ここから△5五角▲8五桂△8八角成▲同飛△8五桂▲3三歩△3一金▲8五飛△7六角▲8六飛△6六桂▲6九玉△7八桂成▲同玉△7五歩。
どこまで互角ラリーが続くか、ある意味お楽しみになって来た感もある。
ヒロ君、一手一手熟考を重ねて指し手が遅くなっているが、この瞬間が強くなる時間なのだろうか、こちらはリュウ君と真剣勝負の中盤に差し掛かったので、見えた手が「カミセブン手」の範囲なら互角維持で進めて行った。
この二人の間に挟まれ、アッ君8枚で昇級試合で、何となく上手く負かされる予定だったが、ちとその余裕が無くなってしまったのが心残りだった。
▲7三歩が目に入ったので、悪手にならないだろうと行ってみる事にした。
▲7三歩△同金▲8二角△8四金▲9一角成△8五金▲8九飛△4四歩▲6六桂△5五飛▲7三馬△4五飛▲8八香!△9八金▲同香▲2九飛。
手順中▲8八香が、いかにもCOMらしいエントリーで、こうして金を狙うのかと感心しながら指し手に採用してみた。
それはそれとして、87手目までの局面が互角で維持している。
△8六香が金を守りながらの攻めで良い様だが、▲2四歩が入るので手のスピードが遅れてしまった。
▲7六香なら、まだ互角ラリーが続いていた。
この「いけしお作戦」リュウ君用に考えたのだが、リュウ君は勝負したいタイプで肌に馴染まない感じだったので暫くお蔵入りになっていましたが、求道派タイプの研究肌をもつヒロ君によって蘇った感じがしている。
H27年度、中学選抜岐阜県大会まで後半年になった。