2月12日(金)
好古会の2月の例会です。
好古会は横須賀市自然・人文博物館で催された考古学・歴史講座の受講者が中心のサークルで、 活動内容は専門家の話を聞く・史跡見学・会員間の情報交換や博物館の行事に協力し、 会員相互の知識を深めながら親睦を図り、 月一回、博物館・史跡等の見学会や博物館か隣接する文化会館で学習会を行っています。
講師は横須賀市自然・人文博物館学芸員稲村 繁氏、参加者は14名。
内容は」今年度最後になる稲村先生の講義なので会員からの質問で、
古代の身分制度についてです。
縄文から弥生にかけて自然まかせではなく生産が始まり余剰が出る事で
自分たちで生産できない食物や道具などを交換する交易が始まり、
血縁・地縁の集団での原始共産体制だ始まったと思われ、
段階的にリーダーが発生(司祭者⇒権力者⇒支配者)したと考えられる、
墓地で見ると共同墓地⇒共同墓地内にリーダーと思われる墓⇒
共同墓地内を区画しリーダーと思われる墓⇒支配者(王・天皇など)の墓と進化している。
稲村先生ありがとうございました、来年度も宜しくお願いします。