1月3日に富山の大会に参加したユキナリ君の指導対局で、先生は奨励会三段。
6四銀・5三金型は、普通の定跡手順で攻めると上手の裏技があって、これはこれで大変ですが次の一手の感覚が悪かった。
▲4四歩!
行くのは、まだでしょう!
4五歩の位と角の力で、上手の金・銀・桂・香の4枚を釘付けにしているので、この歩を突くタイミングは、攻撃陣と守備隊が整ってから行きたい。
まま、手損はしましたが何とか陣形をまとめて良い気分の図になってます。
飛・角・銀・桂のポジションがベストで4筋~3筋に良く効いてます。
なので、どうしてもそこを攻めたいのですよね。
指した手は▲3五銀!
悪手では無いと思われますが、ここはもう王様を狙いたいです。
▲7四歩△同玉▲4五銀が、ひとめ映りましたがどういでしょうか。
将棋ソフトの評価値は、下手必勝の+5,000位ですが、下手勝てない局面なのかもしれない。
▲4四桂と王手してから、金・銀が何枚あれば詰みかと考えて、詰むや詰まざるやで、もし不足分あれば手に入れる方法はあるかと考えると、相当な実力が必要になります。
将棋って奥が深いですね。