「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村にこもる(9) 小倉美惠子著「諏訪式。」亜紀書房

2021-10-05 12:00:07 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
クロネコヤマトのドライバーさんは、私がamazonでポチッた商品を原村のてっぺんの山荘まで運んでくださる。都会とは異なり、このあたりのドライバーさんはトラックを停車させる場所確保で悩むなんてことはないが、配達先の一軒一軒が恐ろしく離れていて、毎日すごい距離を走り回ることになるだろうね。


ありがたいことだ。おかげさまで、こんな山奥の山荘にいても、なんでも手に入る。

私が注文したのはデジカメの充電器だ。付属のバッテリーもついて来た。


山荘に来たら、いつもあるいはずのデジカメの充電器がなかったのだ。

結局滞在中見つけることが出来なかった。

いったい充電器はどこに行ったのだろう。

C.W.ニコル著のザ・ウイスキー・キャット。


大人向けのおとぎ話。

スコットランドのウイスキー蒸留所で飼われている猫の話である。

開高健が解説している。著書も解説者もどちらもすでにお亡くなりになっている。


画像多数。


ウイスキーは山荘にもいくつか置いてあるよ。


このIchiro'sが結構イケる。秩父で作られている国産ウイスキーだ。


今回購入した諏訪式。という本をご紹介しましょう。


「モーニング娘。」みたいに最後に「。」がつく。

諏訪地域(岡谷市、下諏訪町、諏訪市、茅野市、原村、富士見町の6市町村からなる)からは、数多くの傑出した経営者が出ている。


今も本社が諏訪市にあるセイコーエプソンはわかりやすいが、それ以外にもいろんな企業の名前が出て来る。

ビジネス感覚に優れる諏訪人。


著者は諏訪出身者なのかと思っていたら、そうではなかった。


かなり面白い本だ。

エセ諏訪人である私の諏訪の知識増強に役立つ本。


先日もNHKの番組ブラタモリで、諏訪の特集があったね。

ご覧になりましたか?

諏訪は面白い地域なのだ。

これは鉄平石。薄く割れる特徴がある。これもこの地域の特徴。


これは黒曜石。これも八ヶ岳山麓の地域的特徴だ。


薄く割れて鋭い。鉄がない時代、矢じりや刃物に利用された。

どちらも諏訪の地域で多く産出される石なので、山荘の食卓に置いてある。

堅実な諏訪人に倣って、エセ諏訪人の私もクルマの整備。


森の中は涼しい。クルマの整備も楽しい。

窓のウォッシャー液を補充しましょう。

マイナス35度まで耐えるらしい。でも実際にはもっと高い温度で凍るんだけどね(笑)


さらにワイパーの交換。


これが大変だ。

古いものを外すのがサッとできない。


部品が細かいな・・・・。

眼鏡がないと作業ができない。


でも時間はいっぱいある。

不器用で時間がかかっても、誰もみてないし、平気。


やっと古いのが外れたよ。すでに樹脂が劣化している。


新しいのをつけないと。


つけるのは簡単だ。


これを処分しないといけませんねえ。


ワイパーのゴムは、一部がすでに引きちぎれていた(↓)。


作業終了。

それにしても、以前からあったカメラのバッテリーの充電器はどこへ行ったのか?


ありそうなところを探し回ったが、結局なかった。


不思議ですねえ。なぜになくなる?

こんなにモノが少ない山荘の中で。
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八ヶ岳西麓原村にこもる(8) いかにも信州的な豚肉のワイン&酒煮

2021-10-04 00:00:03 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
トニー・ベネット翁の名盤。


もうこれ以上上手な人はいないと言える二人のデュエット。


バーブラ・ストライザンドとトニー・ベネットでスマイル♪

こういうのを聴きながら、山荘の小さなキッチンにこもる幸せ。


本日は信州づくしで調理しましょう。

農場のタマゴ。


原村の農場にはいつもドガティ君がお世話になってるから、できるだけそこで農産品を買おう。


もっとも、今回はタマゴは使わないが。

信州のポーク。


美ヶ原の麓のオオヒラタケ。


原村のニンニク。


これもまた原村の農場のトマト。


さて、次は酒だ。

塩尻の有名なワイナリーで井筒ワインのメルロー。それに加えて諏訪の酒、麗人純米。


メルローを150ccほど使おう。


麗人はその半分で、75ccほど。


これが原村の農場のトマト。いつもおいしい。


こちらは先ほどの美ヶ原の麓のオオヒラタケ。サクッと切りましょう。


信州のポークは塩とハーブでしっかり味付け。


バターたっぷりで焼く。


最終的にはこのバターは全部鍋に入る。

バターの香りに敏感なドガティ君がキッチンに入って来る。


ポークの表面が焦げるくらいまで、しっかり焼く。


ポークを取り出して、タマネギを同じフライパンで炒める。


タマネギをよく炒めたらトマトを加えて炒める。


このあとストウブが登場する。


井筒ワインのメルローを開栓。


飲んでみましょう。


軽いメルロー。

こちらは麗人純米。芳醇と書いてあるでしょ。ホント、そんな感じだ。


それらを加熱する。アルコールを飛ばしましょう。


ニンニクを擦る。


鍋によく炒めたタマネギとトマトを加える。


よく焼いたポークを入れ、ニンニクも加える。


ケチャップ少量、ブイヨン少量、はちみつを加えましょう。


ローレルもね。


八ヶ岳山麓の水も入れちゃう。


フリルフスリフ(原村のパン店)のいちじくパンをあとで焼こう。


ねむねむね~む。


オオヒラタケは最後の最後まで放置。


あ、いけない。ニンジンを入れるの忘れてた。


水を加えてさらに煮る。


「おとーさん、何でもいいから、何かちょうだい」


麗人を飲んでみる。やはりこれ好みだな。旨いよ。


最後の数分、オオヒラタケを入れて煮よう。


何ももらえないから玄関前で拗ねるドガティ君。


狭い小屋ではキッチンから玄関までがわずか2mほどの距離だけど。

いちじくパンが焼けたよ。


信州尽くしの料理が出来ました。

おいしそうでしょ。

ポークなんてボロボロに煮込まれてるよ。


塩尻のメルローも麗人純米もあるからね。



煮込みはよいおつまみになる。

一緒に楽しみましょう。


あぁ~、今回も何ももらえなかった。


平和な山荘。

酔いながら作り、その作ったものを食べながらまた酔う、平和な風景でした。
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秋のフラワーアレンジメントとバリーズ・ティーのマスターブレンド@鎌倉七里ガ浜

2021-10-02 12:00:02 | 内装・インテリア
長い長い「八ヶ岳西麓原村にこもるシリーズ」も半分ほど来たので、すごろくじゃないけど、一旦休憩してフラワーアレンジメントと紅茶の話。

本日はSpyro GyraでMorning Dance♪


45年くらい前の曲だったかな? 流行りましたねぇ~。

ほぼ毎月に1度、妻が作るフラワーアレンジメント。

「高い花器を使った秋のたわわもりもりアレンジメント」という作品。


バスケットというと普通低いものが多い。

しかしこれはある程度高さがあるもので、しかも下のほうが広い。

跳び箱型というか、台形型というか、メキシコのピラミッド型と言えるもの。


そこに「たわわにもりもりと」花を盛り込みなさい!

というのが先生から今回与えられたテーマ。


先生とは、逗子に本店がある生花店で妻が18年(だったかな?)もの間通っているフラワーアレンジメント教室の先生のこと。


確かにたわわ&もりもりです。

妻のインスタグラムにこれを掲載すると、フラワーアレンジメント作品としては「いいね!」の数がとっても多い状態になったらしい。


18年間毎月1回通うってザッと累計216回だよ(18×12)。


たまには臨時でお休みがあったり、コロナ禍でしばらくお休みがあったりしただろうが、それにしても180~190回とか?

毎回よく作るよねぇ~、全然違うものを。

花器も違えば、花の種類もまったく違い、季節も違い、作品の大きさやテーマも違う。

あ、(↓の画像左上に)「あれは食べ物だろうか?」と思って、強烈な視線を花に当てている子がいる。


ピントを替えてみましょう。

この子だ。家の中で視線を感じると、たいていドガティ君だ。


ワレモコウがたくさん使われている。秋だねぇ。


作品の真横、右から見てみましょう。


このピンクの花は何だ??


リンドウだそうだ(今、妻に名前を尋ねた)。ピンクに近く小さい、ちょっと珍しい種類らしい。リンドウもいろいろ。

ななめうしろから。うしろも手を抜けないのね。たまにはこうやって覗く人がいるから。


最後にもう一度真正面からどうぞ。


話は切り替わる。

アイルランドからいつもの茶葉が到着した。


BARRY'S TEAだ。我が家はこればかりを飲み続けている。

最近はDHLで来るようになった。


アイルランドのコークって街にBARRY'S TEAの本社があって、そこからやって来る。

DHLって昔から国際宅配業社として有名だけど、今じゃドイツポストのグループに入っている。

この茶葉もドイツ経由やって来たよ。

コーク(アイルランド)⇒ シャノン(アイルランド)⇒ ライプツィヒ(ドイツ)と送られて来た。


続きで、ドイツから飛んで東京へ。その後横浜。そして鎌倉に到着。



物流ってすごいね。

ようこそ日本へ。


がぶがぶ飲みましょう。


マスター・ブレンド箱。いつもこれだ。


ついでにハーブティもね。

いつものルイボスティ。


さらにナイトタイムというハーブティも。

とてもリラックスできるブレンドだそうだ。これは初めての購入なので楽しみ。
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八ヶ岳西麓原村にこもる(7) 意外にも運動不足になりがちな原村生活なので、山荘の周りを歩く

2021-10-01 00:00:42 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今回の原村滞在記は14回に及ぶ予定で、長い長い。やっと今回で半分だ。

原村での生活は鎌倉の生活より意外にも運動不足になりがち。

なにをするにもクルマに乗らざるを得ないから。


そこでシューベルトの軍隊マーチ♪


山荘の周りをガンガン歩きましょう。


今日もだれもいないな。


人が多いと煩わしいが、あまりに人がいないとちょっと寂しい。


三井不動産の別荘地しゃくなげの丘からアルピコグループのこけもも平へ移動しましょう。

この丸い標識が昔から意味がわからない。

別荘オーナー以外は直進は禁止。しかし別荘オーナーですら直進が難しいところだ。


アルピコグループは最近この木製の看板をあちこちに立てている。


かなりおカネがかかっていそう。ナラの木を使ったように見受けられる。

しかし小さ過ぎて近くに行かないと何と書いてあるのかわからない。「こけももだいら」と書いてあることは近くへ行けばわかる。

しかしその後ろには遠くからでもこけもも平であることがわかる巨大な看板がある。


気持ちいいねぇ。


軍隊行進曲日和だ。

山荘の周りの空気もよく乾いて、気持ちがいい。


高地らしい空。


あちこちにキノコが生える季節だ。


あら、ジゴボウだ。


気持ちよく晴れて眩しいくらいだが、実は寒い。

パーカーをかぶろう。


気温は12度ほどだ。


さあ、歩きますよ。


近所のドウダンツツジ。まだ緑が濃い。晩秋には真っ赤になるけどね。


日陰のドウダンツツジは赤くなるのが遅い。

毎日強い陽に照らされるドウダンツツジは、すでに赤くなり始めている。


温まり、冷えるという気温の上下を感じるドウダンツツジの方が早いみたいだ。

さらに下がりましょう。


庭の手入れを欠かさないという、我が家とは大違いな山荘もある。


まだもうちょっと下がるよ。


振り返ると阿弥陀岳が見える・・・はずだが、雲で見えなかった。


しかし誰もいないなぁ。


とても眺望が開けるところ。


我が山荘からかなり下がって来た。


ここからは上りばかりの苦しい道だ。

いつも紅葉が早いカエデ。


樹によって紅葉の始まる時期は大きく異なる。


まだ周囲にほとんど紅葉が見られない時期から、この木だけは赤くなる。

毎年そうだ。


ススキもあるよ。


赤トンボもいるし。


秋だねぇ。

ススキの再登場。


八ヶ岳西麓のススキをご覧ください。


何が特徴か?

いえ、特にありません。鎌倉のススキと同じ(笑)。

おぉ~、阿弥陀岳が見えた。


原村のシンボル。真東に見える阿弥陀岳。


このカエデ(↓)が毎年ものすごくキレイに赤く染まる。


このカエデが紅葉するには、まだもう少しかかる。

ナナカマドの実があちこちにできている。


我が敷地のナナカマドは赤い実がならないけど。


こけもも平はまだ売ってますよ。


分譲開始から20年以上経つけどなかなか売れないね。

バブル崩壊後しばらくしてから分譲を開始したからね。

おぉ~、私は疲れて来た。


下ったら上がらないといけない。当然のこと。

散歩ルートの一番上にあるのがわが山荘だから、散歩はいつも下りから始まり、帰りが上りというつらい順番だ。

タラの木の上にトンボ。


仮面ライダーを思い出す顔。


腕を出すと簡単に止まってくれるトンボたち。


原村のトンボは人懐っこい。

山荘に戻って来ました。


少しは運動不足解消になったかな。

本日ご紹介したのは山荘からの最短周遊コースなのでした。


カロリー消費したから、酒を飲んでも大丈夫。。。かな?
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