ドイツの数学者による数学嫌いの人のためのエッセイ。
数学とは何か、数学が何の役に立つのか、数学者の世界など、普段接することがない数学の世界を面白く紹介している。
数学者の考え方は凡そ一般人とは違っていて、抽象的な考え方が身についているせいか、世間との付き合いも論理的で冷めた見方をするようだ。この本の書かれ方もやや断片的で、小説のようにストーリーもなく、少々判り難い。でも読んでいくうちに、学生時代に勉強した数学をもう一度やってみたいと思うようになった。日常生活で意識的に数学を使うことはあまり無いけれど、数学的な考え方は、現代社会では必須の基礎知識であることはよく判る。このエッセイは数学に親しむためのキッカケになると思う。
ちなみに、数学とは何かを一言でいうと、「数学は論理的な構造を発見する試みであり、アイデアの集まりであり、世界を記述する道具であり、世界を体験する方法のひとつ」と云う。まあこの言葉だけでは、イメージが湧かないのが私のような一般人なんですけど。
数学とは何か、数学が何の役に立つのか、数学者の世界など、普段接することがない数学の世界を面白く紹介している。
数学者の考え方は凡そ一般人とは違っていて、抽象的な考え方が身についているせいか、世間との付き合いも論理的で冷めた見方をするようだ。この本の書かれ方もやや断片的で、小説のようにストーリーもなく、少々判り難い。でも読んでいくうちに、学生時代に勉強した数学をもう一度やってみたいと思うようになった。日常生活で意識的に数学を使うことはあまり無いけれど、数学的な考え方は、現代社会では必須の基礎知識であることはよく判る。このエッセイは数学に親しむためのキッカケになると思う。
ちなみに、数学とは何かを一言でいうと、「数学は論理的な構造を発見する試みであり、アイデアの集まりであり、世界を記述する道具であり、世界を体験する方法のひとつ」と云う。まあこの言葉だけでは、イメージが湧かないのが私のような一般人なんですけど。