6月26日(金)
5月に森光子さんの舞台「放浪記」が2,000回を突破し話題の、作者林芙美子の住まいだった 新宿区立林芙美子記念館 が命日にちなみ、普段公開されていない建物内部を特別公開するとの事で、申込み抽選に当たったので出かけしました。
住宅街の一画(当然です)にある記念館に到着。
ここでもボランテアガイドの解説があります、始まるまで時間があるので、外をウロウロ 姪の林 福江さん(82才だとか)にお会いしました、芙美子と一緒に暮し没後も芙美子のご主人が亡くなるまでここに住み、今は近くにお住まいで毎日顔を見せ来館者やスタッフの方に挨拶されているそうです。
寝室
裏側
茶の間
書斎
小間
芙美子は家づくりに際し、東西南北風の吹き抜ける家といふのが家に対する最も重要な信念で、客間には金をかけない、茶の間と風呂と厠と台所には十二分に金をかけるといふのが私の考えであると言い、大工と一緒に京都まで行って色々見て来たそうです。
茶室・京都の町屋で自分に快適と思われる部分を取り入れ、収納・台所・風呂・トイレは現代に通じ、竣工した1941(S16)年当時としては斬新的な工夫がされている、が私の感想です。
門から玄関に至る
あっと言う間の1時間、ボランテアガイドの平片さん小西さんありがとうございました。