹かれて読んでみたが、いろいろ勉強になって面白かった。
野菜の種というのは現在、F1と呼ばれる一代限りの種が主流で、市場で流通している作物はこの種で生育されたものがほとんどである。この種の利点は、取れた作物の大きさや形が均一で見栄えが良いことや、味も均一で生育までの期間が短い、病気に強く市場が求める大量生産と農家が求める耕地の収穫効率アップに貢献していることなどである。その反面、野菜の持つ味やにおい等「野菜らしさ」にはやや欠けていて味に個性がないし、一代限りなのでこの野菜から取れる種は次世代には使えない。或いは実を結ばないなどの欠点もある。
著者は小規模な種屋として、従来型の固定種を販売しているが、美味いけれど形も大きさも不揃いな固定種は、市場からは少なくなっているのが現状である。(それがタイトルにもなっている)今一度、この在来型固定種で作られた野菜を見直して欲しいというのは著者の願いでもある。(手塚漫画のポリシーを各所に引用している)
内容はエッセイ風で、著者の経験と主張がとても判り易い。昔は作物の種を取って育てたりしたが、現代の市場の野菜が一代限りのタネ作られているということは知らなかった。都市に住んでいると、値段の高い野菜=美味い野菜というイメージがあるが、供給側に立つと均一で味がそこそこで見栄えが良い=値段が高い野菜であって、美味いのに見栄えの良くない野菜は、出荷されず地元で消費されているらしい。固定種は世代を経る毎にその土地に馴染んだ美味い野菜になる。そこで著者は、何代でもタネが取れる固定種こそが、自家菜園に向くと考えてこれを推奨している。マンガ「美味しんぼ」の山岡さんが、美味い野菜を求めて、田舎の産地を巡るのはその辺の事情をよく知っているのかも。

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F1マレーシアGP

2012年03月26日 | Sports
マレーシアは、雨で大波乱の面白いレースでした。
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アロンソ、通算28勝目/マレーシアGP(サンケイスポーツ)
F1世界選手権第2戦マレーシアGP決勝(25日、マレーシア・セパン=1周5・543キロ×56周)雨で51分間中断するなど荒れたレースで、不調フェラーリのフェルナンド・アロンソが昨年7月の英国GP以来の優勝。通算28勝目として、優勝回数で歴代単独5位に立った。ザウバーは、フル参戦3年目でエース格の小林可夢偉がリタイアする中、同2年目のセルヒオ・ペレスが2位。ザウバーは前身のBMWザウバーだった2009年10月のブラジルGP以来の表彰台となった。
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今年はフェラーリの出来がいま一つという評判でしたので、アロンソ選手の優勝は全く想像できませんでした。雨で一時中断するなど、波乱のレースを上手く立ち廻り、ペレス選手の猛追を凌いで優勝しました。こんなこともあります。アロンソ選手は、ミスも無く優勝に相応しいドライビングでした。しかし、今回の主役はザウバーのペレス選手です。参戦2年目でいきなり表彰台。優勝の可能性もありましたが、終盤にコースアウトして残念ながら優勝することはできませんでした。しかし、レースでは安定感があって良いドライバーだと思います。
前回優勝のバトン選手はカーティケアン選手に接触し、その後はいつもの彼らしさがなくて下位に沈んでしまいました。また、ベッテル選手も良いところが無く、接触でタイヤがバーストしたり、状況判断も精彩を欠いて、どうしたの?というくらい変なレースでした。きっと下位に沈んだドライバーは、悪夢のレースだったかもしれません。しかし、こういうレースは年に何度もあるわけではないので、気をとり直して次のレースで頑張って欲しいです。
ちなみに、期待された小林カムイ選手ですが、今回はトラブルで予選を失敗しました。サスに問題有りということですが、2戦連続の予選失敗です。昨年からこの傾向は続いていて、予選の速さが無いのが彼の弱点かもしれません。今回の予選は、ペレス選手がトップ10に入っただけに、差をつけられてしまった印象です。レースでもタイヤ交換の判断ミスが2回くらいあって、おそらくチームの戦略でギャンブルをしたのだと思いますが、全て裏目に出てしまいました。
今回のペレス選手の快走で、今後のザウバーは彼を中心に廻りそうな感じです。

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高松宮記念GI

2012年03月25日 | Horse Racing
今年の春の短距離G1は、カレンチャンが制しました。
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【高松宮記念】カレンチャン秋春スプリントGI連覇!(サンケイスポーツ)
第42回高松宮記念(25日、中京11R、GI、4歳以上オープン、芝1200メートル、1着賞金9500万円=出走18頭)池添謙一騎手騎乗の2番人気カレンチャン(牝5歳、栗東・安田隆行厩舎)が好位から抜け出して優勝。昨秋のスプリンターズSに続くGI2勝目で、秋春スプリントGI連覇を果たした。勝ちタイム1分10秒3(重)。2着には3番人気サンカルロ、3着には1番人気ロードカナロアが入った。カレンチャンは父クロフネ、母スプリングチケット、母の父トニービンという血統。通算成績15戦9勝。重賞は11年の阪神牝馬S(G2)、函館スプリントS(G3)、キーンランドC(G3)、スプリンターズS(G1)に続く5勝目。池添謙一騎手、安田隆行調教師はともに高松宮記念初制覇。
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単勝10倍以内の人気の3頭、ロードカナロア、カレンチャン、サンカルロが下馬評通りの強さを発揮して僅差の決着となりました。カレンチャンは自在性と力強い末脚を持っていて、このレースも早めに先行して危なげない勝ち方でした。可愛い牝馬ですが、名前とは違って毎回横綱のような勝ち方で、短距離のウォッカと言ってもいいくらいです。池添騎手もやんちゃなオルフェーブルとは違って、この馬との相性はとても良いみたいです。落ち着いた騎乗で余裕の勝利でした。池添騎手はこれまで、多くのG1に騎乗し好成績を納めています。普段はそれほど勝ち星が多い騎手ではありません(昨年は59勝)が、G1はこれで18勝となり蛯名騎手と同じです。総じて大舞台に強い印象があります。今後のG1でも期待して良さそうです。2着のサンカルロは毎回追い込みが届かずというレースが続いており、今回も良いレースでしたがわずかに届かず、念願のG1制覇はなりませんでした。短距離G1は先行する馬が有利なのは間違い無いようです。東京や新潟に1200mのG1があれば、おそらくこの馬が勝っていたでしょう。
ロードカナロアは、まだ四歳ということで更なる成長が期待できます。カレンチャンの連勝が続くのか、新しい勢力が台頭するのか、また今年の秋のスプリンターSが楽しみです。

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米旅客機トイレ故障で立ち往生

2012年03月23日 | Photo (&Aviation)
こんなことになったら、どうしましょ?
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米旅客機トイレ故障で立ち往生、米国から上海まで3日がかり(CNN.co.jp)
ワシントン(CNN) 米国から上海に向かった旅客機がトイレの故障など相次ぐトラブルに見舞われ、乗客は足かけ3日かかってようやく目的地にたどり着いた。米ユナイテッド航空857便(ボーイング777型機)は乗客262人を乗せて18日午後にサンフランシスコを発ち、13時間で上海に着くはずだった。しかし出発から約3時間後、トイレの故障で予定を変更してアラスカのアンカレジに向かった。代替機は19日にアンカレジに到着したが、機械系統の問題で出発できず、乗客の大半は20日出発の別の便を利用する羽目に。結局目的地に到達できたのはこの日の夜だった。(中略)乗客には食事券とホテルの宿泊券が配られたが、長時間並んで待たされた末に手にしたのは12ドル相当の食券。ホテルの宿泊券は深夜過ぎに受け取ったが、着替えや薬が入った手荷物は渡してもらえなかったという。翌19日の午後1時に出発予定だった代替機は2時間半遅れとなり、さらに数時間待たされた末に、同機も故障と発表があった。乗客数十人は深夜便でサンフランシスコに引き返したが、この便は雷に見舞われ続けるというおまけが付いた。ユナイテッド航空は21日、乗客には全額を返還し、補償にも応じると表明。サンフランシスコに戻った乗客は、預けた手荷物が中国に行ってしまい、まだ受け取っていないと話している。
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海外旅行にはトラブルが付き物ですが、出発時の飛行機の問題でこんな事態になったら、即刻旅行は中止にしたくなると思います。機内では、待ち時間を楽しめるようにスマホやゲーム機や電子ブックを持ち込めば、、とも思いますが、電子機器は電源や電池の問題があったり、機内では使用が制限されたりします。隣の人との会話で時間を潰すのも有りですが、一人旅で隣の人と言葉が通じない場合もあります。機内では映画の上映もありますが、好みの映画でも3本も見ると嫌になります。寝るのにも限界があるし、食べ物は持ち込みにくいし、なかなか難しい問題です。そういう時のために、海外に行く時は暇つぶし用に好きな本やメモ帳、アナログなゲームやパズル本をバッグに入れておくようにしています。
「備えあれば憂いなし」は、地震以外でも使える諺です。

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本「競馬どんぶり」 浅田次郎

2012年03月21日 | Book
浅田次郎が90年代に書いた競馬エッセイです。登場する馬の名前が多少古かったり、JRAの馬券の種類が現状よりも少なくて、多少違和感を感じる部分もありますが、競馬の見方・考え方には納得できる部分が多いです。しかし、作家には競馬好きが多いのは何故だろうと思います。おそらく机に向かって文章を書くという地道な仕事のストレスを開放するには、競馬のようなアウトドアで、観客が一体になって興奮できるスポーツが合っているのかもしれません。馬を見ていると気持ちも癒されます。浅田次郎も作家になる前から競馬をやっていて、競馬歴30年以上の大ベテランです。これくらいになると自分のスタイルを確立しており、一言一言がとても参考になります。真似はできなくても、その考え方に学ぶところは多いです。
ちなみに彼の競馬本は好きですが、小説はまだ読んだことがありません。(^^;)

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F1オーストラリアGP 開幕戦

2012年03月19日 | Sports
今年のF1開幕戦は、バトン選手が優勝しました。
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バトンV!王座奪回へ「最高の開幕」/F1(サンケイスポーツ)
F1世界選手権開幕戦豪州GP(18日、メルボルン、アルバートパーク・サーキット=1周5・303キロ×58周)ジェンソン・バトン=マクラーレン=が2番手スタートから逆転優勝。昨年10月の日本GP以来、5戦ぶりの優勝で通算13勝目を挙げた。2009年王者のバトンはスタート直後、ポールポジションから出た同僚ハミルトンをかわして首位に浮上。豪州GP通算3勝目に「車は速いし、最高の開幕になった」と雄たけびを上げた。昨季は年間2位だったが、1シーズンとして史上最多となる6人の王者経験者が参戦する今季は3年ぶりの王座奪回に向けて先勝。ピットでは交際中のモデル、道端ジェシカが父親のジョンさんと抱擁した。
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今年もF1が始まりました。例年、開幕戦は荒れることが多いのですが、今年も荒れたレースとなりました。バトン選手の持ち味は、的確な状況判断とレース全体を見渡したペース配分の上手さです。今回も状況判断と例年以上の速さを発揮して、追走するベッテル選手に影を踏ませない強い勝ち方でした。(競馬のような表現ですが、、)車は昨年よりはるかに良さそうなので、今年は期待できそうです。
昨年、ベッテル選手が独走でチャンピオンになりましたが、今年はチーム差が縮まって大混戦になりそうな予感がします。昨年のように、レースは面白いけどチャンピオン争いがつまらないシーズンにならないように、ベッテル選手以外のドライバーに是非頑張って欲しいです。
小林選手は、オーバーテイクの見せ場(失敗したけど)を作り、ダメージ受けながらも良いレースを見せて、6位に入賞しました。最終ラップで9位を走っていましたが、前を行く車が接触で後退し、漁夫の利を得ました。こういうこともあります。(逆もありますが)予選で一時トップタイムをマークするほど好調なので、このペースで上位争いして欲しいです。
今年からBSフジの放送が始まり、久し振りに今宮、川井、森脇の大御所3氏の声を聞くことができました。テーマ曲も90年代の元気だった頃のF1らしく、とても懐かしかったです。なかなか良い放送でしたが、川井さんの甲高い声は、長く聞いているとだんだん苦しくなってきます。絶叫アナよりはマシですが、もう少し静かに落ち着いて頂きたい。
また次のマレーシアGPが楽しみです。

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本:「かたち」

2012年03月18日 | Book
自然にある「かたち」がいかに作られるかがテーマ。様々な事例を挙げて、自然にある「かたち」が創造説にあるような神か創ったものでも、自然選択で創られたものでもなく、物理的な現象で作られていることを解説している。写真やイラストが多く、ビジュアルで判りやすく説明する意図は感じられる。読んでみて、提示された図や写真の例は、判りやすいのだが、できるだけ数式を使わないで説明するという著者の説明の文章が難解で、頭の中に入っていかなかった。これは翻訳者の理解の問題もあるかもしれない。(原文が難しいのかも)読み手にもある程度、科学的な素養が無いと難しいと思う。しかし、ポピュラーサイエンスとして一般人向けの読み物であれば、もう一工夫欲しい気もします。
科学に素人の自分には、取り上げた事象には初めて聞いた名前の事象や法則があって、誰も気にしない些細な世界でも研究者というのは深く研究し業績を残していることがよく判る。こういう本の楽しみ方は、知らない世界を知ることにあるのだから、たとえ理論が理解できなくても、先人達の業績や事象の名前を覚えるだけでも、読む価値はあると思います。

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阪神大賞典

2012年03月18日 | Horse Racing
昨年の3冠馬オルフェーヴルが出走した阪神大賞典は、堅実に走ったギュスターヴクライが勝ちました。
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ギュスターヴクライ大金星、オルフェーヴル迷走2着/阪神大賞典(netkeiba.com)
18日、阪神競馬場で行われた第60回阪神大賞典(4歳上、GII・芝3000m)は、四冠馬オルフェーヴルの2012年始動戦として注目を集め、最終単勝オッズ1.1倍の圧倒的人気となった。
ハナを切ったのはリッカロイヤルだったが、ナムラクレセントが逃げる展開に変わると、たまらず2番手へと押し上げたオルフェーヴル。そして今度はオルフェーヴルが先頭に変わったが、3コーナー手前で逸走し後方まで下がるも、直線で再び盛り返し、あわや差し切りかと思われたが、先に抜けたギュスターヴクライを捕らえきれず2着に敗れた。結果は1着が3番人気のギュスターヴクライ、1/2馬身差の2着がオルフェーヴル、さらに2.1/2馬身差の3着が昨年の勝ち馬で5番人気のナムラクレセント。勝ちタイムは3分11秒8(稍重)。なお、リッカロイヤルは馬体に故障を発生し、競走を中止している。
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競馬は何が起こるか判らないとよく言われますが、今日はそういうレースだったと思います。
勝ったギュスターヴクライはレース開始からずっと良いポジションを取って、一旦はオルフェーヴルに並ばれました。しかし、直線での加速で上回り最後まで粘っての1着です。全体の能力ではオルフェーヴルには敵わないと思いますが、騎手との折合いと長く脚を使える能力は感じます。今回はオルフェーヴルの失敗があったとは言え、最善を尽くせば良い事があるという見本のようなレースでした。昨年の3冠と年末の有馬記念を制して注目されたオルフェーヴルですが、今日のレースでは折合いに欠いてしまい、結局2着に敗れました。しかし、レース内容は圧倒的で、中盤で先頭に立つとそのまま他の馬を振り切る素振りを見せて、そのままゴールまで行けそうな勢いでした。コーナーを曲がらずに直進したので、池添騎手がスピードを落とし、一旦後方に下がりそこから盛り返しての2着です。この馬の能力の高さを感じるレースでしたが、毎回何かが起こる(今まではゴールの後に起きてました)騎手との折合いは、課題になりそうです。オルフェーヴルの強さは誰もが認めるところですが、まだまだ死角はあるようです。これから春のG1シーズン、他の馬達がどのような戦略で、この馬に挑むのかとても楽しみになってきました。

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iPad発売に行列する人々

2012年03月17日 | Current news
Appleは話題のブランドで、新しいモノ好きにとっては気になるニュースではないかと思います。
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アップル新型「iPad」発売開始 東京・銀座のアップルストアには開店前に450人が行列
東京・中央区銀座のアップルストアでは、タブレット端末、新型「iPad」の発売が16日から始まった。午前7時、アップルストア銀座の前には寒い中、iPadを買い求めようと大勢の人が行列をつくっていた。先頭の客は、「おととい(14日)の午後7時から(並んでいます)」と語った。行列に並ぶ客は「5歳の孫がiPadいじってできたので、わたしもこれだったらできるかなと思って」と語った。アップルストア銀座では、開店前から、およそ450人の行列ができ、午前8時のオープンとともに客が次々と店内に入り、お目当ての新型iPadを手にした。(後略)
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昨日のテレビのニュース番組は、この話題が大きく報道され、映像では長蛇の列の風景と開店を待つ人たちへのインタビューが出ていました。新型は画像が鮮明に見えるというのが売りの製品のようで、デザインもほとんど変化無く、以前のモデルのマイナーチェンジ版です。しかし、毎年似たような製品が発表され、数日待てば買えるのが判っているのに、2日も前からわざわざ並んで買うというのは、興味が無い人にはなかなか理解し難い風景です。確かに誰よりも早く手に入れたい気持ちは判るのですが、行列を作って待って買うほどのことなのか、友人ともこの話題について議論しました。意見としては、「並んで買うことに魅力を感じる」(普通にお店で買うのは耐えられない)、「長時間並んで耐えて苦労して買う自分が好き」(ナルシスト?)、「他人に買ったことを自慢したい」(話題にしたい)、「マスコミの取材を受けたい」(普通とは違う自分を見せたい、注目されたい)或いは、話題を作るためのサクラも居たかもしれません。たぶんこれからAppleの製品が発売されるたびに、この風景がマスコミで取り上げられると思います。なんだか、鉄道マニアの列車引退イベントと共通するものを感じてしまいまいました。

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東海道新幹線 初代「のぞみ」300系ラストラン

2012年03月16日 | Science/Technology
初代「のぞみ」300系が引退だそうです。
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東海道新幹線初代「のぞみ」300系ラストラン 20年目の引退(FNN)
20年前に登場した東海道新幹線初代「のぞみ」300系が16日、ラストランを迎えた。
午前10時45分すぎ、多くのファンに見守られ、300系新幹線が新大阪駅に向けて、東京駅を出発した。1992年から運行を開始した300系は、「初代のぞみ」として、最高速度が、それまでの時速220kmから270kmとなり、東京 - 新大阪間を2時間30分で結んだ。その後、2007年に導入されたN700系と順次入れ替わり、16日で全ての車両が運行終了となる。300系は、先頭部分の鋭いデザインが特徴で、鉄道ファンからは「鉄仮面」と呼ばれて親しまれ、2月に発売されたラストランの切符は、わずか1分で売り切れるほどだった。(中略)ラストランとなった16日、東京駅のホームでは引退セレモニーが行われ、乗務員やメンテナンスの担当者らに花束が贈られた。午後には、新大阪駅でも引退セレモニーが行われる予定。
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「撮り鉄」の目玉である引退列車撮影会が今年も行われました。新幹線「のぞみ」300系がラストランで多くの鉄道マニアが詰め掛けたようです。テレビ各局もこの騒動を取材していましたが、0系の引退と違って今回は涙を浮かべて泣く人の姿は見掛けませんでした。まあ速いだけであまり特長がない新幹線300系ですから、初代新幹線のように感情に訴えるものもないのでしょう。この電車には、東京~博多間を十数回乗りましたが、あまり印象に残っていません。新型とはいえ長時間(当時は6時間)乗ると、走り出した時の感動が薄れて疲労するからでしょう。むしろ電車から降りた時の清清しい気分だけはよく覚えています。鉄道に想い入れが無い人には、この騒動の当事者の気持ちはなかなか理解し難いものがあります。
毎回、殺気立った鉄道マニアで大混雑のホームを見せられると事故が心配になります。引退列車を撮りに行って、人生を引退するようなことにならないように気を付けて欲しいです。
追記:翌朝のニュースを見たら、やはり泣いているマニアがいて思わず笑ってしまいました。昔のドキュメンタリーで見た就職列車を見送る親たちのようでした。

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マラソン代表選考

2012年03月13日 | Sports
密かに期待していた川内選手のオリンピック挑戦ですが、残念な結果に終わってしまいました。
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川内「実力足りなかった」落選に一切未練なし…マラソン代表決定(スポーツ報知)
日本陸連は12日、都内で理事会を開き、ロンドン五輪の男女マラソン代表各3人を決定。男子は東京2位で日本人トップの“無職ランナー”藤原新(30)=東京陸協=ら3選手が選出された。藤原はこの日の会見で、落選した川内優輝(25)=埼玉県庁=と「トレイル(山野)ランをしたい」と宣言。マラソン界を引っ張る2人がタッグを組み、強力なアフリカ勢に挑む。
落選した公務員ランナーの川内は、勤務先の埼玉・春日部高で会見し、五輪代表に選ばれた同じ境遇の無所属ランナー、藤原への支援を熱望した。「藤原さんからお誘いがあれば勉強させていただきたい」と、藤原の五輪メダル獲得への練習パートナーに名乗り。5月13日の仙台ハーフでは本番さながらの“勝負”をする可能性もある。選考結果には「納得している。公正な選考が行われたと思っています。僕には実力が足りなかった」と一切の未練なし。今後も企業に属さずに初志貫徹を宣言した。マラソン界に一石を投じた異端児のロンドン挑戦は終わったが「五輪を目指せる状況は一つじゃないと多くの人が感じてくれたと思う」と、胸を張って自分で自分をほめた。(後略)
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いつもマラソンの代表選考には、何となく腑に落ちないようなスッキリしない感じが残ります。今回も4大会のレースを対象として、3人を選ぶという不思議な選考基準になっています。素人目には、3つのレースで日本人最上位を3人選べばスッキリすると思いますが、おそらくマラソン大会の主催者との関係(代表選考レースという「箔」がつく?)があって、4レースを対象にしたのかもしれません。とにかく陸上の代表選考には、一般人には見えない力が働いて、陸連の人達にしか判らない変な基準で選考されてしまうようです。
今回の注目は公務員ランナーの川内選手が選ばれるかという点にありましたが、より確実な代表の座を狙って出場した東京マラソンが裏目に出てしまい、落選してしまいました。しかし、彼のこの1年の成績を見ると、
2011年2月 東京マラソン2011 3位 2時間08分37秒 自己ベスト記録・世界陸上大邱大会選考レース
2011年9月 世界陸上大邱大会 18位 2時間16分11秒
2011年10月 大阪マラソン 4位 2時間14分31秒 日本人最高順位
2011年12月 福岡国際マラソン 3位 2時間09分57秒 日本人最高順位・ロンドン五輪選考レース
2011年12月 防府読売マラソン 2位 2時間12分33秒 日本人最高順位
2012年2月 東京マラソン2012 14位 2時間12分51秒 ロンドン五輪選考レース
と6回出場して、3回は日本人最上位、3位以内も3回達成しています。
逆に、今回選ばれた中本選手は、この1年でわずか3回の出場で
2011年3月6日 びわ湖毎日マラソン 2時間9分31秒 4位
2011年9月4日 世界陸上大邱大会男子マラソン 2時間13分10秒 10位
2012年3月4日 びわ湖毎日マラソン 2時間8分53秒 5位(自己ベスト記録)
ですから、成績だけ見ると川内選手の落選に納得行かない人も多いかもしれません。でも成績には現れない面で、中本選手が川内選手よりも優秀と認められる部分がきっとあるのでしょう。オリンピック本番では、秘めた力を発揮して、是非活躍して欲しいと思います。
川内選手の今回の落選は残念でしたが、マラソン競技に純粋に打ち込んでいる姿は、見ていてとても気持ちが良いです。オリンピック騒動も終わったことだし、公務員ランナーの看板を下げずに今後も直向に走って欲しいです。

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東日本大震災から1年

2012年03月11日 | Current news
あの日から1年が経ちました。地震が起きた瞬間のことは、今でも鮮明に覚えています。
起きた瞬間よりもその後の混乱のほうが大変でしたが、それが今では貴重な経験になっており、色々な教訓を得ることができました。常に備えておくことは必要ですが、今後の人生で、これ以上の災害が起きないことを祈りたいと思います。
当時のブログには、この震災の第一報を記していました。
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宮城北部で震度7 大津波警報 6メートルも(産経新聞 3月11日(金)14時52分配信)
11日午後2時46分ごろ、宮城県北部で震度7を観測する地震があった。
気象庁は宮城県に大津波警報を発令した。6メートルの津波の恐れがある。
各地の震度は以下の通り。
その後、
▽震度6強=宮城県北部、宮城県中部 ▽震度6弱=岩手県沿岸南部、岩手県内陸南部、宮城県南部 ▽震度5強=岩手県沿岸北部、岩手県内陸北部、福島県中通り、福島県浜通り ▽震度5弱=山形県村山 ▽震度4=秋田県沿岸南部、秋田県内陸南部、山形県庄内、山形県置賜、茨城県北部 ▽震度3=山形県最上
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現実は、予想を超えるものであることを忘れてはいけないと思います。

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「スター・ウォーズ」のドキュメンタリー映画

2012年03月10日 | Music & Movie
「スター・ウォーズ」のドキュメンタリー映画が公開されるようです。
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『スター・ウォーズ』に人生を捧げてしまった熱狂的ファンの肉声がここに!
話題のドキュメンタリーが日本上陸(Movie Walker)
1977年に第1作目が公開されてから早34年。宇宙を舞台にした壮大なスケールの物語や個性的なキャラクター、常に最先端を行くSFXなど、従来の映画にはなかった魅力で人々を魅了し続ける『スター・ウォーズ』シリーズ。3月16日(金)からはいよいよ3Dになった『スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D』も公開されるが、その生みの親でもあるジョージ・ルーカス監督に対する『スター・ウォーズ』ファンたちの声を世界各国より集めたドキュメンタリー映画『ピープルVSジョージ・ルーカス』(2012年3月公開)が登場した。
2010年3月、アメリカ・テキサス州のオースティンで開催のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、エディンバラ国際映画祭など世界各国の映画祭で多くの共感を集めてきた本作は『スター・ウォーズ』が好きで好きでたまらないがゆえに、その創造主であるジョージ・ルーカス監督に愛憎入り交じった念を抱く世界各国のファンや、『スター・ウォーズ』第1・2作のプロデューサーとしても知られるゲイリー・カーツら、ルーカス監督に近しい映画人へのインタビューで構成されたドキュメンタリー。ブラジル、ポーランド、ドイツ、スペイン、カナダをはじめ、日本や南極まで、まさに世界中を駆け巡って撮影したインタビュー映像は634時間にも及んだという。(中略)映画や小説、マンガや音楽など創作物の素晴らしさに心奪われ、それを生み出した人物に心酔したり、あまりの期待外れの展開に「可愛さ余って憎さ百倍」となってしまう事例は数あれど、国境や世代などの垣根を全て乗り越え、30年以上も人々から愛情と憎悪の両方をぶつけられ続けている映画監督はジョージ・ルーカスをおいて他にいないだろう。それほどまでに愛される『スター・ウォーズ』の魅力を、世界中のファンの視線を通して再確認できる一作だ。
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「スター・ウォーズ」の第1作(1977年)が日本で公開されたのは、全米公開の1年後でした。
雑誌には凄いSF映画ということで、全米公開時から前評判を煽る記事や写真が出ていたにもかかわらず、日本での公開は遅れに遅れ、1年経って日本で公開された頃には、周り友人達のスター・ウォーズ熱は冷めていたような記憶があります。それでも公開時に映画館に行って、ガラガラの場内で3回くらい続けて見ました。(当時は入替えが無かったので、好きなだけ見ることができた)とにかくストーリーの面白さと宇宙の映像の美しさに感動して、「THE STORY OF THE STAR WARS」(映画本編のダイジェスト版)というレコードまで買って毎日聴くほど熱中していたのを覚えています。しかし、興行的には期待したほどヒットしなかったようで、2作目、3作目もあまり話題にならなかったようでした。忘れ去られていたスター・ウォーズは、ビデオやDVDの普及でその魅力が見直されたことで、多くのファンが生まれたように思います。そういう人達を追いかけたこの映画の内容はとても気になります。スター・ウォーズ愛は共通していても、ビデオ世代のファンは最初の世代とは違った楽しみ方をしているはずだし、双方を比較してみるのも面白いかもしれません。彼らが映画で何を語るのか、興味深々のドキュメンタリー映画です。
ちなみに次のドキュメンタリーは、「Apple熱」なんていかがでしょうか。

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本「漂流」 

2012年03月07日 | Book

筒井康隆の自伝と本のつきあい方。
筒井康隆は、若い頃によく読みました。星新一のようなショートショート小説だけど、ちょっと捻った感じのブラックな小説は、当時の高校生の話のネタになったりしていました。
このエッセイでは、彼の人生に影響を与えた記憶に残る本を紹介しています。読んでみると、圧倒的に知らない本のほうが多い。どうしてその本を読むの、というような本ばかりです。面白そうな本も紹介していますが、読み終わって紹介された本の内容が思い出せない。想い入れの差もあるだろうし、筒井康隆が紹介する本よりも彼が書いた本のほうが面白いと思う。


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