3月の教室は、高山市民文化会館で全て行います。
部屋は、全部4-4です。
4日 11日 18日 25日
13:30~16:30頃まで。
見学希望者大歓迎です。
お気軽に覗いて下さい。
3月の教室は、高山市民文化会館で全て行います。
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4日 11日 18日 25日
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羽生の終盤術を使って、学習している会員さんがいるので少しアドバイスでもしましょうか。
1~3巻まであって、学習に向いているのは2巻と3巻です。
1巻は、棋譜並べに使いましょう。
将棋盤に駒を並べて、実際に駒を動かしながら行った方が効率的です。
俗に言う「右手が覚えている」効果を狙いましょう。
大内九段の得意戦法であった、ツノ銀中飛車を消えた戦法にしてしまった棋譜もあるので、この巻は有段者参段レベルが挑んでも、次の一手問題としての正解率は低いと思われます。
1回棋譜並べを終えたら忘れましょう。
忘れた頃に、再度観ましょう。
1ヶ月位してから再度読み返して、次の一手問題として覚えていたら良いかもしれません。
そして、これを1年間繰り返した頃には有段者の終盤になってるかもしれません。
今のレベルでは、難度が高すぎるので将棋が嫌いにならない配慮が大切ですね。
ブックマークにも登録していますアユムさんの動画で、最新版が出ましたので紹介します。
将棋ソフトを使った学習は私の将棋教室の経験値から凄く効果的だと思われます。
出来れば10,000円位の投資で済むから有料の将棋ソフトを使う方が小学生には特に有効的と思われます。
本人が強くなりたい意思があって、保護者様もそれを望まれた場合のみ、有効かもしれませんので押し売りはしてません。
この前、小学校名人戦に引率させてもらいましたが、保護者様から「なにも熱中するものが無かった子でしたが、将棋に出会えて嬉しい」とのこんな声も聞こえて来て将棋教室を行っていて、こちらも嬉しくなりました。
来て下さる会員さんは、それぞれの思いがあるでしょうから、出来れば皆さん初段にしてあげたいですが、それはそれで居場所として将棋文化と触れ合う事で何かを掴んで卒業して頂くのも良いかと思ってます。
この前、ユーシ君が中学生になり部活も忙しくなった事で教室卒業する挨拶に来てくれました。
初めて会ったのが、彼が小学1年生で南小学校の文化祭の時でした。
元気な子で毎回騒ぐ子でしたが、中学生になり身のこなしも良くなっていました。
奨励も含め初段を認定しました。
高校進学の時は内申書に、こっそり書いて下さいね。
先手:Nomura君 後手:私 手番は後手です。
Nomura君@相振り飛車の経験値が少ないので、誘導してみました。
かと言って、私も殆ど相振り飛車は指さないのでお互い手探りでしょうか。
△4五歩として、少し後手指し易いでしょうか?
形と手が見えない感じです。
これから経験値を増やして行きましょう。
ユキナリ君、来月のプロの先生との指導対局は2枚落ちで行きたいとの事で、居飛車党なので二歩突っ切り定跡を伝授後対局してみた。
▲4四歩と攻撃したい瞬間に△6六歩!
たぶん、こうなるだろうと予想して決め打ち作戦。
先崎先生の本によると、ここでは▲6六同角が最善なのだが、この手順に入ると命がけの戦いになるので、▲6六同歩がお勧めと教授してあるので、まだ棋力不足も考えて▲6六同歩から玉頭を盛り上げる構想で行こうと、ここまでは打合せの申し合い稽古。
さて、どうして来るかと思いきや。
手が進み上の図となりました。
下手の囲いは、蟹囲いから進化して雁木に・・・・・・・教えたとおり100点。
上手は、2二の銀を中央に活用しようとした瞬間に、下手二筋の歩を伸ばし棒銀の手筋で2筋突破も変化の一例であるのだが、これを目指して来たので裏技変化で切り返し1回イエローカード出して、途中から指し直して、今度は銀・桂と上手の桂を交換して▲2五桂打ちと、こじ開けに来ました。
良い意味で、この手順は将棋が若い感じですね。
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左の図から右の図にまで組むのにかなりの棋力が必要で、心は上手の左側の金・銀・桂・香の四枚の駒を相手にしない。
上手玉の近くの金を目標に攻めを考える。
どこかで▲6五歩から▲5五歩と合わせ上から押し潰す感じで攻める。
先崎先生の本では、こんな感じな事が書いてありました。
実は10年近く前に、近藤先生にお願いして二歩突っ切りを勉強して来たので受けて下さいと、指導対局前にお願いして指して頂いた事もありました。
プロの先生に勝ちきるのは、上の図に組んでも大変です。
前回の続きです。
▲7二銀・・・・・・・・△同玉と取れないでしょう!
△6二玉か△5二玉が予想される。
▲5三角成・・・・・・一気に決めてしまおうとする手。
△同玉に▲4五桂がセットメニューになりますね。
▲2六角・・・・・・・・一旦角を引いて、二の矢で▲4五桂を働かす狙い。
上手は▲4五桂の筋をどう受けるのでしょうか。
4枚落ちなのに、2枚落ちの定跡で、二歩突っ切りをしてみた。
先崎先生の本によると、4枚は2枚に近く従来の定跡で居玉で勝ちきるのは困難なので2枚落ち定跡が良いと書かれていたので、そのようにしているがプロの先生によっては否定的な意見もあります。
研修会に入ると、初めてプロの先生の指導を受けるのがこの手合いで、相当難しい手合いなのです。
お稽古なので▲4四歩と攻撃出来るようにして6手進んだ局面が下の図になります。
ここで、どうしましょう?
momu君とgunji君でバーサス三番勝負しなさいと指示しましたら、私の講義らしきもの終了しても一局を丁寧に指してました。
nomu君は長考に長考を重ねて、gunji君に勝利した様子でした。
それで、私のとの対局が上の図で、先手nomu君です。
ななな・・・・なんと!
gunji君との対局と同一局面になったそうです。
nomu君に棒銀で挑むと、完璧な手順で受けられるので、もう棒銀では行かない事にして(その手順卒業)イビアナで行けば、まだ私に利もありますが、大会に行けば最新形の居飛車手順が来るだろうから、銀冠アナグマを試してみましたが、こちらも経験不足なので良い勝負が出来そうですね。
経験値を貯めて、付け焼刃の私の銀冠アナグマを撃破して下さい。
その日を楽しみにしてます。
ちなにみ、もう初段認定でも良いレベルです。
あと一歩!
あと一歩ですから・・・・・・・。
最近は、将棋ソフトの影響か雁木が流行している。
矢倉の名手で、永世名人資格保有者の森内九段の矢倉に藤井四段が挑んだ将棋は、生放送され記憶に新しいですよね。
矢倉の出だしで、▲3三銀なら本局の様な戦形で、▲4四歩なら居角左美濃が優秀で陣形が低く大砲が打てる感じだそうです。
そこで、矢倉城構築から雁木の駒組みに変化しているのが最近の傾向だろうか、子ども達に藤井聡太四段の棋譜を勉強しなさいと言うと、上の図の様な戦形を観る事になる。
強くなるには矢倉を指しなさい=大山名人を筆頭に多くのプロの先生から言われ続けて来た言葉ですが、仮に教室の子ども達が、私と矢倉戦を多く指して棋力がアップしても、大会等では殆ど指して来ないところか、狙い打ちされる可能性が大きくなってしまうかもしれない。
うちの教室でも、お家で勉強しているGunji君は居角左美濃で、Yukinari君は左美濃⇒銀冠アナグマと最新形嗜好で組んで来る。
時代は変わったので、教え方も変えなければですね。
師匠も勉強している秋の夕暮れでした。
小学1年生君と重なるように、中学生の新人Nona君が見学に来てくれました。
このブログにブックマークしている将棋実況者のアゲアゲさんは、小学6年生から本格的に指され始められたので、決して遅いスタートでは無い気がします。
棋力的には、もう基本的な事は理解していて戦法名もかなり知っていて、なんか去年初めて来た時のGunji君レベルかなと思いつつ、1年も続ければ初段には到達する感じでした。
そのGunji君とスパーリングをしてもらっての終盤で、詰ませれば勝の局面がありましたが、そこはまだ無理で残念ながらの敗戦になりましたが、感想戦で「詰むんだったらこの金捨てから入ってね」と検討した結果ぴったしの詰みがあり、「帰ってから詰将棋を解きまくる」と言っていました。
自分の知らない世界・深い世界を感じた様です。
これがあるから将棋は面白いのですね。
浦野先生の5手詰ハンドブック全問瞬時=あっと言う間に初段。
いつの日かNona君に、負かされる日を楽しみにしましょう。
ここから予想とおりに、▲4五歩から▲3五歩の突き捨てを入れて戦闘開始。
基本的に待ってましたの、迎撃態勢で上の図になりました。
こうなると、居角矢倉も面子が立った感じですね。
BONA先生の解析によると△5五歩として、-629で後手有利の評価値が出ました。
全面迎撃の陣を攻めないで、▲6六歩から▲6五歩と後手の銀を追い返す方が良さげとBONA先生は言ってます。
次回同じに来られたら、これで受けようか、雁木に身をかわそうか将棋ソフトは雁木を推奨してる感じですが、人間的に私では指しこなせない、ここら辺がソフト研究の落とし穴なのかもしれませんね。