

久しぶりに横浜へ出掛けてみました。
この日の天気予報では、若干涼しいということでしたが、実際は気温・湿度が高く、風も強くて、とても快適とは言えない気候でした。横浜の港沿いはキレイに区画整理されていて、とても判りやすい印象です。山下公園~氷川丸~中華街~赤レンガ倉庫を巡りましたが、暑さにやられて早々に退散しました。
また秋に快適な気候になったら、今回行けなかった場所を散歩してみたいと思います。
ジル・ボルト・テイラー「奇跡の脳」は、脳卒中の発生からリハビリまでを記録した大変興味深い本だったが、彼女がTED(Technology Entertainment Design)のプレゼンテーションで語った脳卒中の体験は本当にリアルで、本で読んだ印象よりも何倍も説得力があるものだった。脳卒中になると、意識の変化、体の機能の制限など様々な障害が起きる。一般人であれば、そのまま意識を失って動けなくなるのだろうが、脳科学者である彼女は冷静に自分の状況を把握し適切に対処している。それでも大変危機的な状況にあったのは間違いない。もし脳卒中が起きたときの事を考えると、このプレゼンの内容を見ておくだけでも対処の仕方がわかる。内容はシリアスだけれど、適切に間を取ったり、時々ユーモアを交えて観客を飽きさせない彼女のプレゼンはとても素晴らしい。
米俳優ロビン・ウィリアムズさん死去、自殺か【AFP=時事】
米警察は11日、米オスカー俳優のロビン・ウィリアムズさん(63)がカリフォルニア州の自宅で死亡しているのが見つかったと発表した。自殺とみられるという。同州マリン郡保安官事務所によると、ウィリアムズさんの遺体は11日正午前に同州北部ティブロンの自宅で見つかった。同保安官事務所検視局は声明で、現時点で死因は「窒息による自殺」だとみていると発表した。
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今朝、このニュースを知って大変ショックだった。医者や先生等の役柄が上手く、コメディアンだったこともあって普段のコメントも面白くて大好きな俳優だった。彼に一体何があったのかは知らないけれど、2009年に心臓を患ったりしていたので、体調も良くなかったのだろう。
彼が出演した一番好きな映画は「いまを生きる」。自分らしく人生を精一杯生きろという教師の役が、よく似合っていた。この映画のエンディングのシーンの微笑は忘れられない。
彼の冥福を祈りたいと思う。
小学生の頃、奄美大島に住んでいた。島の生活において、船は身近な乗り物で、時々寄港する自衛隊の護衛艦を見学するのが楽しみで、その影響から軍艦や軍用機に興味を持ち、プチ軍国少年になったことがあった。近所には、同じような軍国少年の友達が居て、彼の家に行くと軍歌のレコードが沢山あって、歌詞の意味もよく判らずに軍歌を一緒になって歌った。そういう子供の頃の刷り込みがあったせいか、後に福岡へ引越しした後、テレビで聴くアイドルの歌謡曲や、恋愛がテーマのフォークソングが軟弱に聴こえて毛嫌いしていた。(奄美には民放が無かったので、歌謡曲をほとんど聴かなかったこともあるが)
軍歌には歴史の出来事を取り上げたものが多いが、特に軍歌「元寇」は、鎌倉時代の元寇がテーマで、福岡の人間にとっては馴染みのある地名が出てきて、親しみを覚える。
今はほとんど聴くことがない軍歌だけれど、夏のこの時期は国のために戦ったご先祖様を敬いながら、聴いてみるのも悪くないと思う。
社会人になったばかりの頃、帰国子女の会社の同期と仲良くなった。彼はロックが好きで、ポリスやストーンズのお気に入りの曲の話をした。当時、ポリスはシングルを集めたアルバムがヒットしていて、その中の「高校教師'86」が自分のお気に入りだった。
彼にその話をすると「これは良い曲だよね。特に歌詞が、、、」「スティングは教師だったから、歌詞がとても上手いんだよ」
残念ながら英語が苦手な自分には、彼の言う意味が判らなかった。(^^;)
中学生の頃、学校の友達が持っていたギターが欲しくて、父に強請ったことがある。その時、父が押入れから持ってきたのがギターに似た見慣れない楽器だった。ギターより小さくて丸みを帯びたデザイン、弦が多くて、明らかにギターとは違う音色の楽器で、父のサプライズに期待していただけにガッカリした。でも大学生の頃に聴いたこの曲で、マンドリンの音が効果的に使われていて、この楽器の良さを見直した。アメリカでは、フラットマンドリンと言うらしい。繊細でとても素敵な音色だ。
「アナと雪の女王」というミュージカルアニメが大ヒットしている。ディズニーアニメの登場人物は、顔や体の動きが不自然な感じがしてあまり好きではないが、今の子供達には違和感なく受け入れられているようだ。ミュージカルと言えば、学生時代に見た映画「グリース」は、とても面白い映画だったが、主演のジョン・トラボルタ、オリビア・ニュートン=ジョンが高校生の役柄を演じているのに、相当な違和感を感じた。どうみても中年のオッサン・オバサンが化粧して若造りしているようにしか見えなかった。でもこのデュエットは、ミュージカルの楽しさが感じられてとても良い曲だ。30年前の青春時代を思い出させてくれる。