碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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15年を経て甦ったラブソング

2008年12月03日 | 舞台・音楽・アート
ラジオから聴いたことのあるメロディが流れてきた。classの往年のヒット曲「夏の日の1993」である。

ところが、あれれ、歌声は確かにあの2人組なのに、歌詞が違うぞ・・・。

と思ったら、曲が終わってからパーソナリティによる説明があって、何と「冬の日の2009」という“新曲”なんだそうだ。

しかも、あの夏から15年経った、同じ男女が主人公。

宣伝文句としては、「15年前の夏(つまり1993年だね)に恋に落ちて結婚した2人が、様々な経験を経て15年後の冬(つまり現在)に、もう1度あの頃の気持ちのまま恋に落ちる」んだって。

いやあ、笑いました。

自分たちを“一発屋”たらしめたミリオンヒットを、15年後に別バージョンで吹き込んじゃう、その根性というか、執念というか、臆面の無さに、思わず拍手であります。

だって、見方によっては、自作自演の<替え歌>なんだもん。

というわけで(?)、懐かしいclassの替え歌、じゃなかった新曲である「冬の日の2009」は、本日、12月3日の発売であります。

冬の日の2009
class,松本一起,enzo
R and C Ltd.( C)(M)

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土曜に開催したシンポジウムの記事が、
「北海道新聞」に掲載されました。

以下の道新サイトで読むことが出来ますので、
どうぞご覧ください。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/132157.html