10月4日(金)
世田谷美術館が募集したガイドツアー'に参加して来ました。
萬KENBUN録 逍遥・目白-落合
―目白、落合の近代建築とアトリエ記念館を巡る旅―
大正から昭和中期にかけて、目白や下落合には文化的な建築物や画家、文士のアトリエや居宅が建てられました。目白には自由学園や学習院の寮などの学校施設。下落合には中村彝や佐伯祐三らがアトリエ兼自宅を構えました。中でもフランク・ロイド・ライトの薫陶を受けた建築家、遠藤新の新旧の建築物をまとめて観ることができるのはこの地ならでは。
初秋の一日、かつての面影を色濃く残す目白と落合を探訪します。
訪問先は ・自由学園明日館 1921[大正10]年
・自由学園講堂 1927[昭和2]年
・目白ヶ丘教会 1950[昭和25]年
・目白日立クラブ(旧学習院昭和寮)1928[昭和3]年
・中村彝アトリエ記念館 1916[大正5]年
・佐伯祐三アトリエ記念館 1921[大正10]年
・林芙美子記念館 1941[昭和16]年
案内人は高橋直裕氏(世田谷美術館学芸部)さんです。
集合場所は池袋の東京芸術劇場1階ホールです。
参加者は60余名、資料と注意事項を受けて出発、
最初の訪問先自由学園へ向います。
自由学園明日館(みょうにちかん) 1921[大正10]年築 国重要文化財
設計は帝国ホテルの設計で知られるフランク・ロイド・ライトと助手の遠藤新。
ライトが設計した建物の中に入れてウキウキです。
帝国ホテルに使われていたスクラッチタイルが展示してありました。
自由学園講堂 1927[昭和2]年築 国重要文化財
こちらは遠藤新の設計です
職員の方が説明して下さいました。
2階からの眺めをPC水彩クラブで教わったPhotoshop Elementsを使ってパノラマにしました。
見学途中で小雨が降ってきました
目白ヶ丘教会 1950[昭和25]年築
残念ながら外観だけです、定期的に開放しているようなので、
機会があれば再訪したいものです。
<続く>