昨日の東京診断士会のIT研は、お茶の水のレキシズルスペースから、「江戸の老舗研究」。発表は浅草の老舗の若店主、N会員である。ここの会場での発表は皆、和服に足袋を身に着けて行う。
老舗の定義はないが、世界最古の老舗は、8世紀の宮大工、金剛組である。ほかに数百年経っているものは、温泉旅館、造り酒屋、呉服店、味噌醤油などである。N会員から、江戸の老舗について一軒ずつ店の特徴などの紹介があった。今の三越など大企業になっている企業もあるが、多くは従業員10名程度のお店である。老舗だけあって商品には特長が多い。
後半はアルコールも入って、発表を聞く。日本酒と肴は、5本の揚げ物だ。名付けて長州ファイブという。このお店でやる研究会の出席は、3回目だが、ネーミングの意味は気が付かなかった。幕末に、密航して留学した、長州の若者5人のことだ。後の伊藤博文、井上馨などが含まれている。日本の歴史の転換点となった人達である。気が付かなかった。