NHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』の視聴率が、17~18%台と上向いてきている。
初回14.8%という“史上最低”からのスタートだったのだから、まずは、よかった。
このドラマが始まった頃、「日刊ゲンダイ」のコラムにこう書いた・・・
今のところ視聴率が振るわない原因は、8時ジャストに繰り上がった放送時間にある。
この時間帯の視聴習慣が深く根づいているせいだ。
私自身も8時から「とくダネ!」の小倉智昭オープニングトークをチェックして15分になったらNHKに移動してきたし、いまだに、ついそうしてしまう。
もう少し時間が経てば視聴者も慣れてくるはずだ。
しばし待たれよ。
・・・実際、徐々に視聴習慣がついてきた、ということだろう。
ドラマの展開としては、現在、新婚中。
「貸本漫画家」という不安定な職業の夫(向井理)に戸惑いながらも、女房殿(松下奈緒)は健気にやっている。
水木しげる先生の若き日が、向井さんみたいなイケメンだったかどうかはともかく(笑)、現在の水木先生もまた十分にチャーミングである。
以前、あるパーティでお会いしたのだが、お話がめちゃくちゃ面白い。
BSでいいから、“創作開始60周年”を迎えた水木先生の漫画談義を、たっぷり聴けるような番組、流してくれないかな、と思う。
ということで、私は明朝も8時に、吉岡聖恵サンの「ありがとう~♪」の歌声と共に起床します。