発売中の『サンデー毎日』(5月2日号)で、「女性キャスター」についてコメントをしている。
見開きの記事のタイトルは、「女性キャスター 春の格付け」。
・・・最初のコメントは冒頭に置かれていて、
「まず、キャスターには3つの要素が必要です」
そう指摘するのは、元テレビプロデューサーの碓井広義・上智大学教授(メディア論)だ。
「第一に『言っていることに間違いがない』という信頼度。次に、自ら意見を言うとき、極端だったり偏ったりしないという安心度。そして好感度」
・・・日本テレビの丸岡いずみアナについては、
「素材はいいのに局側の運用のせいで出番が少なく、印象が薄くてもったいない」と、残念ながらCランクの評価だ。
・・・TBSの青木裕子アナに関しては、
「華があるし、今後は男性問題が出なければメーンも。“恋愛体質”ですが、どれも職場恋愛で、玉の輿願望というか打算的な恋をする人ではなさそう。野球選手と浮名を心配する向きもあるが、自分の立場は理解しているはず」と期待をかけ、Bランクに位置づける。
・・・NHKの有働由美子アナは、
「頭のいい人だから、自分の役割を心得ている。ここが我慢のしどころ」と話す。番組自体は好評なので、今後に期待のBランク。
・・・そして、
碓井教授は、NHK深夜枠の新番組「Bizスポ」に起用された飯田香織(40)を挙げる。
「記者出身で経済に強い。信頼度、安心度は高いし、成長が楽しみ」とAランクへ。
・・・理想のキャスターは? という質問に対して、
碓井教授は「NHKクローズアップ現代の国谷裕子(53)。問題を自分で理解したうえで話している」と高評価。
・・・以上、『サンデー毎日』でのコメントでした。
皆さん、頑張ってください。