碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで(書評を)書いた本」 2012.02.06

2012年02月06日 | 書評した本たち

2日に1度はアマゾンから本が届く。

というか、2日に1度はアマゾンに注文しているからだけど。

それでいて、パッケージを開ける時、何が入っているだろうと、その都度どきどきする(笑)。

今日届いたのは、内田樹・中沢新一『日本の文脈』(角川書店)と、佐藤卓己『現代史のリテラシー』(岩波書店)でした。


さて、今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
 
岡崎武志 
『古本道入門~買う楽しみ、売るよろこび』 中公新書ラクレ

小長谷有紀 
『ウメサオタダオと出あう~文明学者・梅棹忠夫入門』 小学館 

久住昌之 
『昼のセント酒』 カンゼン 

ジョン・クリーランド 小林章夫:訳
『ファニー・ヒル~快楽の女の回想』 平凡社ライブラリー


・・・エロス文学の古典「ファニー・ヒル」、懐かしかった(笑)。

しかも、本学英文学科の小林章夫先生による新訳だ。

ただ、あの小林先生が、あの「濃厚なシーン」のあれやこれやを、こつこつ訳している光景を想像して、ついニヤリとしてしまいました。


* 上記の本の書評は、『週刊新潮』(2月9日号)
  に掲載されています。