「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(3) 犬が歓喜する農場

2009-09-16 20:25:20 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


とーちゃん、山荘もいいけどさぁ、ボクって犬だろ?退屈なんだよなぁ。もう寝ちゃうよ。このまま寝ちゃうと目が覚めないかもよ。それじゃ、とーちゃん困るだろ?せっかく原村に来たんだったらさぁ、やっぱり農場だろぉ。八ヶ岳中央農業実践大学校だろぉ。行ってみない?



じゃーーん!!誰もいないぞぉ・・・いつものことだけど。この農場の広場はボクのもの。困っちゃうなぁ、悪いなぁ。こんなのいつも好きなだけ使わせてもらっちゃって。しかし今日は雲が出たり晴れたり忙しいね。山の天気は女心と同じってか?



訓練はもういいぜ。ほら、晴れて来たよ。でも阿弥陀岳がよく見えないなぁ。またいつもの「待て!」かい? 早く「走れっ!」って言ってくれよ。誰もいないんだぜ。



おぉ~~~、やっとお許しが出たぜ。すたすたすた。この広場のことなら何でも知ってまっせ。広いのぉ。どこ走ろうかしら。



ああぁ~~。広さを持て余しちゃう。原村に住む犬ってこの広さに毎日卒倒しているのかしら?ボクの得意なキレイなユー・ターン。どぉ?上手??



かーちゃんに向かって疾走。ボクって速いぃ?



どうだっ!全力疾走。新幹線のぞみに勝つ。とーちゃん、シャッター押すの早すぎだぜ。



ん~~遊び過ぎだ。農場の皆さん、有難うね。いつも悪いね。キレイに芝刈ってくれて。広場で遊ばせてもらったから、農場のモノを何か買いましょう。とーちゃん、何か買って? カボチャ? ハロウィンだねぇ。あまりウチは関係なさそう。しかし置物としてはキレイなカボチャだねえ。色、柄、形。バラバラだ。



ドライフラワーー! これもあまりウチは関係ないねぇ。あちこちの山荘で壁にかけてあるのを見かけるけど、皆、埃かぶってるのよ。



おおぉ! これだ! アイスクリーム。ここのはおいしいのよ。濃厚な農場のアイスクリーム。食べたことない人、是非食べてみてね。とーちゃん、かーちゃんは、いつもこれ。ボクはそのカップを最後に舐める。



出ない出ないと言われて何十年。どうもついに出たらしい。八ヶ岳西麓原村にもクマが。この農場のトウモロコシ畑もやられたとか。原村の農場にもこの貼り紙が。怖いねえ。クマも自分の食糧確保で大変なんだろかねぇ。犬とクマとどっちが強い?しかしウチの山荘の前なんてしょっちゅうクマ通ってるんじゃないのかしら。



コメント (4)
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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(2) この季節の雨の日の中途半端な温度

2009-09-16 06:05:48 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


今回の山荘滞在中には、ほぼ終日雨降りの日が1日だけあった。それもかなり強い雨だ。こうした場所にある山荘では雨樋を作らないことが多い。作っても、落ち葉が樋に詰まってしまうからだ。だからこのように屋根から雨が滴り落ちる。



こんな日は、真昼間でも我が山荘周辺では日中の最高気温が12~3度までしか上がらない。こういう時はいつも困るのだ。別荘地近辺だけでは生活に必要なモノがそろわない。だから茅野や諏訪の市街地に買い物や食事に出かける。ところがまだ9月であるからして、標高800m前後の茅野や諏訪の市街地を訪問するとたいてい蒸し暑い。しかし、この山荘があるあたりは寒い。何を着ればいいのか悩んでしまうし、そもそも山荘を訪れる時に自宅から持参する服装について、何を揃えれば良いのか困ってしまう。



雨の中「少しは外で散歩したい」という犬の希望を満たすべく、新しい雨合羽と長靴姿で、散歩に出かけた。いくらなんでも、ずっと家の中では退屈だろうという配慮である。犬も喜んで出かけた。



当然ながら犬はずぶぬれだ。タオルで拭いてやったが、暗い山荘の中で震えている。そんな犬が情けなさそうな顔をして私に言う。「とーちゃん、寒いよ」



燃やすための薪はある。用意の良いとーちゃんのことだ。前回8月に山荘に来た時に、こういうこともあろうかと、薪を割っておいたのだ。燃やすには手頃なサイズに薪は割られ玄関脇に置いてある。



割った薪を全部使ったとしても、まだ玉切り状態の薪が何本か軒下に置いてある。今回の滞在中使うだけなら十分なストックだ。いけねぇ、そろそろ今年の薪を手配しなきゃ。これでは冬は越せないよ。さぁ、どこに注文しようかな。



しかし最大の問題は中途半端な温度だ。真昼間で12~3度というのは、薪ストーブを焚くにはあまりに中途半端な温度なのだ。鎌倉七里ガ浜なら冬の昼間の温度である。だから暖房が欲しい。しかし薪ストーブを焚くと、その焚き方や時間にもよるが、でたらめに室内が熱くなってしまうのだ。



などと議論を交わしつつも犬に甘い我々夫婦。今シーズン初の点火!ヴァーモント・キャスティングズ社のアンコール・エヴァーバーンが暖まり始めた。



すぐに山荘の1階は23度程度に暖まる。



ご覧の吹き抜けを通して、暖気は上昇する。ということは屋根裏はすでにかなり温かい。このままでは夜暑くて眠れないだろう。天井のファンを回し、屋根裏部屋に設置した扇風機をガンガン回して、暖気を強制的に階下へ下降させる。エコ的に見える薪ストーブを使いこなすには電気エネルギーを大量に駆使せねばならず、まったくエコ的でない。そもそも山荘を持つなんて行為じたいが非エコ的であるが。



ご覧の画像が屋根裏部屋の天井だ。屋根裏はやはり暑くなってしまった。私が寝る時は、いつもこの天井を見ている。灼熱の八ヶ岳山麓屋根裏部屋である。こんな季節に薪ストーブを焚くと裸同然で寝ることとなる。
コメント (9)
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