ちょっと前のことだ。
青山一丁目駅(銀座線、東京都港区)近くの仕事場から戻り、まもなく自宅に着こうとした時、同僚のひとりが新型ウィルスに感染したことが判明し、その仕事場に通う全員が可能な限り迅速にPCR検査を受けることになった。
鎌倉市内に予約なしでPCR検査が受けられるところがみつからず(あるのかもしれないが)、お隣である藤沢市の中心部にはあったので、藤沢駅方面へとクルマを運転中。
いつものように行合橋交差点で延々と赤信号。

藤沢駅が近づくにつれ、渋滞がひどくなる。

渋滞は、イライラするねぇ。
時間が無いんだ。定時までに到着しないとその日に検査は受けられない。
今年初めに自分が高熱が出た時もかなり心配したが、結局3日ほど熱が続いただけでそれは新型ウィルス感染ではなかった。
今回はすぐ近くにいる英国人が感染したというだけだし、その人は直近ずっと在宅勤務だったので濃厚接触ってことにはならないのだろうが、すぐ近くにいた人間だけに、どうにも不安だ。
クルマをやっと駐車場に入れて、そこから徒歩だ。

いそげ、いそげ。
ほら、着いた。ここなら予約なしでオッケー。

建物の中に掲示してあるQRコードを使って、スマホでウェブサイトに入り、そこにある問診票の必要項目をスマホ上で全部書きこんで、提出(=送信)する。
すると、窓口の人が試験管みたいなものと、ストローをくれる。各自のブースでストローを通じて唾液を試験管みたいなものに溜める仕組みだ。
或る程度の量の唾液を検査に必要とするので、しばらく時間がかかる。めんどくさー。
その翌日の夜、登録していたスマホの番号にショートメールでURLが送られて来た。それにタッチして出て来た画面にスマホ電話番号を入力し、送信ボタンをクリックしたら、さらにショートメールでコード番号が送られてきて、それを画面に入力したら、自身のテスト結果がわかるという仕組みだ。

結果は陰性でした。良かったーーー。
でもこの騒ぎのおかげで、妻は予定していた実家滞在をキャンセルすることになった。義父の感染リスクが高まるからねぇ。