山の辺の道を歩いた後は、三輪駅から、JR万葉まほろば線(桜井線)に乗って一駅、巻向駅で下車。まずは箸墓(はしはか)古墳へ。この古墳は、三世紀中~後半の最古の前方後円墳で、大和王権の初めの頃、日本書紀のヤマトトヒモモソヒメが祭られている。ということは、卑弥呼の墓か、とも言われている。
実は、学生時代、邪馬台国の書籍(大和説、九州説とも)を何冊も読んで、邪馬台国ファンだった。入社試験時の資料で、趣味:邪馬台国と書いたこともあった。その頃から箸墓は有名で、一度行ってみたいと思っていた。なんと50年経って、実現した。
駅から徒歩15分程かな、箸墓は前方後円墳だ。そのくびれの部分を歩く。
箸墓は、宮内庁の管理で立ち入り禁止だ。発掘できれば、古代史上、物凄い発見があるかしれない。
古墳に参拝する。
濠の部分を歩ける。
さて、お次は纏向遺跡、ここから歩いても、さほどでもない。スマホに位置を教えてもらって進む。
さて到着、意外に狭い。
柱、太いから結構な建物だっただろう。
これが石碑。
この纏向遺跡は、かなり広範囲だ。この赤い部分は、ヤマト王権の中心地だった。ヤマト王権は、三世紀後半にこの地に形成され、四~五世紀には日本列島に君臨する勢力(大和朝廷)になった。
2月に取得した飛鳥検定では、飛鳥時代は、六~八世紀。この王権の発祥は、それより三、四百年は古いか。飛鳥の前の、大和朝廷の前の、ヤマト王権、また新しい知識を得たね。
巻向駅に、辻地区大型建物群を復元した絵がある。すごいなあ。