ヨボ爺の与太話

街の見て歩きを投稿したのは昔の話、
今はヨボ爺が日常の与太話をたまに投稿する、
子供の絵日記の様なブログです。

川崎民家園

2010-02-07 17:41:42 | 美術館,博物館

2月7日(日)

川崎市立日本民家園「旧鈴木家住宅(茅葺き)屋根葺き替え」現場見学会が催されるのを見つけ、出かけました。

小田急線「向ヶ丘遊園」駅南口から徒歩で15分程で到着、民家園には2008/10/12に見学に来ています。 

数日前に降った雪が残っていました。

 

見学会まで時間があるので、ボランティアの方に依る‘園内ガイド’に参加。

   

中央の茅葺き屋根を後ほど見学します。

ガイドの途中寄った古民家前では‘民具製作技術保存会-竹細工グループ’の方々が竹籠製作の実演中。

    ヒゴから全て自作だそうで、楽しそうです。

 

茅葺きの古民家では、囲炉裏で火を焚いています、これもボランティアの方です。茅葺き屋根では防腐・防虫・乾燥の為に、囲炉裏の火入れは欠かせません。

  

ガイドも終わり見学の整理券も貰って、白川郷から移築した古民家で昼食、前回もここでお蕎麦を食べました。

 とても美味しいです。

集合時間になりました、案内の園職員の方から作業内容概略と注意事項の説明があり、17名づつ保護帽を着用して足場に昇って見学です。

 

材料の竹・杉皮・ススキ、茅とは(ススキ・アシ・オガルガヤ・麦藁・稲藁)の総称です。

自衛隊富士演習場周辺のススキを4tトラック5台購入したそうです。 

  

丸太を縄で縛り足場にし、

 

棟から切り揃え・叩くを繰り返しながら軒へと仕上げてきます。

 

床屋サンみたい、植木屋サンが使うのに似た反りが大きい鋏です。

職人は建物が建っていた福島県福島市から来ているそうです。

 

軒先は完成後も下から見上げられるので、念入りに。

  

 完成した部分。

保護帽着用し足場に昇るのは久し振り、茅葺きの作業中を見学できるなんて滅多に無いだろうから、もう少し前の工程で見学出来たらと欲張りな思いも安全上の面から無理だな。

現役時代を思い出しながら、楽しい気分のひと時でした。

ボランティアの園内ガイドをして下さった「炉端の会」の桜井さん、茅葺き現場の案内をして下さった園職員の外山さん、ありがとうございました。


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