「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

ジビエ【続編】 スズキヤの鹿前脚ブロック / マルべック / デミグラスソースでシチュー@七里ガ浜自宅厨房

2010-11-21 13:13:17 | 食べ物・飲み物
「ん~~たまらん! ちょっと噛ませてくれんか、とーちゃん」と茶々之介が言う。ガン・ドッグの血が騒ぐ。彼は恍惚とした表情で野性の獣の香りを嗅ぐ。



茶々之介君にはあげられないんだなぁ・・・。これはシチューになる。人間の食事なのだ。



南信州は遠山郷のジンギスカン・山肉専門店スズキヤさんから分けてもらった鹿前脚ブロック400g。これが4人分のシチューになる。
あなた、スズキヤをご存じない? 情報はこちら。スズキヤの楽しいHP: http://www.jingisu.com/



見るからに立派な山の幸。みんな、どんどん食べよう、鹿肉を! 



犬にも鹿肉を! 犬ユニオン委員長はストライキ中。赤鉢巻が似合いそう。



肉を切る。



今日はデミグラス・ソースを使い、こってりと仕上げよう。デミグラス・ソースまで自分で作ると大変なので、缶を買う。西友七里ガ浜店はセール中だった。3缶買うとなんと500円!!!



もうひとつの決め手。赤ワイン。本日はアルゼンチン産で、マルべックがほとんどのブレンド。



鹿肉を煮る。ものすごいアクが出る。鹿肉をそのまま使うも、酒等にじっくり浸けてから料理するも、茹でてしまうも、各人の好みか。

先日赤ワインの煮込みを作った時はそのままバターで焼くところから調理したが、今回のシチューはその真逆で、先に30分くらい鹿肉を茹でて香り的エグさを取り除き、食感的に強い肉を柔らかくしてしまう方法を試す。



タマネギ1個、ニンジン2本、セロリ1本の葉の部分、ジャガイモ小4個を、適当な大きさに処理。ニンニク2~3カケラをみじん切り。



ジャガイモはオリーブオイルで揚げるように軽く焼いて、置いておく。



茹であがった鹿肉を水で洗う。疲れ切った肉の表情。



フライパン(私は中華鍋を使う)の中にバターを入れニンニクを熱し、さらにタマネギを入れ、じっくりと気長に炒める。



同じフライパンにバターを入れ、鹿肉を焼き、軽く焦げ目をつけて行く。



同様にニンジンを炒める。



順次、出来たものからドンドン鍋に入れて行く。



本日のアルゼンチン産マルべックを、ちょうど200cc計量する。



それを鍋に入れる。さらに水を500cc加える。



ホールトマト1缶と用意してあったセロリを加える。そして煮る。



マッシュルームを切る。



暇なのでナッツを食べる。



ナッツをポリポリ食べながらマルべックのワインを飲む。「我等指示待ち族」の図。君たちの出番はまだまだだ。



まだまだ煮込む。弱火でコトコト。



それでもまだ暇なので、デミグラス・ソースの成分を読みとる。カラメルも入っていると初めて知った。遅い? 常識? そう言われれば、そうだという気になる。



上記の状態で煮ること約50分。

やっとここで指示待ち族が登場。デミグラス・ソースとマッシュルームとジャガイモを入れる。ウスター・ソース、蜂蜜、醤油もそれぞれ少しだけ入れる。そしてまた弱火で煮ること20分。



最後に塩・コショウで味を調える。

ととのいました!(古い?)



ご覧のとおり。おいしい鹿肉のシチューが完成だ! セロリの香りがプンと良い。最初に茹でたので鹿肉の野性味は少々消され、かつ柔らかくなっている。そこにデミグラス・ソースやトマトがしっかり浸みこんでいる。うまいわぁ。



どうですか、みなさん? 鹿肉でいろいろやってみませんか? これからの寒い季節。鹿肉を食べましょう。



ジンギスカン・山肉のことならこちら、なんちゅったってスズキヤ。
スズキヤのHPはこちらだ: http://www.jingisu.com/
コメント (8)
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