今日は朝から気持ちが良い。快晴。空気は乾燥している。こういうのは久しぶりだ。七里ガ浜住宅地のプロムナードにはサクラの木が多いが、その木々の間から青い空を携帯で撮影。
昨日夜にかなり雨が降り、今朝は一転爽やかな天気で朝日が眩しい。芝生も元気!この夏、我が庭は芝生のトラブルとは無縁だった!・・・と言うわけには行かなかった。ある問題から解放され気分が良くなった頃には、また何か新たな問題を抱えるものだ。庭は人生と同じである。
今年は軽度で済んだ問題がこれだ。レンガのアプローチ沿いの芝生の枯れである。夏の昼間、レンガはかなり熱を持つ。すると、アプローチ沿いの土がカラカラになり、そこの芝生だけが帯状に枯れるのである。ところが今年の夏はそれにあまり悩まされることがなかった。アプローチ沿いの芝生もほぼキレイなままだったのだ。今年は暑いさなかに雨が多く、天候不順が芝生に幸いをもたらしたようだ。災い転じて福となす。これもまた人生と同じである。
ところが昨年まで見なかった現象が現れた。南に面し、地面に対し垂直に立った人工物の下の芝生が枯れたのである。例えば家の外壁の下の芝生が枯れた。夏の夕方庭に立ち建物に近寄って行くと、建物全体が相当熱を持っているのがわかる。今年の夏は建物の南側外壁に沿ったところの芝生が全滅してしまったのだ。
画像はかなりすでに修復して来た状況を撮影したものである。この修復作業は妻が最も得意とする作業のひとつで、目土とスコップをつかって上手に作業している。私はこれが苦手である。
同じようなことが植木鉢のそばでも起こった。上の画像でレンガが丸く変色しているところが見えるだろうか。ここに数週間前まで大きめの植木鉢が置かれていた。その植木鉢が建物同様に熱を持ち、その南側(画像ではレンガの変色箇所のすぐ上)の芝生が枯れたのである。アプローチ沿いの芝生の枯れというトラブルから解放され、これで今年の夏は快適に過ごせるぞ!と喜んだのも束の間、今度は建物外壁あるいは植木鉢の南側面下の芝生が枯れるという新たな衰退に見舞われたわけだ。盛者必衰の理だ。庭が人生論を説く。聞きたくない。勘弁して欲しい。ここの芝生も今やほとんど回復して来た。
他にもトラブルがあった。今年の夏はムクドリに襲われた。昨年より時期的にずいぶん早い。庭を掘り返すので、緑の芝生に黒土の山が無数出来てしまう。これはたまらない。庭の外見の問題だけならまだ良いが、彼等彼女等は庭の地中に生息する虫を食べに来ているわけで、と言うことは芝生の根を食い荒らす虫が庭にたくさんいるということだ。これを放置すると今度は芝生が枯れる。オルトランの出番である。悪影響は限定的とは言われているが、あまりこういうのは撒きたくないなぁ。しかし放っておくわけにも行かない。撒いて1週間もすると、ムクドリがほとんど来なくなった。ちょっと恐ろしい気もする。しかしとにかく芝生の庭が平穏に過ごせる季節になりつつある。