本日発売の『週刊新潮』(8月6日号)でコメントしている。
記事のタイトルは、<「日テレ」辞書に「夏目三久」アナ「避妊具写真」の文字はない>。
いやあ、すごいタイトルだなあ(笑)。
問題にされたのは、日本テレビ『おもいッきりDON!』の「ヤフー!検索ランキング」のコーナー。
取り上げた「急上昇した芸能ワード・ベスト5」の中に、当然入っていたはずの「夏目アナ」の名前がなかった、という話だ。
まあ、確かに、主婦向け番組の司会者にとって、あの流出写真は痛い。
本人はもちろん、局としても、番組としても、出来れば“なかったこと”にしたいところだろう。
とはいえ、実際に“なかったこと”のように伝えるのは、それはそれで問題だ。
私のコメントは以下の通り・・・
検索ランキングというのは、いわば“データが全て”の企画。この場合、データを正直に伝える、というのが大前提です。
もし、集計期間を変更するなら、その趣旨を視聴者にきちんと示さねばなりません。
少し大げさに言うと、広義の『やらせ』には、狭義のやらせ以外に、『歪曲』『誇張』『削除』が含まれる。
自分たちに都合の悪い事実を意図的に消した今回は、まさに、削除にあたります。
こんなことを繰り返していては、放送の客観性に対する視聴者の不信感を助長するだけです。
記事には、一方で、フジテレビ『めざましテレビ』のランキングでは、1位に、セクハラ事件で処分された自社「長坂哲夫アナ」の名前が堂々と提示されていた、とある。
いずれにしても、夏目アナの“おもいッきり痛恨事”でありました。