碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

平岡正明さんの“新刊”

2010年04月07日 | 本・新聞・雑誌・活字

平岡正明さんが亡くなったのは、去年の7月のことだ。

まだ68歳だった。

数多い著作の中でも、1979年に出版された『山口百恵は菩薩である』のインパクトは、あのド派手な色彩の表紙と共に忘れられない。

平岡さん本人が亡くなったにも関わらず、平岡さんの“新著”、“新刊”がどんどん出てくる。

不思議な気分だが、こんな現象もどこか平岡さんらしい。

そして、“平岡本”が読めることが、やはり嬉しい。