革製品は何でもメンテナンスがやっかいである。ところが私は革製品が、そしてそのメンテナンスが子供の頃から大好きだった。小学生の時に親から買ってもらった野球のグローブなど、保革油を塗って大事にメンテナンスすることを無上の喜びとする変な子供だった。野球そのものより、グローブそれ自体がうれしいのである。どうも私は子供の頃から素材に対する関心が強いみたいで、耐久性があるが成長を断たれてからも変化がある木や皮で出来たモノが大好きなのであった。
画像は私のFMS号(フラット・マーケット・サーチ号、最近そう命名された私の愛車)の車内である。以前掲載した画像だ。助手席には、私愛用の鞄。分厚く重い革で出来た王室御用達のBarbourの鞄だ。女性向けの煌びやかなブランドのバッグと比較すれば、はるかに安く、重く、固く、長持ちする。きちんとメンテナンスすればの話だが。
さらに靴。米国Danner社の靴。マウンテン・リッジ・ローというモデルだ。私はこうした古典的でヘビー・デューティーなものが大好きである。これもまた固く、重く、頑丈で、華奢な紳士靴より安価である。メンテナンスさえ怠らなければ、驚くほど長持ちする。普段から私はこれを履く。数週間前にとある事務所の玄関先でこれを脱ぐこととなり(そこは社内は土足厳禁)、「登山靴みたいですね」と笑われてしまった。このモデルは本格的登山靴みたいにくるぶしも覆うわけではない。履きやすく、脱ぎやすい靴だ。
このような重く、固く、分厚い革で出来ていて、普段使いの酷使に耐える製品のメンテナンスに、私はミンクオイルを塗って来た。どこの靴屋さんでも売っている普通の油だ。それで満足であった。塗った直後の革の香りたるや、ウチの犬と同様、私は鼻を刺激され恍惚となってしまうくらいだ。
問題はクルマ。最近は国産車、外国車を問わずレザー・シートのクルマも多い。丹精込めて作られたレザー・シートは、長時間運転するドライバーでも疲れにくいのは確かである。リビング・ルーム用なら、布や化繊のファブリックで上手く作れば楽で安価で良さそうなものを、敢えて革製ソファが今も選ばれる理由はそれなりにある。クルマのシートも同様である。
上の画像は我が愛車の助手席。購入から2年半経ったが今のところ問題がない。
次の画像は後部座席。これも問題なしだ。車内のレザー部分のメンテナンスには純正のレザーシート・メンテナンス用スプレーを使っている。汚れ取りにも非常に有効である。
次の画像はハンド・ブレーキ周り。くしゃくしゃっとなるブレーキレバー根元部分のレザーに小さな亀裂を発見した。長い間にはいろいろと問題が生じるのだねぇ。レザーシート一面に亀裂が入るなんてことも多いらしい。レザー・シートは雰囲気もいいし、疲れにくいが、高くつく。
そこで・・・ラナパー。保革、撥水、クリーナー、補色、抗菌、艶だし。何でも行けるらしい。妻がこのラナパーを愛用していて、革製品に塗ったくる。ベタツキもあまりないらしい。ええじゃないの。じゃあ、ちょっとクルマにも塗ってみましょうか・・・と愛車FMS号の車内レザー部分に塗ってみた。
使った結果はまた後日報告しよう。
おおおぉぉぉ~~、伸びるねえ。少しで十分だ。汚れも落ちる。こういうモノはなぜだかわからないが、ドイツ人が得意である。室内木部の塗料やフローリングの床保護剤も自然素材で舐めても安心なのはたいていドイツ製だが、このラナパーもそうである。
日本でも東急ハンズその他の代理店で販売している。量からすると、値段を見てギョッとするが、とにかく少量でOKだから割安だ。。スポンジにとって革に塗り込むとグングン伸びる。しかしインターネットで海外の販売価格を見るともっと安い。日本人ってどうしてなんでもボラれるのかねえ。
画像は私のFMS号(フラット・マーケット・サーチ号、最近そう命名された私の愛車)の車内である。以前掲載した画像だ。助手席には、私愛用の鞄。分厚く重い革で出来た王室御用達のBarbourの鞄だ。女性向けの煌びやかなブランドのバッグと比較すれば、はるかに安く、重く、固く、長持ちする。きちんとメンテナンスすればの話だが。
さらに靴。米国Danner社の靴。マウンテン・リッジ・ローというモデルだ。私はこうした古典的でヘビー・デューティーなものが大好きである。これもまた固く、重く、頑丈で、華奢な紳士靴より安価である。メンテナンスさえ怠らなければ、驚くほど長持ちする。普段から私はこれを履く。数週間前にとある事務所の玄関先でこれを脱ぐこととなり(そこは社内は土足厳禁)、「登山靴みたいですね」と笑われてしまった。このモデルは本格的登山靴みたいにくるぶしも覆うわけではない。履きやすく、脱ぎやすい靴だ。
このような重く、固く、分厚い革で出来ていて、普段使いの酷使に耐える製品のメンテナンスに、私はミンクオイルを塗って来た。どこの靴屋さんでも売っている普通の油だ。それで満足であった。塗った直後の革の香りたるや、ウチの犬と同様、私は鼻を刺激され恍惚となってしまうくらいだ。
問題はクルマ。最近は国産車、外国車を問わずレザー・シートのクルマも多い。丹精込めて作られたレザー・シートは、長時間運転するドライバーでも疲れにくいのは確かである。リビング・ルーム用なら、布や化繊のファブリックで上手く作れば楽で安価で良さそうなものを、敢えて革製ソファが今も選ばれる理由はそれなりにある。クルマのシートも同様である。
上の画像は我が愛車の助手席。購入から2年半経ったが今のところ問題がない。
次の画像は後部座席。これも問題なしだ。車内のレザー部分のメンテナンスには純正のレザーシート・メンテナンス用スプレーを使っている。汚れ取りにも非常に有効である。
次の画像はハンド・ブレーキ周り。くしゃくしゃっとなるブレーキレバー根元部分のレザーに小さな亀裂を発見した。長い間にはいろいろと問題が生じるのだねぇ。レザーシート一面に亀裂が入るなんてことも多いらしい。レザー・シートは雰囲気もいいし、疲れにくいが、高くつく。
そこで・・・ラナパー。保革、撥水、クリーナー、補色、抗菌、艶だし。何でも行けるらしい。妻がこのラナパーを愛用していて、革製品に塗ったくる。ベタツキもあまりないらしい。ええじゃないの。じゃあ、ちょっとクルマにも塗ってみましょうか・・・と愛車FMS号の車内レザー部分に塗ってみた。
使った結果はまた後日報告しよう。
おおおぉぉぉ~~、伸びるねえ。少しで十分だ。汚れも落ちる。こういうモノはなぜだかわからないが、ドイツ人が得意である。室内木部の塗料やフローリングの床保護剤も自然素材で舐めても安心なのはたいていドイツ製だが、このラナパーもそうである。
日本でも東急ハンズその他の代理店で販売している。量からすると、値段を見てギョッとするが、とにかく少量でOKだから割安だ。。スポンジにとって革に塗り込むとグングン伸びる。しかしインターネットで海外の販売価格を見るともっと安い。日本人ってどうしてなんでもボラれるのかねえ。