碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

しばし眺読(ちょうどく)、『1Q84』BOOK3

2010年04月17日 | 本・新聞・雑誌・活字

村上春樹さんの新刊『1Q84』BOOK3。

発売と同時に品切れ、なーんてことを回避するためだったのだろう。
刊行前からの大増刷で話題を呼んだ。

そのおかげなのか、今日、地元の本屋さんで、フツーに入手。

第1巻、第2巻と一緒に平積みというか、本で組み上げた立方体(笑)
みたいになっていた。

えーと、入手はしましたが、すぐには読みません。

細切れじゃなく、どどどーっと読みたいから。

机の端に置いたり、一番近い本棚に置いたりしながら、しばし、
眺めて楽しむことになる。

“積ん読”ならぬ、“眺読”(造語)です。

しかし、考えてみれば、すでにBOOK1やBOOK2の、物語の流れを忘れている。

一旦、第1巻の最初から読みなおす必要がありそうだ。

果たして、BOOK3のページを開けるのは、いつになるのだろう。

本の帯のコピーは「更に深く、森の奥へ。」

うーん、読みたい(笑)。