ヘイリー・ターナー騎手がJRA初勝利!(サンケイスポーツ )
30日の札幌12R・WASJ第4戦をウインフェニックスで制したヘイリー・ターナー騎手(32)=イギリス=は、JRA初勝利をマークした。今回が初来日で、通算4戦目でのうれしい初勝利。外国人の女性騎手としては、短期免許で来日した騎手をのぞくと、1990年12月1日に京都競馬で勝ったジュリー・クローン騎手以来の勝利となる。
◆H.ターナー騎手「天にも昇るような気持ちです。調教師の指示通りいいスタートが切れたことと、馬が乗りやすかったのでいい結果が出せました。これまでのWASJの3戦は思うようにいきませんでしたが、最後にひとつ勝てて本当にうれしいです」
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今年はイギリスの女性騎手がWASJシリーズに参戦しました。ターナー騎手はイギリス女性で初の年間100勝達成したそうです。全く経験の無い日本の競馬でたった4戦目のレースでの初勝利はさすがです。先月まで短期免許で騎乗していたオールプレス騎手もターナー騎手も技量は男性騎手と遜色ないレベルだと思います。彼女の記事を読むと、日本での騎乗を楽しみにしていたようで、今回の日本での勝利は格別かもしれません。また短期免許で、是非日本で乗ってもらいたいと思います。
今日のレース結果
札幌メインのキーンランドカップは大ハズレ。
イチかバチかの逃げに出たタガノアザガルですが、直線に向いて大失速のシンガリ負け。勝ち鞍が中京1400mで2勝なので、この条件しか走らないのかも。次は中京の1400mでお願いします。
新潟メインの新潟2Sも大ハズレ。
新潟1800mの稍重で勝ち鞍があるカミノライデンを複勝で狙ってみました。大外から良い脚で追い込んできましたが、全く届かずの7着。4コーナーで同じような位置にいたロードクエストが、進路を大胆に内側に取ったのに対し、この馬は外側の更に外側、外柵まで行くかというくらいぶん回してしまい、かなりのロスになって、結局届かず仕舞い。これは騎手の技量の差かも。馬はスタートがイマイチですが、道中はかなり良い感じなので、次に期待したい。
注目していたひまわり賞は、人気順で決着しました。
キリシマオジョウは、現時点の九州産馬ではダントツ(とは言ってもタイムは平凡だけど)の強さでした。中央に戻って、どれくらい活躍できるか楽しみです。兄のキリシマホーマに続いて欲しいです。また橋口調教師の兄弟対決も予想通りの結果でした。これが最初で最後ということで良い思い出になるでしょう。もう一つ対決と言えば、こんな記事がありました。
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【小倉9R】史上初!鮫島父子3人対決は長男・良太が最先着
鮫島家の夢が実現した。小倉9R・ひまわり賞に佐賀から参戦した鮫島克也(52)がイザシュツジン、長男・良太(28)がホーザンポントス、次男・克駿(かつま、18)がテイエムヤマンカミに騎乗。JRA史上初めて親子3騎手が同レースに騎乗した。
兄が最先着で6着、弟が12着、父が14着。克也は「感無量です。克駿が騎手を目指した頃から3人で乗りたいなと思っていた。また機会があれば乗ってみたいですね」と感動の面持ち。良太は「レース前は何とも言えない感情。無事に終わって良かったです」と笑顔。克駿は「こういう機会があったのも関係者のみなさまのおかげです」と感謝の思いを口にしていた。
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兄弟騎手で同じレースに出ることは珍しくないですが、父子でしかも3人で同じレースに出たのは初めてのことだそうです。いずれも着順はいまひとつでしたが、家族の中では楽しいレースができたのではないかと思います。札幌でワールドジョッキーシリーズをやっていますが、同じように「兄弟」「師弟」「親子」「同年代」などの企画物のレースも面白いかもしれません。
ボクは木曜日が好きだ。大好きだ。(と錦織圭は叫んでいないが、、)
木曜日はJRAの出走馬が確定する日。ワクワクしながら家に帰ってJRAのHPを見る。今週はどんな馬が出走するのか、贔屓の馬が出てないか、贔屓の騎手がどの馬に乗るのかをチェックする。そして、週末のレースに想いを巡らせる。ボクだけが知っている地味な馬の活躍を。
ということで、今週はキーンランドカップに出走する予定の重賞勝ち馬だけどちょっと地味なタガノアザガルに注目。理由は、新馬戦2着から、着順が1-6-5-1-10-9-1-18-13-?ときているから。3戦おきに1着という着順リズムがいい。ただそれだけ。内枠に入って、馬体重が好調時の440kg前後だったら、複勝を1点入れてみたい。松田騎手の好騎乗に期待してます。
どこかホノボノとする記事がありました。
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【ひまわり賞】橋口弘師、兄弟対決イザシュツジン(スポニチ)
九州産2歳オープン・ひまわり賞の登録馬を見ていた岡崎は、生産者の名前に見覚えがあった。佐賀から参戦のイザシュツジン。生産した宮崎県の橋口幸一郎氏は橋口弘師の弟では…。厩舎に足を運んで指揮官に確認するとその通り。「実家は弟が継いでるんだけど、趣味で生産をやってる感じ。牧場って言うほどの大層なもんじゃない。家の裏が小高い山になってて、そこが放牧地。親父の元気な頃は、実家の生産馬がうちの厩舎にいたし、勝ったこともあるんだよ」さらにイザシュツジンの父ダノンゴーゴーは橋口弘厩舎所属で08年ファルコンSを制した。現在は熊本県のストームファームで繋養されている。「何を種付けするか、全く知らないけどね」と言うものの、どこかうれしそうだ。橋口弘厩舎からは圧倒的人気が予想されるキリシマオジョウが出走する。来年2月に定年を迎えるトレーナーのラストサマー。“兄弟対決”がいい思い出になる。
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ひまわり賞は九州産馬の重賞で、毎年楽しみにしているレースです。今年は、橋口調教師と弟のキリシマオジョウとイザシュツジンの2頭が対決するらしい。JRAに沢山居る兄弟騎手や親子調教師の対決と違って随分地味な感じだが、佐賀競馬の馬がJRAの芝の重賞に参戦するのは、このレースくらいしかないので、イザシュツジンがJRA馬を相手にどこまで戦えるのか見てみたい。理由は何であれ、「対決」というのはワクワクするものです。
ちなみに、ひまわり賞の勝ち馬は、中央開催に行ってもなかなか勝てない。2013年の勝ち馬テイエムキュウコーに期待したけれど、その後は泣かずとばずで引退してしまった。でも3着のキリシマホーマは、その後3勝して1000万下で活躍している。地味なロドリゴデトリアーノ産駒だが、レース振りを見ると根性がありそうな馬だ。九州で勝てなかったJRA重賞に、またチャレンジして欲しい。
今週末は、新潟2歳ステークスが行われます。出走馬の登録状況は以下の通り。
2015年8月30日(日) 2回新潟10日
第35回 新潟2歳ステークス(GIII) 第1回特別登録 18頭
サラ系2歳 (国際)(特指)オープン 馬齢 1600m 芝・左 外
ウインファビラス 54.0
ウインミレーユ 54.0
エポック 54.0
カネノイロ 54.0
カミノライデン 54.0
キャプテンペリー 54.0
シトロン 54.0
タニセンビクトリー 54.0
トウショウドラフタ 54.0
トモジャクール 54.0
ノーフォロワー 54.0
ヒプノティスト 54.0
ファド 54.0
プリンシパルスター 54.0
ペルソナリテ 54.0
マコトルーメン 54.0
ルグランフリソン 54.0
ロードクエスト 54.0
18頭がエントリーしており、その中からこれはと思う有力馬を探してみたが、馬名を見てもレース内容が全く思い出せない。競馬は記憶のスポーツと言うらしいが、最近見たはずのレースの記憶が無いのは致命的だ。名前と馬のイメージさえも結びつかない。競馬を始めた頃は、「競馬ファンならせめて重賞に出るような馬の名前くらいは覚えておくべき」なんて言っていたのに、今では重賞に出走する半分以上が知らない馬だ。況してや、今回の2歳重賞の馬はほとんど記憶がない。競馬場の爺さん達が、パドックを見ながら「○番の馬」「▲番の騎手」で会話しているが、だんだんそれに近づいていく自分が悲しくなる。
昨日の新潟メイン/NST賞はトキノゲンジが勝ちました。1枠1番・最軽量ハンデという理由だけで買って、当たってしまったのだが、どんな馬なのか全く知らない。せっかく配当をプレゼントしてもらったのだから、少し勉強しておきたい。
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格上挑戦トキノゲンジがV、西田「この馬の競馬に徹すれば重賞でも通用する」/NST賞(デイリースポーツ)
新潟11R・NST賞(ダート1200m)は、後方を進んだ7番人気のトキノゲンジ(栗東・西村)が1年4カ月ぶりのV。最内からゴール前で大外へ持ちだすと一気に差し切った。タイムは1分11秒0。首差の2着は5番人気のダッシャーワン、さらに鼻差の3着には3番人気のメイショウノーベルが入った。なお、1番人気のアースゼウスは5着に敗れた。「格上挑戦だったが、何もしないで脚をためたのが良かった。外に出してからいい脚を使ったね」と西田。「この馬の競馬に徹すれば重賞でも通用すると思う。全てがうまくかみ合った」と笑顔だった。
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格上挑戦だったようです。レースデータを見ると、3F 35.6で上がり最速でした。7歳だけどマダマダ元気があるようです。ただ今後も勝てるかと言われると、ちょっと疑問もある。1200mで芝もダートも走れるし、どのレースでも毎回、ほぼ上がり最速のタイムをマークするけれど、これまで馬券圏内に来ることはほとんど無かったようだ。典型的な追い込み馬なので、展開に左右される。今回は、通常の斤量57kgに対して、6kgも少ない51kgで、且つロスが少ない1枠だったことが勝因だったのは明らか。次のレースでは斤量も元に戻るだろうし、おそらく苦戦は免れないと思うけれど、今回の感謝の気持ちを表して、次も応援します。
今日のレース結果です。
札幌記念
◎トーホウジャッカル⇒8着
〇ヤマカツエース⇒4着
▲ハギノハイブリッド⇒7着
買った馬券は、ヤマカツエースの単勝。0.1秒差の4着は惜しかった。一瞬勝てそうな雰囲気でしたが、残り50mで勢いが止まってしまいました。まあそれでも人気が無かったわりには良く頑張りました。次もお願いします。
北九州記念
◎サドンストーム⇒11着
〇マヤノリュウジン⇒10着
▲オーミアリス⇒14着
買った馬券は、サドンとマヤノのワイド。全く見せ場なく敗れました。オーミは体重が34kg増で買うのを止めました。休み明けとはいえ太り過ぎ。
ということで、本日はここまで全く当たらず仕舞いでしたが、新潟のNST賞がハンデ戦だったので、とりあえず最軽量の馬トキノゲンジを買ったら当たって週末プラスになりました。ラッキーでした。
それと久し振りにF1の話題。
今日はベルギーGP決勝が行われるが、苦戦中のマクラーレンホンダのドライバーの自虐的なコメントが面白かった。今回のエンジンのアップデートで期待が大きかっただけに、かなりショックだったようだ。
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2015年F1ベルギーGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは17位だった。
■マクラーレン・ホンダ
ジェンソン・バトン 予選=17位
今日のラップは3年前にポールポジションを獲得した時のラップに匹敵すると思った。今日の予選では走っていてとても楽しかった。今朝はコーナー入口でリヤエンドに苦しんでいたが、予選に向けてマシンに変更を施した。ラップを終えてラインを越えて、それなりにいい位置に行けるだろうと思ったときに、ひとつ上の順位のドライバーから1秒遅いと聞かされるときついね。このギャップを縮めるにはまだまだ努力が必要だ。(中略)決勝で順位を上げるのは簡単ではないだろう。僕らがオーバーテイクできるのはマノーだけだと思う。他のマシンはどんどん遠ざかっていくだろう。フェルナンドとのバトルになりそうだ。他のマシンを見かけるのは周回遅れになる時だけだと思う。44周を単独で走らなければならないというのはきつい。少なくとも2台で走って、少しは楽しめるといいのだけれど。(オートスポーツweb )
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今年のホンダエンジンには何も期待していないけれど、約半年経ってほとんど進歩していないのが悲しい。ホンダの開発スピードが、他社に追いついていないのが現状だろう。責任者のコメントはいつもポジティブだが、童話の「オオカミ少年」のような感じになってきた。決勝は雨が降ってクラッシュや赤旗が多発して、8台リタイヤしてくれて且つ完走できないとポイント獲得は難しい。そんなラッキーなことがあるのだろうか。(^^;)
〇札幌記念
現在の上位人気は、トーホウジャッカル、ラキシス、ラストインパクトのG1好走馬。いずれも実績は充分だが、初の札幌コース、洋芝初体験なのが不安要素。この中では、やはりトーホウジャッカルがいいかな。対抗、穴は函館記念の上位組で。ダービーフィズは斤量3kg増で外します。
◎トーホウジャッカル
○ヤマカツエース
▲ハギノハイブリッド
北九州記念
現在の上位人気は、ビッグアーサー、ベルカント。ハンデ戦で混沌としている感じ。ビッグアーサーは5連勝中ですが、それほど強くないと思う。ベルカントは好調。
◎サドンストーム
○マヤノリュウジン
▲オーミアリス
レース結果がどうなるか。当るかな。
自分の意識の中ではアナ党ではない。単複中心の至って普通の買い方なのだが、時々穴馬を買いたくなってしまう、、、というが最近は穴馬ばかり買っている。
アナ党を自認する人には、その人なりの流儀があると思うが、自分が考える穴馬買いの流儀は、今のところ3つある。
1.穴馬探しは、馬の長所を探すところから始まる。
本命党は出走馬の欠点を見て消していくが、穴党は馬の長所を見る。人気馬と比較して、少しでも優れている点があればチェックする。穴馬が活躍する条件のレース(ハンデ戦など)や人気馬を出し抜ける馬を見つけるのが、穴馬探しの楽しみだ。好配当をくれた馬を追いかけてみるのも良いと思う。
2.馬券の点数は3点以下。基本は1点。
馬券は沢山買ってはいけない。穴馬は滅多に勝てないのだから、不人気馬をたくさん買うと、それだけ損失のリスクも大きい。当たればリターンも大きいけれど、それまでの損失を埋め合わせるほどの配当は見込めないだろう。損失があまりに大きくなると競馬を辞めたくなる。そうやって手を引いた人を知っている。
3.オッズを確認して、馬券を決める。
穴党にとって、沢山買って当たってもトリガミになるのは凄く恥かしい。トリガミでガッカリするくらいなら潔く外れたほうが納得できる。馬券を買う時は、オッズを確認してトリガミにならないようにする。1点買いであれば、オッズは見なくても安心だ。(但し三連単の1点買いだけは、未だに当たったことが無い。これは無理です)
毎レースで穴馬を沢山買って勝負を掛ける人もいるけれど、おそらく長続きしない。競馬は年中無休でずっと続くのだから、たとえ1日当たらなくても次のチャンスを待つくらいの余裕で、小額で楽しむほうが良いと思う。
でもこんなことを考えながら競馬をやる自分は、穴党と言えないかもしれない。(^^;)
競馬を始めた時、買い方がよく判らずに新聞の印を頼りにしていた。新聞の記者予想の印を見て、データを見て、コメントを読むと、自ずから「本命党」となって、人気のある馬にばかり目が行ってしまう。本命馬の理由を披露する記者の予想は、絶対間違いないはずと思わせるけれど、実際、当てになるのは全レースの1/3くらいで、当たってもだいたい人気筋だから配当が低く、トリガミになってしまう。ちっとも儲からない。そんな事が続いて、競馬がマンネリ化してきた時に転機が訪れた。
穴党[あなとう]
低配当の馬券には目もくれず、高配当の馬券を追いつづける人たちのこと。ちなみに、人気馬が1~3着に入ったからといって必ず低配当になるわけではないので、人気馬を外し続けるのは買い方としてはあまりよくない。
買い方としてはあまりよくないとあるが、良いか悪いかは本人次第だろう。穴党の仲間は、記者の予想が載った競馬新聞を必ず買う。そして、印の付いた馬から消していく。人気馬を消すために新聞を買うのだ。そういう穴党に惹かれている自分がいる。(^^;)
3年前の夏に、北海道の牧場巡りで出会ったテイエムプリキュアの初仔・テイエムキュアオウの現在の動向を調べてみました。JRAから地方競馬に移籍したことは知っていましたが、現在は佐賀競馬で活躍しているようです。最近は中1週での出走が多く、4月以降は勝っていないようですが、どんな条件のレースでも堅実に2、3着を確保しています。
以前読んだ「厩舎物語」というノンフィクションで、勝てなくても確実に賞金を稼いでくれる馬が重宝されると書いてありましたが、キュアオウもそんな馬になってほしいと思います。陰ながら応援しています。
日付 開催 レース名 芝ダ 距離 馬場 頭数 馬番 人気 着順 騎手
2015/08/15 佐賀 3歳-4組 ダ 1400 稍重 7 7 2 2 三村展久
2015/08/01 佐賀 3歳-4組 ダ 1400 良 6 3 2 2 三村展久
2015/07/20 佐賀 3歳-5組 ダ 1400 不良 9 8 1 2 三村展久
2015/07/04 佐賀 3歳-4組 ダ 1400 不良 9 8 2 3 三村展久
2015/06/21 佐賀 3歳-4組 ダ 1400 稍重 8 8 2 2 山口勲
2015/05/24 佐賀 3歳-4組 ダ 1400 良 10 8 1 5 三村展久
2015/05/16 佐賀 3歳-5組 ダ 1300 不良 10 1 2 2 三村展久
2015/05/02 佐賀 3歳-5組 ダ 1400 良 8 4 1 2 田中純
2015/04/19 佐賀 3歳-7組 ダ 1300 不良 8 1 3 1 田中純
2015/03/29 佐賀 3歳-11組 ダ 1300 良 6 6 2 1 田中純
2015/02/21 小倉 サラ系3歳 未勝利 ダ 1700 稍重 16 3 12 15 荻野琢真
2014/09/06 札幌 サラ系2歳 未勝利 芝 1800 良 14 4 12 14 城戸義政
2014/08/09 札幌 サラ系2歳 新馬 芝 1800 良 13 8 9 11 荻野琢真
今日のニュースに競馬の格言に関するこんな記事がありました。
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●競馬の「格言」を検証!“夏は牝馬が強い”は真実 (サンケイスポーツ)
夏は牝馬が強い-。長い間、言い続けられてきた競馬の格言である。
記事を抜粋すると、
・獣医師免許を持つ調教師2人の意見は「牝馬が夏に強く、牡馬は夏に弱い」で一致する。「人間と同じで我慢強いのは女の方。管理していて牝馬の方が精神的にも厳しい環境(暑さ)に強い」「牡馬は種の保存のため防衛本能が働き、睾丸が下がる。性的に牡馬の方が夏に弱い」
・2010年から14年までの5年間の牝馬限定戦を除いた平地の全レースで、性別ごとの連対率では、牡・セン馬は15%前後と年間を通じてほぼ変動がないのに対し、牝馬は8月を頂点(13・7%)に夏に成績が上がっていた。データから、牝馬が夏に活躍することがはっきり分かり、牡馬の成績が夏に下がる傾向も判明した。
・国枝調教師は「夏場は暑いので調教もギシギシやらない。小柄な牝馬はそういう調教でも仕上がるが、大きな牡馬には強い調教が必要。それをやるとレースで疲れてしまう」と、夏の調教パターンも牝馬が活躍する要因に挙げた。
・「(有力な)牡馬は秋をにらんで夏に使わない部分も(理由の一つとして)ある」一流馬は夏場を休養に充てるため、オープンや高額条件のレースはメンバーが手薄になることも指摘した。
・さらに特別、重賞レースと競走の格が上がれば上がるほど信頼度は高まる。
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夏は牝馬が強いという格言を検証した結果、これは真実であるという結論に達した記事です。
データ検証もされており、裏づけとなる証言もあって、"統計的には"なかなか説得力があると思います。実はこの格言を信じて、夏の一時期、牝馬ばかり買ったことがありますが、あまり美味しい想いをしたことがありません。格言としては有名ですが、配当にはあまり結びつかない印象があります。夏は牝馬が強いと判っていても、次に「どの牝馬を選ぶか」が重要であって、その選んだ牝馬が走らないことには、配当には繫がらないわけです。だからと言って、出走する牝馬全部を買うわけにはいかないし、結局のところ、格言に従って牝馬を無理して買うよりも、牝馬に限らず好きな馬を買って応援するほうが、たとえ外れても納得できると思います。
この格言は、勝ち馬候補が絞られて「迷ったら、夏は牝馬」くらいに考えたほうがいいのかもしれません。
週末は、テニスのロジャーズカップを見てました。
期待の錦織選手は、ナダル選手に勝ってベスト4まで進出しましたが、準決勝では優勝したマレー選手にあっけなく敗れてしまいました。この試合、第1セット前半は互角の印象でしたが、後半は急に脚が止まってしまいブレイクされた後は、なす術なし。第2セットは最初から重心も高くて、ただ立って返しているだけという感じの試合でした。特に第2セットは、スタミナ切れで体調が悪かったようです。競馬でも、前半飛ばしすぎて失速する馬をよく見掛けます。この時期は、暑さもあって早々にバテてしまい、歩くようなスピードでゴールする馬もいるようですが、スタミナ切れの錦織選手もこんな感じだったのかなと思いました。次回の全米オープンまでに英気を養って、是非リベンジを果たしてもらいたいと思います。
ちなみに、錦織選手に敗れたナダル選手の滝のような汗は凄かった。顎や鼻から汗がボタボタ落ちてコートを濡らし、スタッフが雑巾で何度もコートを拭く様子が映っていました。パドックで汗だくの馬を見掛けますが、それ以上の凄い汗でした。彼も体調が良くなかったのかもしれません。
何気なく本日の出走表を見ていたら、作曲家の名前を持つ馬がもう1頭いました。
札幌9Rに出走するハイドンセット。ハイドンセットとは「モーツァルトがハイドンにささげた6曲の弦楽四重奏曲」のことで、これはオーナーの好みの曲なんでしょうか。ハイドンの曲も時々聴きますが、モーツァルトやバッハに比べるとやや地味な印象です。好きな曲はオラトリオ「天地創造」。これは何度聴いても良い曲です。何はともあれ、ちょっと気になる馬なので応援してみます。
ちなみに、8月5日にバッハの記事をアップしたら、その週のレースでショウナンバッハが好配当をプレゼントしてくれました。伸び盛り?の良さげな馬なので、もう少し追いかけてみたいと思います。