「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

投資先としてのロンドンの不動産が王座にカムバックしたのを知り喜ぶ@鎌倉七里ガ浜

2018-01-18 00:00:32 | モノ・お金
ご記憶でしょうか、デイヴィッド・ニーヴン主演のこの映画。



ヴィクター・ヤングの素晴らしい音楽。

私もこのサウンドトラックのLP盤持っていたなあ。

この映画、記憶にない? 

じゃあ、兼高かおるの世界の旅ってテレビ番組はご記憶でしょうか?

当時としては夢のような番組。

とてもキレイで聡明な兼高かおるさんが世界を旅してその映像が日本に届けられていた。


【Source: 週刊女性PRIME】

上の画像で左にいるのが兼高さん・・・ウソ。左はジョン。右がかおるさん。真ん中の人は米政府高官?

その番組のテーマ曲もこの音楽だったのよ。

それも記憶にない?

本当に?

だとするとあなたは若い。

ここでは過去に何度か登場したこの話題。

以下に要点をまとめましょう。

私は5年前にロンドン西部地区の高額な居住用不動産に投資する英ポンド建てファンドを買ってみた。

それには大変な手続きが必要だった。

当時、ロンドンの不動産は投資先として有望に見えた。

2013年にはBloombergも多くの投資家がそう考えていると伝えていた(↓)。



国際的に不動産投資をする人たちがいつも真っ先に買うのは、昔からロンドンだった。

私も先人たちに習い、ごく少額ではあるがファンドを買ってみたのだ。

ロンドンの不動産価格はどんどん上昇したし、英ポンドの価値も対円で上昇したので、そのファンドの価値はその後グングン上昇した。

いいタイミングで投資したなあ・・・と私は思っていた。

しかしいいことは長くは続かないものなのだ。

まもなくスコットランドの独立問題が出てきた。

さらにはBREXIT(英国のEUからの離脱)が議論され、国民投票でそれが決定。

ロンドンの不動産市場にとっても、英ポンドの相場にとってもマイナスの材料だ。



私がこのファンドに投資した2013年以来、英ポンド(対円)の相場はご覧のような変動を示した。最初は上がる、それから落ちる。

しかし悪いこともそんなに長くは続かないものだ。

BREXITが決定した数か月後にはポンド相場は底を打ち、再び上昇へと向かったのだ。

上のグラフの最後のところは再び右上がりでしょう?



ご覧の画像(↑)は私が購入したファンドの目論見書である。

こっちの画像(↓)の方がよく見えるかな?



ケンジントン、チェルシー、メイフェア。。。っていろいろ書いてあるでしょ。

それらはこのファンドの投資先である不動産が存在するロンドン西部の地区だ。


【Source: Google】

こうした地区の居住用不動産の価値は高い。

アラブの方々も、ロシアの方々も、世界のお金持ちが住みたい(あるいは不動産を所有したい)と思う場所なのだ。

もっと早くもっと大幅にこの地区の居住用不動産価格に上昇して頂きたい。

今年に入ってうれしいニュースが飛び込んできた。

外国人不動産投資家協会みたいな名前の団体からだ。

正しくはAssociation of Foreign Investors in Real Estate (以下「AFIRE」)。



この組織はアメリカに本拠を置く。

だから「外国人」とはアメリカ人以外の人を指す。

本来は非アメリカ人によるアメリカの不動産への投資を促進する目的をもっているのだろう。

さてそのAFIREという団体は、昨年10-12月期にある調査を行った。

それによると、アメリカ人以外の国際的不動産投資家が不動産投資先として考える都市として1番人気はロンドンということになった。



2位はニューヨーク、3位はベルリン。それにロス・アンジェルス、フランクフルトが続く。

これはロンドンにとって返り咲きである。

AFIREは毎年同じ調査を行っていて、1年前の調査では1位はニューヨークだった。

ロンドンは2位と思いきや、なんとその地位すらベルリンにとられてしまった。ロンドンは3位だったのだ。情けない。

だって、BREXIT決定直後の2016年暮れに集計された調査結果がちょうど1年前の2017年1月に発表されたわけだからね。

無理もないでしょ。

しかし今回の調査ではやくもロンドンは1位に。

然様にロンドンは強いのだ。

うれしい話である。私のかわいいファンドの将来は明るい。

ロンドンの不動産価格よ、そして英ポンドの対円での相場よ、もっと上昇してください。

余談ですが・・・AFIREはアメリカにある組織だから、当然ながらアメリカの都市が人気をやや高めに維持する傾向がある。

それを考慮に入れて、もっと横長のグラフを見てみましょう。



今度は6位以下が11位まで表示されていて、パリ、シャンハイ、シドニー、トロント・・・。

日本では、非居住者による東京の不動産の購入が増加している!と話題になるけれど、依然としてこういうところに東京は全然出て来ない。

グローバルに見れば小さな動きに過ぎないのでしょう。

面白いデータでした。

その時点では相当悲惨と思える出来事も、やがてその他の様々な出来事と一緒に消化され、材料として織り込まれて、様々なものの価格が修正されて行く。



慌てずじっくり行きましょう。
コメント (23)
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