犬を飼う方なら、誰もがそれぞれ悩みをお持ちなはずだ。他の様々なことと同様、犬を飼うことにおいても、何も問題がないなんてことはない。常に何か問題があり、仮にそれを解決してもまた別の問題が出て来るものだ。この本は京都の街中で犬を飼う夫婦の楽しい物語である。そしてやはりここでも問題続きだ。
飼うのは初めてだというのに、犬の思考をこのぽんさんという人は理解するのがスゴク早い・・・と私は感心した。初めて私が犬を飼った時、ここまで深く考えることはなかったのではないかと思う。私が犬を初めて飼い始めた30年前には、犬に関して知識を得る方法も限られていたし、現在とはかなり異なる理解の仕方も多かった。私は当時の私の限られた犬への理解をもって犬をかわいがっていたに過ぎないなぁ、と今になって反省することも多いのだ。
ぽんさんがぱるちゃん(上の画像)を施設にもらいに行こうとするところから、このお話は始まる。ぱるちゃん(後ほどその弟分も加わる)にまつわる様々な出来ごと、特に近所とのトラブルがおかしい。ぽんさん自身は真剣にそれについて悩まれたわけで、「おかしい」と言っては失礼かもしれないが、私は読んでいて笑ってしまった。最近私は犬に係わる本をあまり読まなくなったが、久々に楽しい読書だった。
犬好きの方はぜひどうぞ。
飼うのは初めてだというのに、犬の思考をこのぽんさんという人は理解するのがスゴク早い・・・と私は感心した。初めて私が犬を飼った時、ここまで深く考えることはなかったのではないかと思う。私が犬を初めて飼い始めた30年前には、犬に関して知識を得る方法も限られていたし、現在とはかなり異なる理解の仕方も多かった。私は当時の私の限られた犬への理解をもって犬をかわいがっていたに過ぎないなぁ、と今になって反省することも多いのだ。
ぽんさんがぱるちゃん(上の画像)を施設にもらいに行こうとするところから、このお話は始まる。ぱるちゃん(後ほどその弟分も加わる)にまつわる様々な出来ごと、特に近所とのトラブルがおかしい。ぽんさん自身は真剣にそれについて悩まれたわけで、「おかしい」と言っては失礼かもしれないが、私は読んでいて笑ってしまった。最近私は犬に係わる本をあまり読まなくなったが、久々に楽しい読書だった。
犬好きの方はぜひどうぞ。