碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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『日刊ゲンダイ』で“注目キャスター”についてコメント

2010年04月09日 | メディアでのコメント・論評

『日刊ゲンダイ』(9日付)の記事「春改編の“開幕週”を制した注目キャスターは誰か」に、コメントが掲載された。

記事は、NHK「あさイチ」の有働由美子、NTV「ニュースエブリィ」の丸岡いずみ、TBS「NEWS23クロス」の青木裕子のお三方を面々を比較している。

有働さんは「番組を仕切ろうとする姿勢が視聴者の鼻につくようで」苦戦、らしい。

“奇跡の38歳”(ってのも凄いキャッチフレーズだよね)と呼ばれる丸岡さんだが、視聴率は「リアルタイム」時代より下がって、6%を切ってしまった。

で、私のコメント部分がある・・・


何がマズイのか。上智大教授の碓井広義氏(新聞学科)がこう分析する。

「丸岡は『ミヤネ屋』の宮根誠司にいじってもらってブレークしました。しかし、『news every。』の藤井貴彦アナは堅実派で、宮根と一緒だった時のようにはいきません。月が太陽を失ったように、輝きを失ってしまったことが丸岡の敗因だと思います」

有働、丸岡を尻目に「NEWS23クロス」の青木裕子が予想以上に株を上げている。

「メーンキャスターの膳場貴子、アンカーの松原耕二、特集キャスターの萩原豊の3人は暗い感じがして、お通夜みたいな雰囲気があります。それを青木が持ち前の明るさでカバーしている。また、青木なりにスポーツの勉強をしている様子がうかがえる点も好印象です」(碓井広義氏)

勝者は“大穴”の青木で決まり。


・・・だそうです(笑)。