「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

山荘の火災保険、ギネス、年金受給、司馬遼太郎の「迷信産業」などあれこれ@鎌倉七里ガ浜

2024-09-18 09:00:28 | モノ・お金
ドボルザーク交響曲第九番第四楽章をどうぞ♪

Dvořák: Symphony №9, "From The New World" - IV - Allegro Con Fuoco

5年に1度の憂鬱なこと。

山荘の火災保険の契約更新だ。



試しにソニー損保で試算してみた。保険金額を落として、付帯する保険を減らして、この程度。赤い字の金額は1年間、その下の黒い小さな字の金額が5年間の保険料である。


いろいろと比較して、今までの損保ジャパンの火災保険を、ソニー損保で試算したものより保険金額を少し多めにした形で継続することにした。



自動車保険と異なり、ソニー損保がすごく安いってことはないのね。

損保ジャパンの代理店は、藤沢市のロイドっていう代理店さんだ。

いかにも保険会社って名前だね。


経済、金融、保険、株式に係る多くのものがロンドンで生まれている。



ついでにギネス・ドラフトを。これはアイルランドだけど。


世界一おいしいんじゃないの?と思う。

もうちょっと安いといいのに(笑)。

このクリーミーな泡がたまりません。


毎日飲みたいギネス。


さて。iPhoneを出して来た。



マイナポータルから。



みなさん、マイナポータルの登録されていますか?

嫌いな人も多いが、私は平気なので、どんどん使っちゃう。

開けるたびに「こんにちは」と言われる。


パスワードを入力する。


今度はマイナンバーカードを読み取れと言われる。


言われたとおりに読み取る。



するとログインしたことになる。

そして今度は「おかえりなさい」と言われる。


思わず「ただいま~」と言っちゃう。

自分の年金受給を調べるのだ。


私は65歳になった。フルに年金を受給することになる。

人により年金の掛け方は異なる。私の場合、赤い線で囲った三階建てである。


1.国民をあまねくカバーする国民年金(基礎年金)
2.サラリーマンならたいてい入っている厚生年金
3.厚生年金基金(企業年金)
(4.加給年金)

1.の国民年金と2.の厚生年金は公的年金であり、皆さんご存じのとおり。

3. について説明すると、私は日本の銀行員だった時代と、英国系資産運用会社の社員だった時代に厚生年金基金に加入していた。前者は今は企業年金基金になっているが、私の加入期間が10年に満たない。後者の厚生年金基金はすでに解散してしまっている。

そうしたことから、私のこの2つの厚生年金基金への積み立ては、企業年金連合会に移管されそこで運用されて、そこから私に支給されることになる。

さらに4.加給年金ってのがあるね。私は年金支給開始年齢になったが、妻の支給開始はまだまだ先だ。そんな期間に関しては2人で食べて行くのに私の年金支給額だけじゃ少ないだろうから、少し補ってあげようというのが加給年金である。

ということでこの4段階からなっている私の年金受給。あとは足りなければ、自分の貯蓄や投資を取り崩してなんとかやれよという制度になっている。

司馬遼太郎の歴史と風土って本を今読んでいる。

前に読んだことがあるようなないような・・・。司馬遼太郎って恐ろしい数の著作があるので、すでに読んだか読んでないかがよくわからない(笑)。


これは彼の講演を本にまとめたものだ。

この中に「日本仏教と迷信産業」という面白い部分がある。「葬式仏教」と批判される今の仏教と葬式や墓や戒名について、ちょっとからかったような文章だ。


インドで始まった仏教が中国経由日本に伝わり、その中から日本の寺にとって都合の良い部分だけを利用しながら、それで葬式等法要や墓や戒名で日本の寺がお金を集めまくっていることを「迷信産業(笑)」と司馬先生が呼んで、揶揄しているのだ。

それがやっていることは、他の仏教国にはないことばかり・・・。



以前私がこのブログに「お寺ってそもそも何?と考える」という投稿をしたが、それに重なる部分も多い。


お寺だって結局お金がないと存続できない。

徳川幕府のキリシタン弾圧で生まれた寺の檀家制度や、それにともなって普及した一般人への戒名や法要が心休まって良いと思う人はそれに従えばいいが、そんなの御免だわと思う人はまったく従う必要がない。

そして実際世の中「そんなの御免だわ」の方向に動いている。少子化と人の流動化の時代、檀家制度など維持は不可能であり、迷信産業界の焦りは相当なものだろうねえ。
コメント (14)
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